2014年ワイン総括


※来年は未年です。

こんにちはHKOです。
いよいよ2014年も最終日となりました。
みなさん、今年も一年間ありがとうございました。

という訳で本日は年末恒例のワインは総括です。今年も様々なワインと出会う事が出来ました。特に古酒は一期一会のところが多いので、幸運にも心に残る程のワインを飲むことが出来て非常に感謝をしております。(※ここまでテンプレート)

という訳で、今回の総括です。



◼︎2014年度ベストワイン(赤ワイン ブルゴーニュ以外)

前回同様、ローヌ及びニューワールドに素晴らしいワインが多かったが、飲んだ回数は少ないながらもボルドーに関しては珠玉の一本と呼ばれるものに多く出会う事が出来た。特にオーブリオン1989、そしてルパン2010は圧巻。そして驚異の伏兵だったのはスミスオーラフィット。その凝縮された果実味はグラーヴ格付内でも突出している。(これよりも全ての点に劣るスーパーセカンド、あるいは1級シャトーも多い事と思う。)
熟成に関してはシャトーマルゴー1978年は歴史的にもワインとしての本質的な価値としても非常に高い。名声が地に落ちたマルゴーを輝ける一級シャトーに復帰させるキッカケとなった素晴らしいワイン。今尚味わいは健在で、まだまだ熟成のポテンシャルを残している。
また先述した通りSQN、シャーヴ、ランリグなどのシラー品種は今年も安定して素晴らしいものに出会えた。特にシラー品種の煌びやかな側面を強調したルネ ロスタン。セレクションパーセレールのファーストヴィンテージ、 ル パヴィヨン1989。エレガントさとローヌ的な濃厚さが融合した南アフリカの最上級のシラー、ブーケンハーツクルーフ。いずれも驚きに満ちたワインだったと思う。
全体的にやはり濃厚なワインが好みであるのは間違いないが、突出したエレガンスは、その好みすらも容易に平服させる。
2015年は前回同様スペインを中心に、中国や南アフリカ、ロワールのカベルネフラン、カオール。それと意外と手を出していなかったアルゼンチンなどを中心に攻めて行きたいと思います。


1: オー ブリオン 1989(仏:オーブリオン)


2: ル パン 2010(仏:ル パン)


3: エルミタージュ 2011(仏: シャーヴ)


4: ダークブロッサム 2011(米:シネ クア ノン)
5: ラン リグ 2010(豪: トルブレック)
6: コート ロティ ラ ランドンヌ 2010(仏: ルネ ロスタン)
7: スミス オー ラフィット 2010(仏:スミス オー ラフィット)
8: エルミタージュ ル パヴィヨン 1989(シャプティエ)
9: ブルネッロ ディ モンタルチーノ レゼルヴァ2007(伊:ビオンティ サンティ)
10: マルゴー 1978(仏:マルゴー)
11: レス トッセス 2009(西: テロワール アル リミット)
12: ブーゲンハーツクルーフ シラー 2011(阿: ブーゲンハーツグループ)
13: シュヴァル ブラン 2011(仏:シュヴァルブラン)
14: プロプライエタリーレッド1993(ハーランエステート)
15: フラッチャネッロ デッラ ピエヴェ 2010(伊:フォントディ)



◼︎2014年度ベストワイン(赤ワイン ブルゴーニュ)

2012年と2011年を中心に。2011年が多く含まれているが、いずれも2009年、2010年の同一生産者のそれと比較すると強い抽出と酸を感じる作風だったと思う。対して2012年は若干の方向性を変化をしたのか、小ぶりな2009、2010年といった印象を受けた。
よって上位3位まではバックヴィンテージとなっています。ただ2011年も決して悪くはなく、ルソーやルジェ、ヴォギュエはかなり手堅く作り込んでいると思いました。バックヴィンテージの印象をそのまま壊さずこれぞ!といったワインを作っている。
そして嬉しかったのが、ドメーヌ フーリエの2012年がとても良く出来ていたということ。
繊細でありつつ、果実味に満ちた素晴らしいワインを作っていると思います。2010年を思い出しますね。
グリオットがクロ サン ジャックより下位に来ているのは完全に早飲みできるタイプではないという観点です。ただポテンシャルが高いのは間違いありません。
上位三位は言及する必要ないですね。
去年と比べると(価格の高騰もあり)かなりウェイトを落としましたが、更にウェイトを落として他の地域に注力していきたいと思います。


1: ラ ターシュ 2009(DRC)


2: ヴォーヌロマネ クロ パラントゥー 2010(エマニュエル ルジェ)


3: シャンベルタン 1982(ジャン ルイ トラペ)


4: シャンベルタン 2011(アルマン ルソー)
5: エシェゾー 2011(エマニュエル ルジェ)
6: シャンボールミュジニー レ ザムルーズ 2011(コント ジョルジュ ド ヴォギュエ)
7: ジュヴレ シャンベルタン クロ サン ジャック 2012(ドメーヌ フーリエ)
8: クロ ヴージョ 2011(ドニ モルテ)
9: ミュジニー 2011(ジャック フレデリック ミニュレ)
10: ニュイ サン ジョルジュ レ ヴォークラン 2011(ロベール シュヴィヨン)
11: クロ ド ラ ロッシュ 2011(ユベール リニエ)
12: グリオット シャンベルタン 2012(ドメーヌフーリエ)
13: ジュヴレ シャンベルタン 2011(ドメーヌ ルロワ)
14: ヴォーヌロマネ レ ボーモン 2011(セシル トランブレー)
15: マルサネ ランセストラル 2011(シルヴァン パタイユ)



◼︎2014年度ベストワイン(白ワイン、スパークリング)

今回は例年と比較してシャンパーニュの比率が倍増している。各メゾンのフラッグシップを抑えながら、よりレコルタンマニピュランに注力出来たと思う。
ド スーザやピエール ペテルス、エグリウーリエ、アランロベールなどを試したが、彼らのフラッグシップまでは到達していないので、来年はよりNMに注力していきたい。
とはいえ今回は感銘を受けたのは全体的に見ていくとメゾンのものが多かった。酸化的な熟成の妙技を感じさせるクリュッグ、アルゴンヌ。シャープネスに満ちたNPU、とてつもないボリューム感と甘露さで迫るヴィンテージ ポールロジェ(若いウィンストンチャーチルよりは圧倒的にこちら)など、どれも個性豊かで、熟成によって、更にタイプが分かれているような気がした。
甘口に関しては安定のディケム、そしてトカイ エッセンシア。エッセンシアは重量感のある質感と強い旨味、酸が特徴的でした。
辛口ではコシュデュリのムルソーペリエール、ドーヴネのオークセイデュレス、ダグノーのサンセール。どれも共通して言える特徴は酸とミネラル、果実味の均衡が取れた時に発現する凝縮した球体、シルクのような質感があります。その上質な質感の上で、例えばコシュデュリのペリエールなら突出したミネラル感が、ドーヴネのオークセイデュレスなら複雑さと凝縮感が、ダグノーのサンセールなら清涼感があります。イヴ ガングロフのコンドリューもそういうタイプでしたね。
様々なタイプの泡、辛口、甘口を飲みましたが、未だ代表的銘柄しか飲めていない為、よりシャンパーニュで言えばNMを、他の地域であれば、フランチャコルタやスペインのアルバリーニョ、ロワールのシュナンブランやドイツのリースリング、ゲヴェルツトラミネールを追っていきたいと思います。


1: リューディ マレイユ シュール アイ スールモンNV(ジャックセロス)


2: シャトー ディケム 2001


3: ムルソー ペリエール 2011(コシュ デュリ)


4: オークセイ デュレス レ クル 2002(ドメーヌ ドーヴネ)
5: サンセール ル モンダネ 2010(ディディエ ダグノー)
6: トカイ エッセンシア 1999(ボデガス オレムス)
7: アランロベール メニル ブリュット レゼルヴ 1986(アランロベール)
8: クリュッグ ヴィンテージ 1995(クリュッグ)
9: アルゴンヌ 2002(アンリ ジロー)
10: ムルソー シャルム 2011(コント ラフォン)
11: リューディ アイ コート ファロンNV(ジャックセロス)
12: NPU 1999(ブルーノ パイヤール)
13: ブリュットヴィンテージ 1993(ポール ロジェ)
14: コルトン シャルルマーニュ 1994(ジョルジュ ルーミエ)
15: コンドリュー 2011(イヴ ガングロフ)



◼︎コストパフォーマンスが良いワイン
最後に今年飲んだワインでコストパフォーマンスが良いワイン(5000円くらいまで)を順不同であげています。ご参考までに。

フランチャコルタ ドサージュ ゼロ(ヴェッツォーリ:伊)
プリマヴェーラ ピノノワール(ステファノ ルピアノ:新)
カンタ リースリング(エゴンミューラー:新)
シャルドネ(ドメーヌ ラ コロンベット:仏)
オークセイ デュレス (バンジャマン ルルー:仏)
バロン エドモン(ルパート&ロートシルト: 南阿)
ネイピア レッドメダリオン(ネイピア: 南阿)
クローヌ ボレアリス ブリュット(トゥエーヤンガゲセレン:南阿)


では2014年も残すところ数十分となりましたが、良いお年をお迎えくださいませ。
来年も宜しくお願いします。







コシュ・デュリ ムルソー ペリエール [1996] 750ML

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価格:205,200円(税込、送料別)



[2001] シャトー・ディケム ハーフCh.d'Yquem 375ml

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価格:53,784円(税込、送料別)







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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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