【シャンパーニュ: 57】プティ クロ ジャカン、ピエールカロのヴィーニュ アンシェンヌ

こんにちは、HKOです。
本日も引き続きシャンパーニュです。


【データ】
ピエール カロは1985年に設立されたアヴィーズに拠点を置くレコルタンマニピュラン。それまでは基本的にメゾンにブドウを販売しており、現在でもボランジェにもブドウを提供しています。アヴィーズ、クラマン、シュイイ、グローヴに合計7.25haを所有し、うち4ha程度がドメーヌ本詰。生産量は4万本程度。フラッグシップは0.07haの単一畑、樹齢40年の古木を使用したクロ ジャカン、年間生産量は800本。
栽培はリュット レゾネを実践。畑での作業はすべて手作業で行われ,収穫も当然手摘みで行われる。シュールリーの状態で、12ヶ月間木製発酵槽で熟成とMLF。その後,瓶内二次発酵。32ヶ月熟成。デコルジュは2013年9月。単一年(2009年)90%とリザーヴワイン10%のアッサンブラージュ。
今回のヴィーニュ アンシェンヌはミレジム。
アヴィーズ村に存在する0.4ヘクタールのリューディであるレ ザヴァで栽培された1952年植樹のヴィエイユ ヴィーニュ。シュール リーの状態で8ヶ月間熟成。マロラクティック発酵は実施せず、瓶内二次発酵と熟成(79ヶ月)。ドザージュは1リットルあたり10.8グラム。


【テイスティングコメント】
生産者: ピエール カロ
銘柄: ヴィーニュ アンシェンヌ アヴィーズ グランクリュ 2007
品種: シャルドネ100%

約9000円
外観は淡いイエローで粘性は中程度。
塩ナッツやエシレバターの香りを感じさせる少し酸化的な風味が感じられる。比較的しっかりとしたミネラル感がある、少し熟成感があるがパワフル。ドライハーブ、出汁、熟した黄桃、アプリコットの様な濃密な果実味は感じられる。
酸の感じはブランドブランらしいシャープで繊細。
緻密な酸があり、塩ナッツ、アプリコットなどの旨味がしっかりある。果実の酸化的な風味が素晴らしい。


【所感】
正直クロ ジャカンと比べても引けを取らない素晴らしいシャンパーニュでした。
幾分かフレッシュさが目立つクロ ジャカンですが、こちらは単一年の物なので、やや酸化的です。
酸化的というのは表現があまりよろしくないですね、ごく自然に熟成した感じでしょうか。
マロラクティック発酵の影響は比較的強めで、それに酵母や樽の香りがしっかりと調和し、塩ナッツやエシレバターのような風味が感じられます。
果実味も円熟し、アプリコットや黄桃の密度の高い果実味が感じられます。ヴィーニュ アンシェンヌという名前にふさわしい60年クラスの古木なので、密度はかなりたかいです。
酸は緻密でブランドブランらしい繊細さがありますね。決して高いワインではないだけにかなり嬉しい一本です。
トップキュヴェのクロ ジャカンとは少し違いますが、単純に出自の良さが伺えるシャンパーニュだと思います。


◾︎例のごとくワイン会で。(Part.1)

ホタテのソテーや...


蒸し穴子のお寿司と良く調和しました。



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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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