【南アフリカ】アタラクシア、ポールクルーヴァー2種を利く

こんにちは、HKOです。
昨日に引き続き、本日は南アフリカのいくつかのワイナリーのフラッグシップを利いていきます。


【データ】
シモンシッヒは南アフリカ ステレンボッシュに1953年設立されたワイナリー。マラン一族が所有しています。
スパークリングやスティルに複数の銘柄を持っていますが、フラッグシップはこのティエラにあたります。
ティアラは96%をフレンチオーク、4%をアメリカンホワイトオーク樽で16ヵ月熟成。20%は新樽を使用。

ポールクルーバー・ワイナリーは、ケープタウンの中でも冷涼なエルギン地区の家族経営のワイナリー。最も南アフリカて注目される生産者です。フランス ブルゴーニュ地方とほぼ同じ気候で涼しい気候となっている。
畑の標高は280-400m。樹齢6-25年。その中で最も良質の畑のブドウを更に収量を抑えて収穫。始めは自然発酵。その後、ブルゴーニュ酵母を入れて発酵。その後フランスの5社から取り寄せたフレンチオークで11カ月熟成(新樽20%)。最終的に一番良い樽だけを選んでブレンドして瓶詰め。

ワインメーカーの南アフリカを代表するウォーカーベイ地区のワイナリー、ハミルトン・ラッセルで醸造責任者を務めたトップワインメーカー。その後、海外で経験を積み、2004年、ヘメル アン アードにアタラクシアを設立。
テロワール主義、不干渉主義でワインを醸造。畑はヘメル アン アードの標高400m、ヘメル アン アード リッジ。(ケープ アグラスの西まで約35kmに渡る地区)。リッジ、ヴァレー、アッパーヴァレーの3つの小地区の中でも更に冷涼な場所で畑はより涼しい南斜面を向いている。
今回のアタラクシア ピノノワールは収穫後、発酵前に10日間のコールドマセラシオン。オープンタンクでの22日間の発酵(最高で28度)。発酵中は、1日2回のパンチダウンを行う。その後プレスされ、225Lのフレンチオークに移して100%マロラクティック発酵。そのまま11ヶ月熟成(新樽21%)。



【テイスティングコメント】
生産者: シモンシッヒ
銘柄: ティアラ 2011
品種: カベルネソーヴィニヨン66%、メルロー21%、プティ・ヴェルド9%、カベルネフラン4%

かなり強烈なロースト香と浮いたような生乳を思わせるMLFの香りが主体的。品種こそボルドーブレンドだが、ボルドースタイルというより、オーストラリアのワイナリーに近い重厚な仕上がりになっている。パワフルかつリッチな作り。ドライフラワーやエナメルリムーバーなど。炭焼き、ガソリンにも近い樽香、そして生乳クリームのような香り。そしてブラックベリーやカシスのような果実味がそれぞれ独立して存在している。シロップやキャラメル、燻製肉。インクの様なアルコーリックさ。鰹節、オリエンタルスパイスの香り。
カノンコップやミヤルストがボルドースタイルを行っているが、こちらは根本から違う形。新世界的。
ただこちらの方が酸味が鋭い。そしてタニック。多少熟成感があり旨味を感じる。


生産者: アタラクシア
銘柄: ピノノワール 2014
品種: ピノノワール100%

外観は透明度の高い、少し橙を帯びたルビー。
面白いワイン。ヴィンテージ的には非常に若いが、枯葉や下草を思わせるほのかな熟成ニュアンスを感じさせる。
クランベリーや木苺の様な果実味と共にほのかな上白糖の様な甘さが降り混じる。よく熟成したブルゴーニュのピノノワールに通じる熟成香がある。
パウンドケーキやキノコ、ドライフラワーの様な落ち着いた華やかさ、野生的な生肉など。そしてハチミツやクミン、グローヴなど。
熟成感のある香りが主体的だが、果実味は非常に若々しく甘やかで不思議な風味を感じさせる。
完成度自体は非常に高い。
酸は柔らかく、タンニンも穏やか。膨らむ旨味があり、優しいタッチの味わい。キノコや木苺、濡れた木のような余韻が残る。


生産者: ポール クルーヴァー
銘柄: セブン フラッグス ピノノワール 2015
品種: ピノノワール100%

外観は赤みを帯びたルビー、粘性は低い。
凝縮感が強く、ギュッと引き締まった様な果実味がある。
ブルゴーニュ的ではないが、果実の凝縮度は村名~1級クラスではあると思う。ブルゴーニュというよりも繊細な作りをするカリフォルニアのピノノワール。
よく熟したダークチェリーやブラックベリーのコンポート、ミルクの様な滑らかさ、ほのかな茎の様な青さや濡れたスミレの花、ブリオッシュやパウンドケーキなど、果実味とはなやかさのバランスが取れている。樽香は控えめ。鞣し革、ほのかにベーコンの様な燻香。ローリエ、オレンジピールの様なニュアンスを感じる。
酸は天鵞絨的で緻密、タンニンは厚みがあるが滑らか。
ミルクの様な滑らかさと共にフレッシュなダークチェリーとブラックチェリーの果実味が感じられる。



【所感】
南アフリカ第二弾になります。
今回はポール クルーヴァー、アタラクシア、シモンシッヒの3本です。
まずはシモンシッヒのティエラ。
物凄い樽のロースト香が強く、炭焼きやオイル感を感じるほど。
MLFの要素もあるのですが溶け込んでおらず、生乳の要素が少し浮いて見えます。風格はあり、フラッグシップらしく大変リッチですが現状ではややバランス感の悪さを感じます。
抽出も強くアルコール感も顕著。かなり作り込まれたワインだと思います。ボルドー的ではなく新世界的。
黒系果実の要素もありますが、醸造的な要素が前に出ている様に思えます。
熟成によって馴染んでくるとは思うのですが、これでも既に6年経ってるんですよね...難易度の高そうなワインでした。
酸味・タンニンも強いです。

お次はアタラクシア。品種はピノノワール。
非常に面白いワインです。繊細で瑞々しいのですか、若いにもかかわらず不思議な熟成香とオレンジを帯びています。
濁りとかはあまりないので、不良、という訳では無さそうですが、不思議とエイジングされた様な印象を受けるあたり、醸造起因でしょうか。これ、別のヴィンテージはどうなんでしょうね。
ちょっとわからないですね。
赤系の溌剌とした果実と共に甘い香りが漂うのですが、そこに森の下草や枯れ葉、キノコ、クミンの様なニュアンスが混じります。これが謎ですね...
ただ非常に美味しくて、若々しい果実味と共に複雑な熟成香を感じられるのも良いですし、柔らかい酸やタンニン、丸みのある旨みはかなりレベルが高いと思います。
薄旨系ピノノワール。美味しいと思います。

最後はポール クルーヴァーのフラッグシップであるセブンフラッグス ピノノワール。
アタラクシアとは全く異なったワインで、カリフォルニアの中でも繊細なタッチを得意とする生産者のピノノワールにも良く似ていると思います。ブルゴーニュというには果実味やMLFが目立ちすぎている。でもかなり美味しいです。
まず凝縮感が非常に高く、引き締まった様な果実味が軸になっていて、そこにコンポートやミルクの様な滑らかさ、そして茎の様な青さとスミレの様な花の香り。
樽香こそ控えめですが、冷涼なピノノワールの良さは存分に感じる事ができます。オレンジやなめし皮、ベーコンなど香りは多岐に渡り複雑さもあります。
かなりいいですね。アタラクシアも良いですが、こちらの方が王道的な美味しさがあります。

タイプは本当に多岐に渡るんですけど、基本的にはどれも良くて、流石だなと。色々なスタイルを許容出来るバリエーションがあるんだなと。
南アフリカは今みなさん追ってると思いますが、僕もボチボチ見てきます。

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【南アフリカ】ブーケンハーツクルーフ、シラー含む3種類を利く

こんにちは、HKOです。
今国内の南アフリカで最も注目を浴びているワイナリー、ブーケンハーツクルーフです。


【データ】
ブーケンハーツクルーフは南アフリカのフランシュック地区に1776年に設立 された最古のワイナリーの一つ。醸造は南アフリカの天才ワイン醸造家と称されるマーク ケント。エレガントで力強いローヌスタイルを目指しています。
ワイナリーはフランシュック地区の山々に囲まれた谷にあり、東向き斜面の25haのブドウ畑。日照時間が少なく生育が遅いため、長い成熟期間により複雑なテクスチャを生み出します。
フラッグシップは7つの椅子が並ぶラベルのブーケンハーツクルーフシラー、カベルネソーヴィニヨン、セミヨンの3種類。
シラーは選果、破砕、発酵前に低温保管。大部分を除梗し、4日間の低温浸漬。1週間半程度の発酵を行い、ピジャージュはわずかに行います。マロラクティック発酵を行いながら、2、3年の中古樽で27カ月熟成。
カベルネは5日の低温浸漬。日当たり3回のルモンタージュを2週間行う。シラーより若干高い温度で発酵。スロベニアンオーク新樽100%で27カ月熟成。
セミヨンはローム含有率の高い土壌に1902年に植えられた古木と砂が多い土壌に1942に植えられた古木を使用。葡萄は全房でプレスの上24~48時間静置される。MLFは実施。 100%フレンチオーク新樽を使用しているが低温の為、要素の抽出は最低限に抑えられる。13カ月熟成。


【テイスティングコメント】
生産者: ブーケンハーツクルーフ
銘柄: シラー 2015
品種: シラー 100%

外観は黒に近いガーネット、粘性は高い。
オーストラリアの様なコテコテさではなく、洗練された北部ローヌを思わせる作り。シャーヴ的な感じではなく、ポールジャブレエネ系。
甘酸っぱいブルーベリーガムやプラムなどの黒系果実のジャムの様な果実味。スパイシーな黒胡椒のニュアンス。非常に華やかで薔薇やスミレの様なアロマオイルのニュアンスが感じられる。少し燻製肉の様な獣っぽいニュアンス。炭焼きや漢方、エナメルリムーバー、ユーカリなど。
香り同様酸もシャープで非常に華やか。タンニンもしっかりとしているが、酸の方が目立つ感じ。口の中で丸みを帯びる。高級感がある。
華やかな薔薇やスミレとミルク、シロップの様な甘露さが鼻から抜ける香りがある。


生産者: ブーケンハーツクルーフ
銘柄: フランシュック カベルネソーヴィニヨン 2015
品種: カベルネソーヴィニヨン94%、カベルネフラン6%

外観は黒に近いガーネット、粘性は高い。
ボルドーのグランヴァンに近いバランスだが、グッドヴィンテージに近い甘露さがある。充実した甘露さはあるが、南ア特有の引き締まった酸がある。
ミルクポーションやオーク樽。焼いたゴムのようなロースト香。カシス、ブラックチェリーの熟した甘やかな果実味がある。黒糖やバニラ、ワッフルやブリオッシュなどの甘露さがある。抽出は程よく、スミレの砂糖漬け、ベーコンやユーカリなどのニュアンス。グローヴなど。パンを思わせるトースト香。
ピーマンの様な青さはほとんど感じられない。
酸はしっかりとあり、グリセリン感とともに心地よい滑らかなタンニンが感じられる。フレッシュな黒系果実とバニラを思わせる余韻がある。


生産者: ブーケンハーツクルーフ
銘柄: ノーブル レイト ハーヴェスト 2014
品種: セミヨン100%

外観は濃いイエローで粘性は高い。
ソーテルヌと比べると多少凝縮感に欠ける部分はあると思うが非常に近いところに行っていると思う。
白桃や花梨の様な濃密な果実味、甘露さがあり、黄桃感は少ない。よりフレッシュな印象を受ける。カマンベールチーズ、ハチミツ、白い花や杏の様な風味が感じられる。
白胡椒、濡れた木など。
甘露さは相当なもので、白桃シロップを頂いている様な糖度。ただソーテルヌと比べると少しさっぱりとしているというか、チーズ的な複雑さはありつつも、余韻はさっぱりとする形で作られている。



【所感】
という感じです。
ブーケンハーツクルーフ、本当に手に入りにくくなりました。
ほんの2年ほど前は値段も安くすごい美味しい、という感じでしたが、今やグランヴァンほどではないにせよ価格も高騰し、お得感は少し薄れている様な気がします。ただ旨さはさすが、と言ったところ。
シラーもカベルネソーヴィニヨンも極めてフランスの王道を行く作風になっています。
ざっと所感を言うと、シラーは北部スパイシー系、カベルネソーヴィニヨンはメドック格付け系、ノーブルレイトハーヴェストはさっぱりとしたソーテルヌ系だと感じました。雑ですね、すいません。

まずはシラーから。
今年も大変よく出来ているのですが、ちょっと毛色が変わったかな、と。2011年のシラーがシャーヴ的だったのですが、今回はポール ジャブレ エネやシャプティエのタイプに似ているかも。
果実味の凝縮度の高さ、瑞々しさというより、ジャミーさはありながらも、黒胡椒のスパイシーさがとても表出している様にも思えます。燻製の様なニュアンス、漢方など複雑さが感じられる。
古式ゆかしい北部といった感じです。さすがですね。
安易にバロッサヴァレーのシラーズやギガルの様なスタイルに寄らない事に好感が持てます。
北部ローヌの最高クラスのワインと言ってもあまり違和感はないかもしれません。

次にカベルネソーヴィニヨン。
これもとても上手く作られていて、非常にメドック格付け的なバランスで作られている様な気がします。
流石に1級格付け的とは言えませんが、2~3級にいそうなタイプしてます。しかもグレートヴィンテージ的。
前回のステレンボッシュは「1級のオフヴィンテージ的」だと申しましたが、今回はこんな感じ。バランスの問題ですかね。
ちなみに甘露な果実味が大変目立っています。でもカリフォルニアやオーストラリア的では全くない。
果実味とMLF、樽香のバランスが大変ボルドー的なんですね。
抽出も適切で、堅牢すぎず、風格はありながらも親しみやすい作りになっています。
厚みはないけど、甘露な果実味。そこに絡むミルクポーション、ワッフル、ローストした樽香。非常にバランスが良いですね。
美味いです。

最後はノーブル レイト ハーヴェスト。
こちらは甘口ですが、とても良く出来ています。
やはりこちらもフランス的というか、ソーテルヌに近いと思うんですけど、どこかこざっぱりとしていて、シンプルな作りになっているかと思います。
黄桃的なねっとりとしたソーテルヌに対して、白桃の様な少しサラッとした質感で、酸味もやや強めに出ているかと。
それ以外の副次的な要素はソーテルヌそっくりでカマンベールやハチミツの要素を含んでいます。
高級感はあり素晴らしいのですが、じゃあソーテルヌに対して圧倒的に価格的に優位だよね?というと特にそんな事はないかなと。とても美味しいんですけど。
手には入りにくいんでコレクター向けかもしれません。

毎度のことながら、ブーケンハーツクルーフ素晴らしいです。
南アフリカのやや冷涼な気候の影響を反映させた高クオリティのワインが出来つつあります。極端なバランスに振れないので、その分差別化、カルト化にはなかなか難儀かもしれませんが、コスパでは計られないワインがどんどん出てくると良いですね。












【カリフォルニア:62】イ プルーリバス ウナム 、ボンドエステート旗艦銘柄

こんにちは、HKOです。
本日はボンドのプルリバスです。



【データ】
ハーランエステートこそカリフォルニア最高峰のカルトワイナリーと言って差し支え無いでしょう。
もともとハーランエステート1種類のみのワイナリーでしたが、95年にはセカンドワインの「ザ メイデン」を、99年にはハーランの別プロジェクトであるボンドエステートから単一畑の「メルバリー」「クエラ」「セントエデン」「ヴェシーナ」「プリュリバス」そしてマルチヴィンヤードの「メイトリアーク」がリリース。それらのいずれも驚く程評価が高くワインアドヴォケイトでは5回(94,97,01,02,07)、ボンドを含めると7回(01セントエデン、07ヴェシーナ)の100点を取得しています。
もともと不動産業界に活躍していたウィリアム ハーランが1980年代半ばにオークヴィルの西に位置する標高100~180mの丘陵(裾野にはモンダヴィのト カロンがあります)を購入。ロバート レヴィを栽培責任者・醸造長に、ミシェル ロランをコンサルタントに迎え、カリフォルニア最高峰のワイナリーはスタートしました。
その後高い評価を受けていきますが、99年には別プロジェクトのボンドエステートを立ち上げています。マルチブレンドのハーランに対して、ナパのテロワールを緻密に再現したシングルヴィンヤードのボンド。
基本的には製法は畑に合わせて行われています。
ブドウの栽培は徹底した収量の抑制が成され、収穫はタンニンと糖度が上がりきった遅い時期に手作業で(小さいトレイに入れながら)行われています。 収穫した後、除梗(完全除梗)と手作業による3回の厳しい選果を実施。ステンレスタンクとオーク製のバリック樽を併用し、基本的に高い温度で1ヵ月以上発酵を行います。そしてフレンチオーク新樽(ミディアム ロースト)100%にて25ヶ月程度熟成。マロラクティック発酵は熟成過程で実施。清澄、濾過せずに瓶詰めする。
今回のプルリバスはスプリング マウンテンの壮大なスロープにある火山性岩盤の険しい畑。初ヴィンテージは2003年です。



【テイスティングコメント】
生産者: ボンド エステート
銘柄: プルリバス 2013

外観は濃いガーネット、粘性は高い。
濃厚で目の詰まった凝縮した果実味に満ちている。そのベースの上に樽とMLFが調和し、シルキーかつボリューミーな体躯を形成している。強烈なワイン、それでありながらスタンダードなカリフォルニアのカベルネの最上級たる風格を感じる。
キャラメルトフィーやミルクポーションの様な甘露かつ滑らかなタッチ、ブラックベリーやカシスのコンポートの様な果実味、ローストしたシダーの様な焦げ香、バニラなどの要素が主軸となる。やや土っぽさがあり、丸みがある。
なめし皮、ピーマンの様な青い風味は一切ない。
トースト、シナモン、クローヴ。ベーコンなど。
徐々に甘酸っぱさも現れる。
タンニンと酸のバランスが素晴らしく、シルキーで滑らか。ふくよかな果実味と甘み、グリセリン感、エレガントな酸があり、非のうちどころのないワインになっている。



【所感】
素晴らしい。
全く非の付けどころが無い完璧なカベルネソーヴィニヨン。
堅牢な体躯ではなく、親しみやすくリッチで非常に豪華な作りとなっています。強いて言えばムートンあたりに近いかもしれません。
さりとて果実味は完全にナパヴァレー王道のものとなっていて、ビッグな果実味に滑らかさを与えるMLF、そしてウイスキーにも似た樽の豊かで香ばしい香りが調和。ほのかな青さや土の要素が複雑さをもたらしている。強烈なインパクトと豪華さがあり、ヴィンテージ的な差異があるかもしれませんが、ヴェッシーナやクエラと比べてもよりパワフルな体躯があるように思えました。
※例年プルリバスはクエラ、ヴェッシーナより評価的には低いです。今回でいうとパワフルさの断面でセントエデンにも近いような気がしています。
極めて偉大なワイン。
ポイントがもう一つ。酸の美しさ、流麗さにあります。
極端にタニックというわけではなく、グリセリン感に包まれたほのかな甘さがあり、そこに綺麗な酸が乗ってきます。
完璧なハーランエステートと比べると個性がありますが、ともすれば強すぎるハーランと比べるとより優しさを感じます。
そういう意味だと若くして飲みやすくなっていると思います。

熟成したボンドは飲んだことがないので、今度は熟成を経て飲んでみたいですね。


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【カリフォルニア:61】シン クア ノン 2017年リリース2種


こんにちは、HKOです。
本日はSQNの2014年です。



【データ】
シン クア ノンはマンフレッド クランクルが運営するサンタバーバラの生産者。ポートフォリオはコロコロ変わるので、イマイチ掴み難いんですが、僕の知ってる限りだとグルナッシュ、シラー、シャルドネ、ルーサンヌ、ヴィオニエ、それらの混醸。(ワインアドヴォケイトもバレルテイスティング時のものは名称を明確に書いていませんでしたね。「まだ名前がない白ワイン」...とかそんな。)南仏の匂いのするカリフォルニアカルトの生産者ですね。
初リリース以降キュヴェ別にラベルは毎年異なるデザインが用いられ、同じラベルは二度と使用されません。
今回は2種。シラーの赤、そしてルーサンヌの混醸の白。

・ピラニア ウォーターダンス
品種:シラー81% プティ・シラー8% ムールヴェードル6% トゥーリガ・ナシオナル4% グラシアーノ1%
すべて自社畑より収獲。Eleven Confession Estate35%、
The Third Twin Estate34%、Cumulus Estate31%
醸造:全体の74%を除梗し、上面開放型の発酵槽にて発酵。フレンチオークバリックにて26ヶ月熟成。(新樽率54%)

・ライトモチーフ
自社畑のイレブン・コンフェッション、キュミュラスから合わせて70% 残りの30%が ビエン・ナシドから。
ブドウ品種はルーサンヌ46%、シャルドネ22%、プティ・マンサン13%、ヴィオニエ11%、マルサンヌ8%のブレンド。
コンクリート・エッグ・タンク45%、55%に木樽を使用。
同容器内にて19ヶ月の熟成。

-畑について(インポーターHPより)-
◾︎自社畑
・ELEVEN CONFESSIONS
サンタ・バーバラの東、サンタ・リタ・ヒルズに位置する22エーカーの畑です。主にシラーとグルナッシュが栽培され、少量のヴィオニエ、ルーサンヌも作られています。比較的涼しい気候で、11月頃収穫されます。熟成がゆっくりと進むため、風味の豊かな果実が採れます。
・CUMULUS
サンタ・バーバラの南、オークビューに位置する畑で、シネ・クア・ノンのワイナリーもここにあります。いくつかの区画があり、シラー、グルナッシュ、ルーサンヌの他、プティ・マンサンやトゥーリガ・ナシオナル、ムールヴェードルやプティ・シラーが栽培されています。比較的暖かく、通常一番最初に収穫が行われます。
・THE THIRD TWIN
セントラルコーストの街、ロス・アラモス近郊に位置する、2010年に購入した畑です。樹齢10年ほどのシラーやプティ・シラーが植えられています。砂質土壌で、全て自根葡萄です。
・MOLLY AIDA
サンタ・マリアの東、テパスケット・キャニオンに位置します。標高1800フィートの畑に、2012年の春ムールヴェードルを植樹しました。

◾︎契約畑
・WHITE HAWK
THE THIRD TWINから程近いところに位置する畑です。砂質土壌で、シラーが作られています。
・BIEN NACIDO
サンタ・マリアにある畑です。この畑のシラーから、最初のシネ・クア・ノン“Queen of Spades”が生み出されました。現在はシャルドネなどが栽培されています。



【テイスティングコメント】
生産者: シン クア ノン
銘柄: ピラニア ウォーターダンス 2014
品種: シラー81% プティ・シラー8% ムールヴェードル6% トゥーリガ・ナシオナル4% グラシアーノ1%

外観は濃いガーネット、粘性は高い。
濃厚だが、広域に伸びる凝縮感に寄ったタッチのワイン。
剥き出しの引き締まった果実味のシラー。
スパイシーな黒胡椒、甘露なシロップの香りが充満し、アンズのジャム、熟したブラックベリーの果実味。熟しているものの、適度な酸を感じさせるタッチ。エナメルリムーバーやラベンダーの様な華やかな香りもある。毛皮や鉄分などの要素も強め。ミルクティー、ユーカリ。
焼いたゴムの様なロースト香、燻製の様なニュアンス。
鉄観音の様な葉の香り。ジンジャーブレッドの風味もある。
グリセリン感が突出し、タンニンは滑らか、酸は生き生きしている。タンニンの毛羽立ちは無く、綺麗な酸と素直な果実の甘み、酸味に満ちている。余韻にはアンズのジャム、ブラックベリー、MLFの滑らかなタッチが残る。



生産者: シン クア ノン
銘柄: ライトモチーフ 2014
品種: ルーサンヌ46%、シャルドネ22%、プティ・マンサン13%、ヴィオニエ11%、マルサンヌ8%

外観は黄色い色味の強いイエローで、粘性は高い。
構成としてはルーサンヌとシャルドネが主体の様だが、どこかシュナンブランを感じさせる旨味がある。オイリーなミネラル感も豊か。
クリアなタッチだが、果実はとても熟している。
白胡椒。花梨やパイナップルの様な果実味の後、徐々に黄桃のコンポートを思わせる甘さが現れてくる。杏仁豆腐やバター、ブリオッシュなどの甘露さ。上白糖。
ハチミツのようなニュアンス。白い花のニュアンスがある。とても豊かな厚みがある。
美しい酸とそれに伴う豊かな旨味がある。じわっと広がる黄桃や杏仁豆腐のニュアンス。ふくよかでさりとて酸の低さを感じない。引き締まったワインになっている。
余韻にほのかな甘みがある。


【所感】
今回は2014年ヴィンテージのシンクアノンです。
1本は得意のシラー、そして毎年お馴染みのルーサンヌを主体とした白ワインです。
まずは赤から。シラーを主体としつつもカリフォルニアの固有品種のプティシラー、そしてムールヴェードル、ポルトガルの土着品種トゥーリガナショナル、スペイン品種のグラシアーノを混醸している。
あまり見ない複雑なアッセンブラージュです。
結果、シラー(シラーズ)の華やかで凝縮したタッチに、フレッシュさと美しい酸味をもたらしています。
シラーのプラムやブラックベリー、黒胡椒的なスパイシーなニュアンスに乗る、アンズのジャムのような甘酸っぱい濃密な甘露さがあります。
華やかさは健在で、ややアルコーリックなエナメルリムーバー、ラベンダーの華やかさ、そしてユーカリ、鉄観音の様な清涼感が感じられます。この全体の中に於いてはミルクティーやロースト香はやや控えめに配されています。
従来のシンクアノンのシラーと比較すると、凝縮感はありつつも酸味寄りのバランス。それでいて完成度が高いです。
アタックから舌触りに至るまで毛羽立ちや収斂性のキツさはほとんどなく、余韻は滑らかなタッチが残る。
さすがはシンクアノン。突出したレベルの高さです。

次に白のライトモチーフ。
シンクアノンの白としては従来のタイプとかけ離れた作りのルーサンヌ。前回のレジストが糖蜜や白桃、フルーツヨーグルトを思わせる様なリッチで濃密な作りでしたが、今回のライトモチーフは飾り気の少ない果実本来の要素を前に押し出したシンプルな作りになっています。
個人的には従来のタイプの方が好みで、それを期待していたので、少し拍子抜けの印象です。
南アのシュナンブランにも似た果実の濃密度+穀物感が前に出たタイプで、加えてルーサンヌというよりヴィオニエ的なフレッシュも伴います。
いわゆるルーサンヌ、マルサンヌの南仏的なアッサンブラージュから想起される様なワインではありません。
ややオイリーなミネラル感があり、クリアさを助長しています。花梨やパイナップルを思わせる甘みを感じさせる要素に杏仁豆腐、ブリオッシュの要素など。
甘い香りは伴うのですが、いわゆるクリーミーなタイプではなく、フルーツのシロップ漬けに近いかも。蜂蜜などもあります。こちらも酸味がやや強めに効いています。

今回の2014は少なくともこの2本を見るに酸の表現にはすごくこだわっている様に思えます。
フルーティーで華やか、凝縮感のあるワイン、例えばシャーヴの様なスタイルが得意かと思っていましたが、結構大きく変えてきたような気がしています。
想像とかなり違かったのでそこは違和感がありましたね。正直。
ただ相変わらずそうはいっても素晴らしい完成度で、流石と言わざるを得ないクオリティの高さを感じました。




【カリフォルニア:60】キスラー ヴィンヤーズ テイスティング(Part2:赤)

こんにちは、HKOです。
本日はキスラーの赤となります。どうぞ。



【データ】
キスラーは1978年にルシアンリヴァーヴァレーに設立されたカリフォルニア最高峰のシャルドネを算出する生産者。収量を抑え、丁寧な栽培を行った樹齢の高いシャルドネやピノノワールは収穫後選果され、それぞれのキュヴェに回される。除梗は100%。発酵には100%自然酵母を使用している。
醸造工程はそれぞれ異っている。

◾︎シャルドネ
マックレアヴィンヤードはソノママウンテンの12haの石灰岩と火山岩の混じった畑。MFLを行いフレンチオーク新樽50%旧樽50%で11-18ヶ月熟成を行う。
ダットンランチはソノマカウンティの中心部に位置する創立当初から存在する畑。
ストーンフラットヴィンヤードは2005年初リリース。カーネロス西側に位置する川から流れてきた丸い石が沢山存在する冷涼な畑。

◾︎ピノノワール
キスラーヴィンヤードは1979年から所有する自社畑、キスラー・ヴィンヤードは山の尾根の上に位置しています。
一方に海、他方にルシアン・リヴァー・ヴァレーを臨むこの畑の土壌は砂岩を中心にした構成。
キュヴェ ナタリー シルヴァーベルトヴィンヤードは2006年からリリースされているキスラーのトップキュヴェの一つ。
キュヴェ名の「ナタリー」は、スティーヴ・キスラー氏の三女の名前。隆起した赤い、鉄と砂利の混じった土という特異な土壌の畑。

他にフラッグシップはキュヴェ キャスリーン キスラーヴィンヤード (Ch100%)、キュヴェ キャサリン オクシデンタル ステーション ヴィンヤード (PN100% 現在はオキシデンタル)、キュヴェ エリザベス ボデガ ヘッドランズ ヴィンヤード(PN100% 現在はオキシデンタル) が存在する。

オキシデンタル ワインズはキスラーのスティーブキスラーが、2013年にソノマコーストでスタートした新プロジェクト。
使用する畑はオキシデンタル ステーション ヴィンヤードとボデガ ヘッドランズ、SWKヴィンヤードの3畑のみ。
フラッグシップのSWKヴィンヤードは同名畑の単一、キュヴェ エリザベスはボデガ ヘッドランズ、キュヴェ キャサリンはオキシデンタル ステーション ヴィンヤードの単一畑。ソノマコーストはこの2つのキュヴェのアッサンブラージュ。収量は30hl/ha、厳密なグリーンハーヴェストか行われ、収穫は夜間に行われます。除梗はせず、天然酵母を使用して全房発酵。ピジャージュは最低限に。新樽25%、MLF後5ヶ月熟成後無濾過無清澄で瓶詰めされます。




【所感】
生産者: キスラーヴィンヤーズ
銘柄: キスラーヴィンヤード ソノマ コースト ピノノワール 2014

スパイシーさがありつつも洗練されたピノノワールとなった。瑞々しい果実味に加え、今回はMLFは控えめに、抽出は強め。華やかさと凝縮感を伴う作り。
熟したストロベリーやダークチェリーの様な黒系、赤系果実のジャムの様な果実味、スミレや鉄分を感じさせる華やかさ、そして茎の様な青い風味。多少キャンディ香。
の様なフレッシュさがある。鉄観音や焼いたゴム、ドライフラワー。燻製肉、ユーカリ、シナモンの様な要素。
酸味と共に心地よい旨味と鉄分、青さ、いちごの様な甘い果実の余韻が広がる。タンニンはかなり控えめで滑らか。
ほのかに余韻に苦味がある。


生産者: キスラーヴィンヤーズ
銘柄: キュヴェ ナタリー シルバーベルト ヴィンヤード ピノノワール 2014

ソノマコーストの果実味をより強くし、MLFの要素も感じさせる。バランス感として上白糖やシロップを思わせる果実味の甘露さにミルクティーの要素を主軸にしながらも華やかさも豊かになっている、全房らしさもありながら、すこしその部分は落ち着いている。
スミレや鉄分の様な強い華やかさを軸に、上白糖の様な甘露さを持ったジャムの様な熟したストロベリーやダークチェリーの果実味。パウンドケーキやバニラ、ほのかな土の要素。
ユーカリやシナモン、そしてクローヴなどの要素も感じさせる。
果実味は新世界的だが、全体を見るとブルゴーニュの中でも上位に近い様な作りをしている。樽は控えめながら、房や抽出は近いものがある。
豊かな酸味とタンニンがある。果実の凝縮感に富んでいて果皮の華やかさと共にダークチェリーやパウンドケーキの様な甘やかさの余韻を感じる。苦味は少ないが、酸味のエッジがすこし経っている。


生産者: オキシデンタル(キスラーヴィンヤーズ)
銘柄: SWKヴィンヤード ピノノワール 2013

樽香。そしてスミレ、なめし皮を思わせる華やかさを軸にしながら、ナタリーにも感じられる強い果実の凝縮感、甘露さを感じさせる。青さはナタリーより感じる。
シガーやコーヒー、ゴムの様な樽香、海苔の様な樽香、そして鉄やなめし皮の様な強靭な華やかさ、オイリーさを主軸に、厚みのあるダークチェリー、ブラックベリーの様な果実味が感じられる。キャラメルトフィーやメイプルシロップの様な甘露さが徐々に現れる。そして茎の様なニュアンス。
生肉、ユーカリ、そして、シナモンやクローヴの様なニュアンスが感じられる。
果実味や樽、抽出は新世界的。かなり強めに作られていて、ブルゴーニュ感は青さからしか感じ取れない。
この中だと最も凝縮感に富む。
酸味豊かでタンニンも強めになっている。やや酸味の方が立っているか。スミレの様な華やかさ、ダークチェリーの様な果実味、引き締まった酸があり、余韻は長い。苦味も控えめ。



【所感】
やはりキスラーのピノノワールは素晴らしい。
シャルドネが素晴らしいのは当然として、ピノノワールもカリフォルニア最高峰と言っても過言では無いくらいにはレベルが高い。
今回はフラッグシップ中心。
キスラーヴィンヤード、そしてキュヴェナタリー、オキシデンタルですからね、超豪華。
まず共通して感じられるのがストロベリーを中心とするキュートな赤系果実の果実味ですね。これがキュヴェごとに厚さに差分はありながら共通しています。そして抽出の華やかさですかね。
これらが中心となります。
大体のキュヴェごとの特徴を言うと、キスラーヴィンヤードは
果実味が瑞々しく、華やかさ、鉄分が目立った形となります。
果実の熟度が他のキュヴェに比べると控えめで、やや青さも感じます。除梗は100%なので何故か、というところはあるのですが、茎の様な、ハーブの要素が目立っています。
果実味の方向性的にはカリフォルニア的ですが、この中では最もバランス感でいうとブルゴーニュ的です。

その点キュヴェナタリーはより全体の印象がシルキーに、甘露さを感じさせるものとなっています。果実味の方向性は変わりませんが、熟度が高いからか甘露な香りを放っています。
そこにキスラーヴィンヤードに控えめだったマロラクティック発酵の特徴がより強く出ています。
恐らく、この要素が前面に出る事でシルキーさが演出されているのではないかと。こちらも樽は控えめ。バニラやパウンドケーキを思わせる。蕩ける様な風味。
口当たりも香りと近しいものがありますが、やや酸が立っている印象。

オキシデンタルは端的にナタリーのボディを強化させた様な印象。タンニンと樽が強く感じられ、堅牢さが増しています。
果実味の甘露さはほぼ同程度。華やかさはより鉄分寄りになり鞣し革的。したがって受ける印象は黒系果実。樽も非常に強くシガーやコーヒーの様な焦げ香をよく感じます。
それと果実味の甘露な香りと混ざり合いキャラメルトフィーやメイプルシロップの様なニュアンスにも発展します。
全体的にカリフォルニアでよく見るタイプで強い体躯のワインです。そういう意味でいうとキスラーヴィンヤードと比べると大分違いがある様な気がしています。

個人的な好みとしてはキスラーの良さが最大限に感じられるキュヴェナタリーでしょうかね。
SWKヴィンヤードはやや強めの様な気がする。
いかにも豪華な感じはあるんすけどね。バランスも良く美味しいのですが、僕的にはこのナタリー推しです。


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キスラー ピノ・ノワール キスラー・ヴィンヤード 2006 750ml
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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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