【ローヌ: 24】エティエンヌ ギガル、フラッグシップの熟成とは

こんにちは、HKOです。
本日はギガルのエルミタージュ エクス ヴォト、そして熟成したラ トゥルクです。


【データ】
エティエンヌ ギガルはローヌ地方において最も偉大なコートロティやエルミタージュを自社畑から生み出しながら、ネゴシアンとしてリーズナブルで高品質なワインも供給する優良生産者。
ギガルの代表的な赤ワインとして、やはり有名なのは単一ブランドを持つコートロティの4つのキュヴェとエルミタージュの混醸キュヴェ。
粘土と酸化鉄で形成されたコートブロンドに1ha保有する「ムーリーヌ(樹齢80-85年)」、砂とスレートで形成されたコートブリュンヌに2ha保有する「ランドンヌ(樹齢30年)」、同じくブリュンヌに保有する1ha「トゥルク(樹齢35年)」、そしてそれらの弟分でありブロンドとブリュンヌに保有する6つのリューディからなる「シャトーダンピュイ(樹齢45-95年)」。
これらのコートロティ群と、エルミタージュの小区画 ベッサール30%、グレフュー30%、ミュレ20%、レルミット20%で構成された「エルミタージュ エックス ヴォト(樹齢70-100年)」。
収量は十分に抑制され、収穫は概ね遅摘みによって凝縮度を上げた状態で収穫される。
除梗は基本的に行われないが、実験的に部分的な除梗を行っている。
自動ピジャージュシステム付きのステンレスタンクを用い、ルモンタージュしながら4週間のマセラシオンを行う。アリエとヌヴェール産の新樽100%で40ヶ月以上(ダンピュイは36ヶ月)にも及ぶ長期熟成を施した上でリリースされる。



【テイスティングコメント】
生産者: エティエンヌ ギガル
銘柄: エルミタージュ エクス ヴォト ルージュ 2009

品種: シラー100%
外観は赤みの強いガーネットで、粘性は高い。
やや酸化が進んでいるものの濃密さは一切隠れてはいない。鉄釘や血液、ナツメグの様な風味が前面に出ているが、徐々にその素晴らしさ復活する。ギュッと凝縮し詰まった果実味が溢れる。
黒糖やカラメル、焼いた藁を思わせるロースト香と、プルーンや干したベリー類などの濃密な果実味を思わせる風味が主軸となる。コーヒー、そしてチョコレート、ベーコン、ミルクポーションなどの風味と、鉄観音、漢方を思わせる乾いたハーブの要素がある。ユーカリ、クローヴなどの風味を感じさせる。土やスイセンの要素などもある。
酸味とタンニンのバランスは良く、旨味が充実している。
カシスやプルーンの豊かな果実味とやや収斂を感じさせるタニックさがある。



生産者: エティエンヌ ギガル
銘柄: コート ロティ ラ トゥルク 1993
品種: シラー93%、ヴィオニエ7%

外観はエッジにオレンジを帯びたガーネットで粘性は中庸。
乾いた漢方と濡れた土、グローヴ、オリエンタルスパイスなどの複雑なハーブ、スパイスなどの熟成香に加え、熟成肉などの旨味の塊。オレンジを感じさせる要素。
ブラックベリー、ブルーベリー、スモモなどのジャム。
焦げたゴム、炭焼きなどのスモーキーな焦がした香り。
薔薇、スミレのドライフラワーなどの華やかさが複合的に重なり合い複雑さを感じさせる。徐々に上白糖の様な甘みが出てくる。
酸やタンニンはかなり落ち着いていて驚くくらいエレガントで滑らか。やや酸が富んでいるが気になるレベルではない。やや薄めの繊細な旨味があり木材、ハーブ、オレンジ、鰹節系の旨味が広がっていく。



【所感】
ギガルのフラッグシップキュヴェ2種です。
大分前に2009年のロティ3兄弟とエルミタージュのレポートをしましたが、2009年のエルミタージュは大変素晴らしかった覚えがあります。
今回あれから3年経ってどうなったでしょうか。
エルミタージュはフレッシュでよく熟した果実味が顕著でしたが、現在は干して果実味が凝縮した様な表出の仕方をしています。多少酸化のニュアンスはありますが、基本的には順当に熟成した様な印象ですね。極端に変わる訳ではなく甘露さを軸としています。樽香には藁のニュアンスが入り込み
樽香、MLF、その果実味が混じり合ったカラメルやコーヒー、そして野生的なベーコンの風味が出ています。
丸みがあり、ボリューミー。ニューワールドでもこのクラスの凝縮感と果実味はあまりないんじゃないかと。
どことなく品があり、シラーズとは異なった果実味を見せていますね。MLFの使い方はフランスならではって感じがします。

次はラ トゥルク。
オフヴィンテージの70年代熟成ランドンヌはピノノワールにも似たエレガンスを醸し出していましたが、こちらはどうなのか。
90年代というのもあり、そこまでエキス化している訳ではないですね。ただし明確に熟成はしていて、アーシーな要素や野生的な要素が前に出ています。
オレンジの様な揮発香とともにまだまだジャムを思わせる果実味、そしてロティらしい華やかさを残しています。
上白糖の様な甘露な香りも放っています。
ただし液体はエレガントで、酸がやや立っているものの、香りの印象から比べると、大分円熟した印象を受けます。
アタックのエキス感とは相反していますが、果実の香りとのバランスに大きな違和感は感じません。
とても良いワインに仕上がっていると思います。

やはりギガルはいい。
少しモダンな造りではありますが、シャプティエやポール ジャブレとは印象を異にした素晴らしいワインとなっていると思います。






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【ローヌ:23】南部北部のローヌ古酒2種を利く

こんにちは、HKOです。
本日は熟成ローヌ2種を利いていきます。


【データ】
ジャン ミシェル ジュランは1820年よりコートロティでワイン生産をしている老舗生産者。現在のオーナーはジャン ミシェル氏。1987年よりジャン ミシェル氏自身の名前をドメーヌ名としており、1990年代から評価と人気が急上昇しています。限りなく自然に近い状態で栽培をし、かつ収穫量(24~30hl/ha)を抑え、完熟健全な葡萄を選別し、醸造。 新樽比率は30~100%で12ヶ月間~24ヶ月熟成。 赤はシラー100%(一部5~10%ヴィオニエ混醸)。白はヴィオニエ100%。
今回はグランド プラス。
シラー100%で樹齢25年~80年。ミカシスト土壌で、酸化鉄の含有量が非常に多い。 畑の面積は1.3ha。新樽100%で24ヶ月熟成。

アンドレ ブルネルは、シャトーヌフ デュ パプ屈指の生産者。サンプレフェールやフランソワジロー同様フィリップ カンビがコンサルタントとして参加、ミクロ ヴィラージュやシュールリーといった技術を使いながら醸造しています。
土壌は出来るだけありのままで、たまに使う肥料はオーガニック。土は、年4回掘り返す。全ての畑に草をはやしています。良い年であれば銅などの農薬は全く使いません。
今回のレ カイユは、葡萄畑に無数にある丸い石から名付けられた、ブルネルを代表するキュヴェ。主に手摘みで摘み取り、収穫量は30hl/ha。グルナッシュは70%、他は全て除梗し、コンクリートタンクで発酵。5週間、スティラージュとデレスタージュ。シラーは旧樽(1~2年樽)。他はコンクリートタンクで18ヶ月熟成します。瓶詰の6ヶ月前にブレンド。



【テイスティングコメント】
生産者: ジャン ミシェル ジュラン
銘柄: コート ロティ ラ グラン プラス 1995
品種: シラー100%
外観はやや濃いめのガーネット、粘性は中庸。
濃厚で妖艶なコートロティ。
お香や焦がしゴム、五香粉などの樽香とスパイシーな黒胡椒、毛皮やパストラミハムの様な野生的な香り。落ち葉や腐葉土などの熟成香が混じり合う。果実味はアメリカンチェリーとブラックベリー、プルーンの様なジャムの様な厚みを感じさせる。スミレの様なドライフラワーの様な華やかさ。ドライハーブやミルクポーション。
クローヴやコリアンダーの様なスパイス感が感じられる。
まだまだ力強い味わいで、クラシカルなローヌスタイル、
ロースティーな樽香、獣の様な香り、濃密な果実の旨味が魅力的。
酸は穏やかな分非常に旨味が強く、タンニンは滑らか。
ブラックベリーや梅しばの様な旨味、ハーブやドライフラワーの余韻を感じさせる。


生産者: アンドレ ブルネル
銘柄: シャトー ヌフ デュ パプ レ カイユ 1998
品種: グルナッシュ72%、ムールヴェードル15%、シラー12%、他

外観はエッジに橙を帯びた淡いガーネット、粘性は中庸。
少し熟成したラヤスに似ている。お吸い物の様な出汁の香り、濃密な蜜、赤い果実の香りと井草などの要素が主体となる。井草とオレンジ、ほのかな腐葉土の様な香りが調和し、そこに自然な苺やフランボワーズのコンポートの様な香りが感じられる。そこに梅のニュアンスがある。
ミルクティー、スミレなどのドライフラワーなどの風味、ドライハーブなど。ベーコンやパストラミハムなどのスパイシーさと青いハーブ。ユーカリなどの複雑な要素が感じられる。
タンニンに甘みがあり旨味がある。酸味も豊かでバランスが良い。井草、オレンジ、フランボワーズや茎の様な爽やかで甘みのある余韻が感じられる。



【所感】
まずはジュランから。
コート ロティの中でも良区画とされるグラン プラス。
1995年としては比較的若く感じました。
果実味や樽香がしっかりと利きとれる形で残っている。
焦げたニュアンスとともに、枯葉や腐葉土の香りに遷移した樽香と共にスパイシーさを帯びたパストラミハムの要素。厚みのある黒系果実のドライジャム、シラーらしい華やかさも残存しています。クラシックなローヌスタイルで力強い熟成していながら力強い味わいとなっていると思います。
味わいにしっかりと旨味が出ており、アタックには流石に熟成感が出ていてこなれていると思います。
シラーの果てとしてピノノワールと同じような熟成をする認識ですが、まだこのヴィンテージだと品種と醸造の個性を残している形となっています。枯淡ではなく、力強いワインだと思います。




次はアンドレ ブルネル。
これはエレガント系のヌフの良作だと思います。
多少の雑味というか複雑さを残した形のワインで非常にクラシック。
タイプとして近いのはラヤスでしょうか。あの熟成後をイメージするとわかりやすいかもしれません。
こちらは出汁のような旨味に満ちた香りとともに赤い果実や蜜を帯びた果実味を感じられます。雑然としたニュアンスに一本筋の凝縮した赤系の果実味と井草のニュアンスを感じます。梅の様な旨味的な方向性とパストラミハムのニュアンス、オレンジの清涼感がある。かなりいいワインだと思います。
印象としてはグランプラスより進んでいる印象を受けます。
作りのせいでしょうか。でも好みの方向性です。
ちなみに件のフィリップカンビの参画は2001年から。
このワインからサンプレフェールやフランソワジローに共通して感じられるモダンさがないので、ひょっとしたら2001年から大幅にスタイルが変わっているかもしれませんね。
いや、それはそれで好みなんだけど....どうなんだろう。
もともと美味しくないわけじゃないから残念といえば残念..



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【ローヌ:22】ローヌ スター生産者比較テイスティング

こんにちは、HKOです。
本日はローヌです。結構錚々たるラインナップだと思います。ダンピュイはともかくとしてレルミット、マリーブーリエはなかなか...


【データ】
クロ デ パプは、17世紀からシャトーヌフ デュ パプに拠点を置く生産者で、代々名門のアヴリル家によって運営されてます。もともとクロ デ パプという名前で生産していましたが後にAOCシャトーヌフ デュ パプが制定され、併合されています。
現当主はブルゴーニュ、ムートン ロートシルト、オーストラリアのワイナリーで修行を積んだポール ヴァンサン アヴリル氏。保有している畑は特に教皇の畑(クロ デ パプ)を含む35ha。それらを24の区画に分け、土壌を選別しその区画に最も適正なブドウを植えています。もともと自然派志向でしたが、2011年にはビオディナミ認証を取得。十分な選果を行い、収穫します。
熟成には新樽ではなく旧樽を使用。

アンリ ボノーはラヤスやボーカステルに並ぶシャトーヌフ デュ パプ最高の生産者。
最新の濃厚なシャトーヌフではなく、より古典的なスタイルで、その栽培、醸造の哲学はジャック レイノーに近い。ただこちらの方がより適当で雑多であるのだけど、出来るワインはローヌ有数の恐るべきものとなる。シャトーヌフで十分凄まじい味わいではあるが、ボノーのフラッグシップであるレゼルヴ ド セレスタンはそれを遥かに上回る。
樹齢は60年程度。基本はラヤス同様極端な遅摘みを行う。醸造は古典的で、熟成は小樽か大きめのドミ ミュイ、フードルで48ヶ月熟成が行われ、無濾過で瓶詰めされる。
最高のワインは良年にのみ、わずか12000本程度のみ詰められるレゼルヴ ド セレスタンとマリーブーリエ。

エティエンヌ ギガルは、ローヌ地方において最も偉大なコートロティやエルミタージュを自社畑から生み出しながら、ネゴシアンとしてリーズナブルで高品質なワインも供給する優良生産者。
ギガルの代表的な赤ワインとして、やはり有名なのは単一ブランドを持つコートロティの4つのキュヴェとエルミタージュの混醸キュヴェ。
粘土と酸化鉄で形成されたコートブロンドに1ha保有する「ムーリーヌ(樹齢80-85年)」、砂とスレートで形成されたコートブリュンヌに2ha保有する「ランドンヌ(樹齢30年)」、同じくブリュンヌに保有する1ha「トゥルク(樹齢35年)」、そしてそれらの弟分でありブロンドとブリュンヌに保有する6つのリューディからなる「シャトーダンピュイ(樹齢45-95年)」。
これらのコートロティ群と、エルミタージュの小区画 ベッサール30%、グレフュー30%、ミュレ20%、レルミット20%で構成された「エルミタージュ エックス ヴォト(樹齢70-100年)」。
収量は十分に抑制され、収穫は概ね遅摘みによって凝縮度を上げた状態で収穫される。
除梗は基本的に行われないが、実験的に部分的な除梗を行っている。
自動ピジャージュシステム付きのステンレスタンクを用い、ルモンタージュしながら4週間のマセラシオンを行う。アリエとヌヴェール産の新樽100%で40ヶ月以上(ダンピュイは36ヶ月)にも及ぶ長期熟成を施した上でリリースされる。

シャプティエは1808年にタン エルミタージュに設立された老舗ドメーヌ。点字ラベルで有名なこの生産者は、コート デュ ローヌなどのデイリーラインに力を入れる一方で、ローヌ随一のフラッグシップラインも手がけています。
それが「セレクション パーセレール」。単一畑区画名入りのエルミタージュで畑の個性を強く押し出したスタイル。現在は「パヴィヨン」「レルミット」「メアル」「ロレ」「グレフェ」などの合計14の畑がリリースされています。今回はパヴィヨン ルージュとロレ ブランの2本です。
共に完全なビオディナミによって栽培がなされています。
シャプティエは1808年にタン エルミタージュに設立された老舗ドメーヌ。点字ラベルで有名なこの生産者は、コート デュ ローヌなどのデイリーラインに力を入れる一方で、ローヌ随一のフラッグシップラインも手がけています。
それが「セレクション パーセレール」。単一畑区画名入りのエルミタージュで畑の個性を強く押し出したスタイル。現在は「パヴィヨン」「レルミット」「メアル」「ロレ」「グレフェ」などの合計14の畑がリリースされています。今回はパヴィヨン ルージュとロレ ブランの2本です。共に完全なビオディナミによって栽培がなされています。
今回のレルミットはエルミタージュと単一畑。パーセルの樹齢畑80年以上。新樽+1年樽+2年樽で18~20ヶ月熟成。マロラクティック発酵を行う。



【テイスティングコメント】
生産者: クロ デ パプ
銘柄: シャトーヌフ デュ パプ 2011
品種: グルナッシュ 55%、 ムールヴェードル 30%、 シラー 10%、 ヴァカレス、クノワーズ、ミュスカルダン 5%

濃い色調のガーネット、エッジにごくわずかなオレンジが混ざる。
熟成による塩気を感じるが、まだ骨子は若々しい。
燻製肉やブラックペッパーの様なスパイス、奥には煮詰めたブラックベリーやプラムの様な果実味を潜ませている。
徐々に塩気が抜け、甘みがアンズやプルーン、井草を思わせる風味、血液を思わせる野性的な風味が現れてくる。
タイムなどのスパイス、枯れた葉の様なニュアンス。そしてビスケットの様なイースト的な要素が現れる。ドライフラワーなどの要素もある。
ボディの割にはソフトタッチなアタック。甘いタンニンと滑らかな酸。
プルーンやアンズの様な甘露な果実味と干し草やイーストの余韻が長く続く。十分な果実味がありながら落ち着いたキュヴェ。


生産者: アンリ ボノー
銘柄: シャトーヌフ デュ パプ キュヴェ マリー ブーリエ 2008

WA92-94pt
外観は濃いガーネットで粘性は中庸。若々しい色調。
重すぎない、エレガントな果実味が感じられる。
ドライフラワーやラベンダーのようなしなやかな華やかさ、プラムやブラックベリーの蜜を思わせる甘やかな果実味があり、MLFの様なミルクポーションのニュアンス。干草の様な風味がある。 ブリオッシュ、漢方や落ち葉の様な風味。なめし皮や血液の様なほのかな野性味も包含している。シナモンや黒胡椒もほのかに感じられる。
徐々に井草などの要素が強まり、ラヤスを思わせる香りの構成に変化していく。
この中では比較的酸味が豊かで、タンニンは控えめ。
酸から旨味への遷移が芸術的で、黒い酸味の豊かなベリーから肉の旨み、そして井草のニュアンスに遷移していく。
余韻はブルゴーニュにやはり近い。極めてエレガント。


生産者: エティエンヌ ギガル
銘柄: コート ロティ シャトー ダンピュイ 2009

WA95pt
外観は濃いガーネットで粘性は高い。
これぞギガルといったモダンな濃密さや甘露さを持ったダンピュイ。先鋭な華やかさと甘露さと樽のリッチなキュヴェ。
キャンディを想起させる様なよく熟したブラックベリーやダークチェリーの様な甘露な果実味。ミルクポーションの様なまろやかさ。カカオの様な樽香、ハーブを思わせる華やかさがある。キャラメルトフィーやフルーツケーキを思わせる香り。多少インクを思わせる抽出があり、華やかなスミレやミントの様な風味、ほのかな燻製肉の様な旨味も感じる。徐々にカカオの様な強いローストの樽香が強くなり、ビターチョコを思わせる形に。
アタックはやや強め。酸は柔らかいが、タンニンはその分重厚。収斂は低いが、果実のジャムの様な旨味と木材の様な余韻を残す。


生産者: ミシェル シャプティエ
銘柄: エルミタージュ レルミット 2009

WA98pt
外観は鮮明なガーネットで赤みが強く粘性も高い。
抜栓直後はかなり堅牢で香りが上がってこなかったが徐々に本質が現れ始める。やはりこれがエルミタージュといった王道的な作り。過剰に甘露ではなく、かといってスパイシーすぎないバランスのキュヴェ。古典的。
凝縮したブラックベリーやダークチェリーを思わせる果実味、スパイシーな黒胡椒や、血液、パストラミハムや生肉の様な野性的なニュアンス。一体となって揺蕩っている。
果実味は甘さが広がってこないが、黒砂糖やシロップを思わせる甘露さを隠し持っている様に思える。燻製や炭焼きの様な樽香。なめし皮のような鉄分、スミレやドライフラワーの様な華やかさ。クミン、木材。ほのかにイーストの様な風味がある。
ポテンシャルを発揮していないが、凝縮した液体で重さがあるのは間違いない。
アタックは柔らかいながらもグリセリン感が突出、タンニンも甘く、酸は柔らかい。旨みも突出。
ブラックベリーの様な果実味、ハム、スミレの様な華やかさが余韻として残る。



【所感】
さてさて、今回はローヌの有名生産者です。
シャトーヌフ デュ パプはクロ デ パプと、先日亡くなられたアンリボノーのマリーブーリエを。
コートロティはギガル3兄弟の弟分であるシャトーダンピュイを。エルミタージュはシャプティエのフラッグシップ、レルミットです。豪華ですね。

まずはクロ デュ パプ。
スパイシーで甘酸っぱい果実味に満ちた素晴らしいシャトーヌフだと思います。果実味の厚みがあり甘露ですが、酸もあるから重苦しくない。そこに枯れた葉や井草、イースト的なニュアンスが複雑さを添えていく。滑らかな酸と甘いタンニンがあり、アタックも非常に良いです。
凝縮感のあるクオリティの高いワインですが、伝統的ともモダンさとも切り離された普遍的な魅力を持つグルナッシュだと思います。

次はアンリ ボノーのマリーブーリエ。
最上位キュヴェはお馴染みレゼルヴ ド セレスティンですが、今回は一つ下のマリーブーリエ。
とはいえ、さすがのアンリ ボノー。シャトーヌフにおいては群を抜いて繊細かつエレガント。
果実味より前に果皮から抽出される優美な華やかさがあり、その内側に蜜のような黒系果実とブリオッシュなどのMLFのニュアンス。
どこかブルゴーニュ的な構成なんですよねえ。
漢方や黒胡椒のニュアンスはローヌ的なのですが。
そこから徐々に井草の香りが強くなり、ラヤス的な独特の青さ、ハーブ感の際立つバランスになっていきます。
ボディも酸が立っていて、旨味独特の果実味を活かした余韻を感じられます。そういうとこもブルゴーニュ的なような気がします。相変わらず素晴らしい...

次はギガルのシャトーダンピュイ。
こちらはもう...モダンですね!相変わらずの果実味の超充実度。濃密な甘露さ!
クロ デ パプやアンリ ボノーが抑制した品の良さだとしたら、ギガルのダンピュイは全力の密度、凝縮度、そこから放たれる強烈な華やかさや樽のロースト感。豊満で華美。
これに尽きます。
キャンディにも似た黒系果実の熟したハッキリとしたニュアンス、MLFのまろやかさが樽と完全に調和してキャラメルトフィーやフルーツケーキ、そして燻製肉の様な風味もあります。果実の熟度に絶対の信頼を置いた、醸造の強さ。完全に受け止めています。
これはこれで凄い...そして素直に美味い!
アンリ ボノーと真逆でタンニンは際立っていますが、ジャムの様な果実味とグリセリンが収斂性のキツさを中和している気がします。素晴らしいです。

最後はシャプティエのフラッグシップキュヴェのひとつ、レルミット。パーカーポイント98点という強烈無比な得点を計上しています...が、飲んだ段階では正直僕の好みから外れてしまった事をお伝えしておきます。
パーセレールの上位に位置するものは典型的なヴァン ド ガルドである事は理解していて、熟成パヴィヨンがもう、すごい味わいなのも分かるんですが...
めっちゃつらい。香りが上がってこない。
複雑さは段違い、明らかに一塊感のある雰囲気。でも香りが上がってこない。甘露さや樽香も充実。スパイシーでトラディショナルな作り。香りが上がってこないのですよ。
タンニンや旨み、グリセリン感は凄いのだけど、香りが引っ込んでいるのは正直つらい。
なまじっかポテンシャル的なものが見えるだけに...。

3本が良かっただけに、飲みたかったレルミットがこれで正直落胆を隠せないです。これは熟成したもの飲まないとダメですね。きっと。
今回はレルミット以外は甲乙つけ難い素晴らしいワインになっていたかと思います。









【ローヌ:21】シャプティエ セレクション パーセレールの熟成

こんにちは、HKOです。
本日はシャプティエのセレクション パーセレール2種類です。多少熟成が進んでるやつですね。


【データ】
シャプティエは1808年にタン エルミタージュに設立された老舗ドメーヌ。点字ラベルで有名なこの生産者は、コート デュ ローヌなどのデイリーラインに力を入れる一方で、ローヌ随一のフラッグシップラインも手がけています。
それが「セレクション パーセレール」。単一畑区画名入りのエルミタージュで畑の個性を強く押し出したスタイル。現在は「パヴィヨン」「レルミット」「メアル」「ロレ」「グレフェ」などの合計14の畑がリリースされています。今回はパヴィヨン ルージュとロレ ブランの2本です。
共に完全なビオディナミによって栽培がなされています。
シャプティエは1808年にタン エルミタージュに設立された老舗ドメーヌ。点字ラベルで有名なこの生産者は、コート デュ ローヌなどのデイリーラインに力を入れる一方で、ローヌ随一のフラッグシップラインも手がけています。
それが「セレクション パーセレール」。単一畑区画名入りのエルミタージュで畑の個性を強く押し出したスタイル。現在は「パヴィヨン」「レルミット」「メアル」「ロレ」「グレフェ」などの合計14の畑がリリースされています。今回はパヴィヨン ルージュとロレ ブランの2本です。
共に完全なビオディナミによって栽培がなされています。
今回のレ グラニは花崗岩質土壌の急斜面に位置する2haの畑から産出されるマルサンヌ。収穫はすべて手摘み。フレンチオークとステンレスタンクで低温で17度で30日間発酵。30%フレンチ、70%ステンレスタンクで16ヶ月間熟成させたのち、瓶詰めされる。
クロワ デ ボワは自社畑のグルナッシュを100%使ったキュヴェ。1998年から生産を開始。栽培はビオディナミで古木から採れた葡萄を手摘みしコンクリートタンクで醸造。タンクで14~16ヶ月熟成。土壌は褐色粘土と大ぶりな珪岩で構成。


【テイスティングコメント】
生産者: ミシェル シャプティエ
銘柄: サン ジョセフ レ グラニ ブラン 2008
品種: マルサンヌ100%

外観はやや濃いめのストローイエローで粘性は中庸。
古酒の中にあっては非常に若々しいルーサンヌ。
クリーミーで非常に厚みがある焦がしたような糖蜜の香りと果実の香りが非常に強く感じられる。
和三盆やメイプルシロップの様な甘やかな香りとほのかなカスタードクリームの中に、ライチやシトラスなどの独特のフレッシュ感際立つ果実の香りが感じられる。
フレッシュな果実と甘やかさ、クリーミーさのコントラスト。杏仁豆腐、白胡椒などの風味が感じられる。
オリエンタルでスパイシーな味わいが感じられ、ほのかにグリセリン感があり、甘いタッチを感じさせる。
時間経過と共に甘栗やフルーツケーキの様なアロマも。
酸味はかなり控えめで、やや余韻に苦味があるが、その部分に甘みを感じさせる。クリームやシトラスの様な余韻が残る。


生産者: ミシェル シャプティエ
銘柄: シャトー ヌフ デュ パプ クロワ デ ボア 2000
品種: グルナッシュ100%

外観は澄んだ淡いガーネットで粘性は中庸。
出汁の効いた非常にエレガントで繊細なシャトーヌフ デュ パプ。シラー単一の熟成したものに近いが、ヴィンテージに対して結構進んでいる印象を受けた。ブルゴーニュの熟成傾向に近い。
獣香は一切無く、梅しばやオリーブ、鰹の出汁を思わせる旨味の塊を想起させる香り、そして土や落ち葉を感じさせる香りを中心に複雑な香りが展開する。クルミやローズマリー、ドライフラワーなどの要素、なめした革の香り。
ベーコン、黒胡椒、クローヴの様なハーブの香りも内包する。
熟成した香りはあるものの、アタックや口当たりは若々しくグリセリン感があり強いボディに甘いタンニンが乗ってくる。鰹出汁やブラックベリーのコンポートの余韻を残していく。


【所感】
レルミットが飲みたい!!!!!
という事でシャプティエのセレクションパーセレール2種類...ですが、エルミタージュでもコートロティでもありません。サンジョセフとシャトーヌフ デュ パプです。
北部が強い生産者だとは思うんですが、南部のアペラシオン、あとは北部だけど白っていう...

でも、ホント美味いです。
サンジョセフはボリュームがあってリッチだし、シャトーヌフは熟成によって極めてエレガントになっています。
さすがシャプティエですね...

まずグラニ ブランから。
かなりボディに厚みがあって液体の粘性は高いです。
マロラクティック発酵はしっかりされていて全体的にクリーミーな雰囲気が漂っています。糖度も高く、かなり甘露な香りが漂いますが、以外と果実の感じ自体はスッキリとしたフレッシュ感があるもので、そのコントラストが面白い。基本的には果実味とMLFの要素が主体的で、余韻の苦さといい、どこかニューワールド的な雰囲気を感じられるものになっています。
30%フレンチオークの割にはトースティーな香りがありますね。かなりいいワインに仕上がっていると思います。

次にシャトーヌフ デュ パプ。
これが超いいんです!2000年というヴィンテージと見比べてみた時に少し進んでいるかなぁ、といった印象はあるんですが、その進み方かエライエレガントで、以前飲んだギガルのランドンヌの20~30年熟成、あるいはブルゴーニュの古酒の様に繊細。
ボリューム感があり、やや暑さを感じる熟した果実味になりやすいグルナッシュ。そこからここまで繊細になってしまうとは。
旨味や梅しば、腐葉土を思わせる古酒然とした香りが主体的で複雑、甘露さという意味では香りからは控えめにしか感じられません。非常に出汁的というか、ジワッと広がる様な香り。古酒ファンはたまらん感じだと思います。
そうしてみた時に、じゃあ酸やタンニンもかなり落ち込んでいると思うのですが、これが全然若いんですよね...!
グリセリン感があってタンニンも甘い。香りだけが古酒然としていて含み香は若々しい。
まあ、多分こちらの方がこのワインのポテンシャルなんだろうなと思います。まだまだイケそうですが、香りはどう変化するんだろうか...
そこが結構謎めいてますね。帆立系になるのかな...?
今飲んで超いいと思います。
香りは古酒、飲むと若い。アンビバレンツな魅力のあるワインだと思います。

やっぱローヌの古酒は味わい深いですね...
機会があれば積極的に経験を積みたいですね。

そんなに高いワインでもないので、持っておいて熟成させて飲むのもよろしいかも知れないですね。




【ローヌ:20】ローヌ2種デイリーワインテイスティング

こんにちは、HKOです。
本日はローヌのヴァン ド ペイ、そしてコルナスの2種類です。


【データ】
ドメーヌ サンタ デュックは1874年にジゴンダスに設立された老舗ドメーヌ。現在は5代目。
1980年代にイヴ グラに引き継がれるまではネゴシアンにバルクで売却されていましたが、現在は全て元詰めに切り替えている。フラッグシップは4種類のジゴンダスと2010年初リリースのシャトーヌフデュパプ。
今回のヴァン ド ペイ ヴォークリューズは品質が高く優れた年にしか作らないキュヴェで、自家畑と買い取りと50%ずつのブレンド。内訳は、ロエにあるドメーヌの区画、さらにグルナッシュはロエとクルテゾン、シラーとカベルネはリュベロン、メルロはロエとラストーから選定。澱と共にタンクで熟成し、その後瓶詰め。

ドメーヌ ド リゼはアラングライヨの息子のマキシムが2003年に設立したドメーヌ。醸造責任者はマシキム本人でブルゴーニュとカリフォルニアのターリーワインセラーズで修行。所有畑は平均樹齢18~25年の5ha。初ヴィンテージは2004年。
栽培方法は伝統的で、収量は35-40hl/haと(アペラシオンとしては)非常に低い。
区画ごとに醸造し、瓶詰め前にアッサンブラージュ。新樽比率は5-10%程度。
今回のコルナスはフラッグシップ的な立ち位置のキュヴェ。水はけの良い沖積土の土壌。収量は平均35-40hl/ha。収穫は手摘み。除梗後、区画ごとに醸造。
低温浸漬後、マセラシオン。2抽出は全て手作業のルモンタージュやピシャージュ。樽にてマロラクティック発酵。熟成にはブルゴーニュの樽を用い、バリック新樽率は5-10%で18ヶ月熟成。瓶詰前に軽くフィルターにはかけるが、清澄は行わない。


【テイスティングコメント】
生産者: ドメーヌ サンタ デュック
銘柄: ヴァン ド ペイ ド ヴォークリューズ レ プラン 2010
品種: グルナッシュ50%、シラー25%、メルロー15%、カベルネ10%

外観は赤みの強いガーネット、粘性は高い。
2010年とやや熟成を経ているからか、少し獣香が現れている。毛皮のような獣香が主体となっている。果実味は濃密で火を入れたブラックベリーやプラムの香り、そこにミルクポーションのまろやかさが混じっていく。
漢方やトースト、焦げたゴムの様な樽香。バラのドライフラワー、黒胡椒の風味。リコリスなど。
カベルネ、メルローが含まれるということだが、あまりその要素は感じない。
漢方やほのかな甘みを感じさせるプラム、血液を思わせる鉄分を含んだ余韻が滑らかなタンニンと十分なグリセリンと共に抜けていく。酸も穏やか。
ボーカステルのワインのスタイルに酷似。価格で見ると異常にレベルが高い。


生産者: ドメーヌ デ リゼ
銘柄: コルナス 2012

WA90-93pt(2010)
外観は黒に近い濃いガーネット、粘性は高い。
冷涼なブラウフレンキッシュ、メンシアにも通じる比較的モダンなスタイルのコルナスだと思います。
重く重量感のある甘みのあるタイプというより、スパイシーで凝縮感のある果実味が感じられるシラーです。
煮詰めたブルーベリーやブラックベリーの濃密な果実味、パウンドケーキの様な甘露さ、そしてなんといっても黒胡椒や漢方を思わせるスパイシーな香りが魅力的だ。スミレの様な華やかさ、五香粉や毛皮、黒土の様な香りもある。焦げたカラメル、鉄観音、パストラミハムなどのイメージ。
タンニンも堅牢だが冷涼さを想起させる酸がしっかりと立っている。
果皮の華やかさやパストラミハムなどの含み香がある。冷涼で熟したコルナスだ。




【所感】
今日はヌフでもなくエルミタージュでもコートロティでもない北部と南部のワインでした。
まずはサンタデュックのヴァン ド ペイ。よく話題になるドメーヌ ペゴーのプラン ペゴーなど、意外とメルローブレンドはメジャーなんでしょうか。
まあどちらも(生産者の良さもあるかもしれませんが)価格比較すると非常に良くできたワインになっているので、セパージュの妥当性はあるんでしょうね。
シラーのエッジをグルナッシュで丸みを帯びさせるっていうのは分かるんですが、そこにメルローを入れるのは風味の補強なのかなー?多分格落ち葡萄でしょうし。
リュベロンやラストーならそのままの名前で売ったほうが良さそうだけど。あるいは単一で作るほど葡萄ができなかったとかね。

そんな感じであえてVdPやVdTとしてリリースしているものに関しては色々と考えてしまうわけですが、サンタデュックのレ プランも大層良いです。
正直あまりスキの無い作りというか、こうグランヴァンでは無いのだけど、かなり完成度の高い作り。4~5000円くらいでこの出来ならまあ満足ですが、なんと1500円。安い。
しかも2010年と熟成していて、なかなかの複雑性を見せてくれます。(市中にあるかわからんけど)
熟成によってがかなり獣香が出ていて、加えて火を入れたような黒系果実、ミルクポーション、焦げたゴムの様な風味が際立っています。舌触りもなかなか良くて丸みがあり、果実味、漢方、鉄分を感じさせます。
サンテミリオンの一部のワインやボーカステルなんかとスタイルは似ているかも。価格から見るとかなり完成度の高い。
基本的に新しいヴィンテージが飲みどきかもしれませんが、多少熟成をさせても良いかもしれません。

次はドメーヌ ド リゼのコルナス。
凝縮していながら冷涼でエレガントなシラー。
南部はもちろんの事、シャーヴやギガル、ジャブレ エネとはまた異なったスタイルのワイン。
ブラウフレンキッシュ、メンシア、ネレッロ マスカレーゼなどの土着品種が辿り着く局地という印象も。
トラディショナルというよりグローバルマーケットを睨んだ作りになっており、スパイシーでありながら清涼感と透明感、凝縮感が感じられる作りになっています。
しっかりとした凝縮感のある果実味が魅力的で黒胡椒や漢方のニュアンス、五香粉の様な風味が感じられる。
大変良く出来ている形ですが、ローヌ的な風合いが強いかというと決してそうでなく、品質として極めて高い感じがしますね。冷涼さがありながら凝縮感のある素晴らしいワインだと思います。
ただもしこの作りなのであれば下位のキュヴェの方が気になりますね。たとえばクローズエルミタージュとか...

そんな感じで今回は熟しまくった濃厚ローヌはありませんが、バランスの良い感じのローヌが並びました。
なかなか良かったですね。

【ドメーヌ・デ・リゼ】コルナス [2011]

【ドメーヌ・デ・リゼ】コルナス [2011]
価格:6,804円(税込、送料別)



プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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