【日本: 3】大手の底力を見た。シャトーメルシャン 勝沼甲州 シュールリー 2012

こんにちは、HKOです。
本日もデイリーラインの更新です。
山梨勝沼産の甲州を使用したシャトーメルシャンのエントリー-ミドルラインです。

シャトーメルシャンは1877年に設立された大日本山梨葡萄酒会社を源流に持つワイナリー。1949年に現在の名称であるメルシャンに変更しています。現在は日本における清涼飲料水、清酒大手メーカーとなっています。
現在のフラッグシップは1976年に栽培を開始した桔梗ヶ丘メルローシグネイチャー、1984年に栽培を開始した城の平カベルネソーヴィニヨン、1990年に栽培を開始した北信シャルドネ。そして2003年に自社栽培を開始したマリコヴィンヤード。
今回の勝沼甲州は、いわゆるエントリーライン-ミドルラインで甲府盆地勝沼地区の熟した甲州を使用。ステンレスタンク中で醸造を行いそのままシュール・リーを5ヶ月間行い瓶詰めします。

さて、行ってみましょう。

生産者: シャトー メルシャン
銘柄: 勝沼甲州 シュールリー 2012
品種: 甲州100%

約2000円
外観はやや麦わらを帯びた薄いストローイエロー、粘性は低い。
甲州としてはかなり充実した果実味があり、香りとしては樽を強く使用しないミュスカデ セーヴル エ メーヌを想起。
白い花の蜜や硬くなり過ぎない程度のミネラル、イースト、フレッシュハーブやハチミツ、カリンやライチなどの果実味が感じられる。
酸は十分にあるが、切り立った様なエッジーさはなく、ソーヴィニヨンブランに近い心地よい後味とフレッシュなライチ、ハーブの余韻がある。


シャトーメルシャンのワインは本当に何を飲んでも完成度が高い。それはフラッグシップライン、 そして長野メルローを飲んでも言えるのですが、ともかくグローバルを意識した作りになっている。
今回の勝沼甲州もそうで、通常甲州は引き締まった強い酸が特徴的ですが非常に葡萄の成熟度が高く甘露で丸みを帯びているようにも見える。またシュールリーによる複雑さがしっかりと表現されています。
ロワールのミュスカデ セーヴル エ メーヌによく似ている。(確かMLFしてなかったと思うけど)価格帯も似ているし、かなり勝負になる一本かな、と思います。
高品質な一本ではあるのですが、すぐ美味しく飲めて価格も安く、それなりにグローバルを意識した味になっているので、ワインファンには結構楽しめるワインになっていると思います。

シャトー メルシャン 勝沼 甲州

シャトー メルシャン 勝沼 甲州
価格:1,533円(税込、送料別)

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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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