【アルザス・ロワール:7】不朽のリースリンク、フレデリック エミール2002

こんにちは、HKOです。
本日はアルザスの大手生産者トリンパックの上位キュヴェであるフレデリック エミールです。


【データ】
トリンパックはアルザスに1626年に設立された老舗ドメーヌ、現在の名声を確立したのは9代目フレデリックエミール時代。(現在は12代目)
45haの自社畑の1/3は特級畑、すべて有機栽培を実践しております。
今回のキュヴェ フレデリックエミールは特級ガイスベルグとオステルベルグの区画で作られたリースリングです。
フラッグシップは白ラベルのクロ サンテューヌ、ヴァンダンジュ タルティヴ、セレクション グランノーブル。
上位キュヴェとして金ラベルが、そしてネゴスラベルとして黄ラベルがあります。

【テイスティング】
生産者: トリンパック
銘柄: リースリング キュヴェ フレデリック エミール 2002
品種: リースリンク100%

WA92pt
外観は明るいストローイエロー、粘性は中庸。
アルザスらしい力強いミネラル感とリースリンク固有の個性的なペトロール香がある。極めて冷涼で引き締まった味わいがありながら、しっかりとしたボディが感じられる。カリン、ライチなどの旨みと酸味を感じさせる果実味、そしてドライハーブや白胡椒。ナッツやシナモンなどの芳香。
一番的なアルザスと比べると、ボディは厚めで、酸は柔らかく感じられる。極めて旨みのある味わい。アフターはカリン、ライチのエキゾチックな果実味が感じられる。


【所感】
より重厚なミネラルとペトロール香が存在していた2008年に比べると穏やかになっていると思います。とはいえ、依然強烈なペトロール香があることは間違いありません。
ヴァン ド ガルド型のワインである事は分かっていましたが、2002年ですら全体的な印象に変化がないのは驚きました。白胡椒やハーブのアロマはあまり変わりません。
果実味に関しては、もともとは熟したフルーツのアロマや味わいがありましたが、より、こなれた旨みが前に出ています。
ボディは穏やかになっていますが、依然力強いワインだと感じました。

しかしフレデリックエミールの飲み頃っていつ来るんだろうか...
クロ サン テューヌもそうなんですが、強固すぎて飲み頃の予想が全くつかねえ...

スポンサーサイト
プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
ついった
物欲センサー
物欲センサー2
リンク
QRコード
QR