毛並みの良さとセカンドらしい穏やかさが同居したシャペル ド ミッション 2006

こんばんわ。
今日は古酒を沢山飲んで来ました。
ブルゴーニュとカリフォルニア中心で。非常に貴重な銘柄も飲めたのでとてもいい経験になりました。
追ってブログでも書いて行こうと思います。本日飲んだ分に追いつくまで3エントリーくらいストックがありますので、ゆっくり更新していきたいと思っています。

さて、今回は久々のボルドーです。
年末にセラーから引っ張り出して開けたもの。

シャペル ド ミッション オーブリオンはラ ミッション オーブリオンのセカンドラベル。ファーストラベルはグラーヴの特級銘柄で、オーブリオンに隣接するシャトーで超近代的な生産、醸造を行っています。コンピュータプログラムで管理する発酵タンク、瓶詰めラインを導入して品質を保っています。新樽率は100%。
このセカンドラベルは1992年からラ ミッション オーブリオンの品質を保つ為にポートフォリオに加えられました。
所有者はクラレンス ディロン。


生産者、銘柄: シャペル ド ミッション オーブリオン 2006
品種: メルロー 60%、カベルネソーヴィニヨン 40%

約9000円、WA89pt
色調はやや橙を帯びたガーネット、粘性は高い。
西洋杉や濡れた土を感じさせるかなり良質のボルドー。きめ細やかな芳香。
ブラックベリーやクレーム ド カシスの甘やかな果実味と西洋杉や腐葉土、タバコなどの大地香やミント、ラベンダー、カカオやコーヒーなどの樽香、リコリス、ゴムなど。
タンニンや酸味はかなり柔らかく、シルキーな口当たり。野生的な味わいだが、パワー感よりエレガンスが強く感じられる。

メドックのグランクリュクラッセの様な良いグラーヴでした。パワー感に若干不足はありますが、要素がエレガントなんで、あまり不満足は感じないですね。
グラーヴは表土が砂利質で、粘土、石灰で、普通に考えるとカベルネソーヴィニヨン主体になりそうなもんですが、意外と砂利質以外の土壌も多いらしく、メルローの作付け面積も広いみたいです。
ボルドーのわからないところは各々のシャトーの敷地内でML,CS,CF,PVが好き勝手作られてる所ですよね...土壌にあまり関連してこないという...。多分シャトーの土壌ごとに得意な品種はあるんでしょうが、あんまり表に出てこないんですよね。右岸は砂礫か砂利でカベルネソーヴィニヨン、左岸は粘土でメルロー。そんな感じで単純に割り切れないんですよね。
いっそカベルネソーヴィニヨンだけにしちまえよとか思うんですが、そこらへんはリスクヘッジというか、カベルネソーヴィニヨンがダメな年でもメルローが上手く出来る時もあるんで、まあ、つまりはそういうことなんでしょうね。
色々調べても結局シャトーの手腕に全てを覆されてしまうんですが、それはそれでアッセンブラージュの妙が見れて面白いですね。天候とアッセンブラージュを注視していればボルドーも理解しやすいのかな。


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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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