AuxAmis Du Vin(オザミ デュ ヴァン 本店:銀座)



洗練されたオザミ サンカントヌフと比べて、パリのビストロの様な雑然とした佇まい。

こんにちは。
前回この前に行ったAuxAmis 59が気に入ったので銀座のAuxAmis du Vin本店にも興味が湧いて、思い切って行ってきました。プリフィクスのメニューとしては池袋のサンカントヌフと大きく違う点はありません。ワインのラインナップとしては本店の方がやや良い感じで、ブルゴーニュ、ボルドーだけではなく様々な地域のワインを幅広く揃えている印象でした。
ちなみに結構濃いめのディナーだったのですが....

ちなみに前日はこれ。


翌日はこれ


えへっ♫
この馬鹿野郎ォォォー!豚野郎ー!!
肉ばっかじゃねえかァァァァ!このアメリカ人!英語のしゃべれないアメリカ人め!
概ね間違ってはいませんが、こじんてきにも胃が限界です。
明日から3食お粥やでえ...

■食前酒
生産者: ポール ショレ
銘柄: クレマン ド ブルゴーニュ ブリュット ロゼ NV

色調はかなり淡いロゼ、粘性は低めで、泡は適度に立ち上っている。
木苺や薔薇のニュアンス。クレマンの発泡香の奥に確かにブルゴーニュのピノノワールの影がある。
溌剌とした明るいシンプルな味わい。


■冷前菜
鮮魚のカルパッチョと季節野菜のマリネ

お魚はヒラメ、その下にマリネしたセロリ(スパイスはピンクペッパー?)、そしてオリーブオイル。
マリネしたセロリのサクサク感と身の詰まったヒラメのギュムギュム感がとてもいい感じ。ヒラメは結構味わいが淡白なので酸味に良く合いますね。


■Vin Blanche
生産者: ロドルフ ドゥモジョ
銘柄: ムルソー 2009

このムルソーがめっちゃ美味かったし、フォワグラとトウモロコシのホットケーキに奇跡的にマリアージュしていた。
色調としては淡めのストローイエローで、粘性は比較的高め。
ヘーゼルナッツやバター、シャンピニオンのムルソーの王道的な香りに、やや酸味を感じるパイナップルやアプリコットのニュアンス。ミネラルは比較的穏やかで、硬質的な部分はあまりなく、どちらかというと丸みのある豊満なムルソー。
アタックは滑らかで、香りから想定する酸味と比較すると実際はやや弱めで分厚い樽やバターの味わいが楽しめる。


■温前菜
フォワグラとトウモロコシのホットケーキ トリュフソース

フォワグラとトウモロコシのホットケーキにはムルソーを合わせました。本来ならば冷やした甘口セミヨンがいいと思うのですが、飲みたかったので。
トウモロコシの甘いパンケーキにがっつりソテーしたフォワグラが挟んであって、その周りに酸味と塩味の強いトリュフのソースがかかってます。
トロトロのホットケーキ(甘いオムレツに近いかも)の甘みとトリュフのソースの酸味、塩味でバランスがいい感じだったんですが、フォアグラに辿り着いてからの濃厚さが凄い。フォアグラの重量感やクセを酸味と甘み、塩味で調和を取ろうとしているのですが、ともかく重い。超絶な重量感。
ただムルソーと合わせた時に、酸味は甘みに転化して、重いんだけどクセは大分落ち着いてくる。美味しい、でも重い。2/3を食したあたりでちょっと「グエッ」ときた。


■Vin Rouge
生産者: ジャン ショーヴネ
銘柄: ブルゴーニュ ピノノワール 2009

メインとの場つなぎ的に一杯。
サンカントヌフで飲んだユドロノエラのルージュと比べると凡庸なブルゴーニュルージュ。抽出はあまり強くない様でダークチェリーの果実味となめし革、スパイスの香りが強め。
仔羊には流石に負けていた。ヌフかボルドーが妥当だっただろうか....


■Vin Rouge
生産者: ダニエル リオン
銘柄: ニュイ サン ジョルジュ レ ラヴィエール 2009

メインの仔羊のローストと合わせて。
ダニエルリオンはパトリスリオンの関係者(本来は逆なのかな?)という事で華やかに大輪を咲かせるワインを期待していたんですが、こう、期待とはちょっと違う、地に足が付いた面白みの無いブルゴーニュワインでした。
ニュイ サン ジョルジュっぽい力強さはあるんだけど、大地香と果実味を押し出す格好のワインなので華やかさとかそういうのはないかも。
食事の時にはあまりテイスティングしないのですが、早々に諦めました...
普通、なんですよね。


■メイン
オーストラリア産サフォーク種仔羊のロースト オリーブのソース

とりあえず、リブの部分はわかるんだけど、この塊の部分は...?
仔羊ながらややクセはあるものの、好きな人には堪らない香りですよね。ジンギスカン食べ慣れてる人だったら全然いけるはず。ソースは多分グレービーソースにオリーブの風味を加えたものだと思いますが...詳しくは店員さんまで。
まず右側の俵みたいなのもお肉の塊なんですが、これがかなりホロホロに柔らかくて長時間煮焼きしている感じ。
リブの方はロティされていて割としっかりした肉感が楽しめる。ひょっとしたら同じ焼き加減かもしれないけど、まぁそこは素人、という事で。
塩味や火入れは個人的に好きな感じで、リブの方はややレア。脂はちょっとキツく感じたのは多分フォワグラのせい。
めちゃうまでしかもオザミのメインはドカーンとなかなか威圧的な物量で出てくるので食べ応えは相当あります。
量の多いフレンチは前菜からドンドンドォォォン!と強烈な量が出てきますが、前菜は控えめな量なのがオザミのいやらしいところです。いい意味で。
個人的には吉田さんの豚がオススメ。やばいよ。
プラットを頼むときはこういったメインの事情を考慮するのかオススメ。


■デザート
高貴なプリン

めちゃうまです。マジでコンビニとかで置かれないかな。濃厚な卵とバニラビーンズ、駄目押しでカスタードのソース。程よくカラメルのビターさが心憎いです。
正直この時点で胃がかなり疲れていたので、シャーベットにするか、と思っていたのですが、これはプリンを選んで正解です。ふわとろでめちゃうまですよ!


いや、充実したディナーでした、ご飯も美味しいしワインの種類もたくさんあるので、ちょっとオシャレなディナーやワインの種類を楽しみたい人にはいいかもしれせんね。
ボルドーならジスクールもあったし、ローヌならヌフのブランやルージュがグラスで飲めるので満足度は高いです。

デートならサンカントヌフ、複数人で楽しく飲みたいならデュ ヴァンがよろしいです。




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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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