ジャックプリウール、特級3種テイスティング



こんばんわ。
今日はグランクリュコレクター、ジャックプリウールの特級3種(うち一本は若木なので一級に格下げされていますが)を飲んできました。
この生産者のラインナップがまたびっくりするほど凄い。
特級、特級格の一級だけ見ても、赤はシャンベルタン、ミュジニー、クロ ヴージョ、エシェゾー、コルトン。白はモンラッシェ、コルトンシャルルマーニュ、ムルソーペリエールと格村々の最も偉大な特級畑を大量に所有しています。
特級は税金も高いので相当なお金持ちですこの人。ってゆうかモンラッシェの畑は金があろうと買おうとして買えるもんじゃないです...。
栽培、醸造に関しては資料がなく不明ですが、97年にはベストワインメーカー オブ ジ イヤーをとっているあたり、悪い作り手ではなさそうてす。


生産者: ジャック プリウール
銘柄: ジュヴレ シャンベルタン プルミエクリュ 2008

約13000円、パーカーポイント88点。
特級シャンベルタンの若木を使用してプルミエクリュに格下げしたワイン。樹齢15年以下を使用。
ミュジニー、クロ ヴージョに対してもっとも淡いルビーだが、粘性は高い。
ファーストノートはコリアンダーやナツメグなどのスパイス。
そしてストロベリー、クランベリーの甘やかで豊満な果実味、強めのバニラの樽香。徐々に華やかなゼラニウム、薔薇、ラベンダーなどの花の香りやローズヒップ。なめし革。なめし革のニュアンスも。
ミュジニー、クロ ヴージョに対して最も野生的でありながら典型的なシャンベルタンとは異なる甘やかで明るい味わい。
ざらついた質感の酸味はやや強め、強固なタンニン。やや後味に苦味。但し基本的には甘やかなアタックなので飲みにくい事はない。


生産者: ジャック プリウール
銘柄: クロ ヴージョ グランクリュ 2008

約20000円、パーカーポイント89-90点。
赤みの強い、やや明るいルビー。
こちらもコリアンダーなどのスパイスがファーストノートとなり、果皮の厚いダークチェリー、プラムの深みのある果実味と、ローストした杉の樽香、血液の様な鉄分を中心に、クローヴや薔薇、ゼラニウムの清涼感のある青っぽさが加わる。徐々に強靭な香りとなっていくが、スロースターターで香りとしては最も穏やかか。
苦味はないものの、タンニンは最も強固で酸味もトゲトゲしい。血液の様な鉄分の余韻が続く。


生産者: ジャック プリウール
銘柄:ミュジニー グランクリュ 2008

約40000円、パーカーポイント91-92点。
シャンベルタン若木、クロ ヴージョと比べると、抽出が強めだからか、かなり濃いめのルビーとなっている。粘性は低め。
とにかく瑞々しい凝縮した赤い果実と、香水の様な密度の高い花の香りが目立つ。
凝縮したダークチェリー、クランベリーの赤い果実味。濡れた木材、薔薇やゼラニウムの瑞々しい香り。石灰の様な強靭なミネラル、徐々にワッフル、ビスケット。胡椒、ナツメグのスパイス香。
清涼感があり最も鮮明で香り高い。
柑橘系のニュアンスやゼラニウムが混じっているからかな?
酸味は非常に柔らかくシルキー。
タンニンも柔らかく、赤い果実の余韻も長い。最も完成度の高い一本。


いずれも良かったです。
驚きはあまりないにせよ、非常に堅実な作りで畑ごとの特徴はキチンと感じられました。
しかしクロ ヴージョだけは全然ガチガチでか開かなかったですな。ううむっ!ミュジニーが良かっただけに残念!
ミュジニーは本当によかった!あのみずみずしさはやっぱり何にも代え難いものがあるね。


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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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