【カリフォルニア:51】2年ぶり、2度目の邂逅。コングスガード、ハドソンヴィンヤード シラー 2007

こんにちは、HKOです。
ジョセフフェルプスに続き、ナパヴァレーのシラーです。このブログでも一度取り上げたコングスガードのハドソンヴィンヤード シラー 2007です。


【データ】
コングスガードはナパヴァレーに拠点を置くカルトワイナリー。
主にシャルドネ、シラー、ヴィオニエ、ルーサンヌ、カベルネ ソーヴィニヨンを産出しています。
このワイナリーは何と言ってもシャルドネですが、ハドソンヴィンヤードから産出される卓抜したシラーも高品質。グリーンハーヴェストによって収量は一般的なワイナリーの約半分。さらに厳格な選果が行われ、新樽比率50%のフレンチオークで24ヶ月熟成される。無論、無濾過、無清張。
フラッグシップはシャルドネを使用した、ザ ジャッジ。


【テイスティングコメント】
生産者: コングスガード
銘柄: ハドソンヴィンヤード シラー 2007

外観は黒に近いガーネットで粘性は高い。
丁度熟成の間にいる様な、近づきやすさに欠ける状態のシラー。但しワイン本来の重さや果実の凝縮度は明らかに感じられる。黒砂糖やブラックベリー、ダークチェリーを煮詰めた様な果実味があり、濡れた木や土の香りと混じり合う。やや華やかな果皮の風味も残っており、スミレや百合などの風味も感じられる。徐々にミルクティーの様な要素や焦がし砂糖の様な甘露さも現れる。鉄釘、グローヴやリコリスなどの漢方を思わせる香りもある。
口に含むとミルクティーや焼いたゴム、鉛筆の芯の様な香りがあり、酸は柔らかく、まろやか。タンニンは柔らかいが収斂性がやや高めに感じる。


【所感】
前回飲んだ時(2年と10ヶ月前)は粘土や牛脂のようなアロマが前面に出ていましたが、ちょっと円熟したのか、熟成による濡れた木や土の香りと煮詰めた様なベリーの果実味が強く感じられますね。樽のニュアンスは少し控えめになっています。
ただ未だ熟成の狭間にいる様な収斂性の高さと香りの閉じ方を感じさせます。ベストなタイミングではなく、あと10年くらいは待ちたい感じの味わいでした。
ずっと美味しいシャルドネと比べると難しいワインだなぁ、と改めて思いますねえ。
ちなみに前回飲んだ時は2013年、今から見ると2009年ヴィンテージを飲むようなイメージなので、当時でも程々に熟成が始まってたんではないかと思います。
と言うことを考えると出来立てピチピチのものってまだ飲んだことないんすよねぇ。
誰か感想聞かせてくんないかな。



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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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