à nu, retrouvez-vous(ア ニュ ルトゥルヴェ ヴー:青山)

【前提】
※メニュー横の★はHKO主観の「もう一度食べたい度」です。シェフ渾身の一皿を素人如きの尺度と個人の趣味嗜好で、それがさも絶対の事実の様に評価するものでは一切ありません。
当てになりません、メモです。
★★★★★→今日にでももう一度食べたい!
★★★★→明日にでももう一度食べたい。
★★★→必ずもう一度食べたい。
★★→機会があればもう一度。
★→日常的に食べられると最高。


こんにちは、HKOです。
本日は舌を噛みそうなお名前のお店、ア ニュ ルトゥルヴェ ヴーに行ってまいりました。



広尾から多少歩いた所にあるお店。
モダーンな佇まいですね。



ウェルカムプレート。




シェフは下野 昌平氏。
ル ブルギニオン(スーシェフ)、フランスのトロワグロ、タイユヴァン(ソーシエ)、ル ジュー ドゥ ラシエット(シェフ)を務めた後に独立。2009年にア ニュを開店しました。



◼︎フィンガーフード「ごぼうのムース、鴨のヴィネグレットサラダ、バジルと松の実のサブレ」(★)


ウェルカムプレートに刺します。
ごぼうのムースは非常に滑らか。土の風味は充実。ガリガリとしたゴボウチップスやピンクペッパーのスパイシーな風味も素晴らしい。
鴨のサラダはシンプルながらジューシー。脂がよく乗っている。
バジルと松の実のサンドはサクサクほろほろしたクッキーにマヨネーズを思わせる酸味と松の実の香ばしい風味が感じられる。



生産者: ヴーヴ アフレー
銘柄: ブリュット NV

外観はやや濃いめのイエローで粘性は中庸。
濃密で厚い体躯のシャンパーニュ。クリスピーで樽の要素もしっかりと感じられる。
リンゴや花梨などの厚みのある旨味がある果実味とともに、乾いた木材やナッツ、バターの要素を主軸として、フレッシュハーブのような風味が感じられる。
酸のシャープさは中庸だが旨味の厚みが強い。ピノノワール主体かもしれない。膨らみがあり酸の厚みが際立つワインだ。



◼︎アントレ「メヒカリのフリット 南米原産アヒを使ったマヨネーズ」(★★)


外側は天ぷらのようにサックリと揚がっていて、中は蕩けるように柔らかでホクホク。胡椒だけ振られている。
川魚らしい味わいでピリ辛のアヒのマヨネーズとメヒカリのエキスが良く結合する。食感も良いし、アヒのピリッとした感じとマヨネーズの滑らかさがいい。



■パン「代官山ファミーユの自然酵母のパン、フランスパン、自家製ブリオッシュ」


バターは滑らかなホイップバター、オリーブオイル。
ブリオッシュは外側サクサクで中はふんわり柔らかい。ブリオッシュらしい甘みは控えめで食事に合う形で塩気が感じられる。他のパンも非常に小麦の味わいがほのかに感じられて美味しかった。



◼︎アントレ「真鯛のカルパッチョ ウイキョウのフヌイユペースト、円形の大根 摩り下ろした紅芯大根 サラダグァバとルッコラ」(★★)


真鯛の刺身の上にマリネした円形の大根、すりおろした大根、ルッコラを刻んだものを添えている。
ビネガーでマリネしたコウシンダイコンがドレッシング代わりにいい味を出している。フェンネルの風味もほのかに感じられる。
真鯛のカルパッチョと共にマリネした大根を頂くと、真鯛に綺麗に酸の要素とサクサクとした食感が付加されていく。真鯛の淡白な風味をビネガーでギュッと味を引き締め、味わいを膨らませてくれる。



■アントレ「ホタルイカ ホワイトアスパラガス 生ハムのコンソメゼリー」(★★)


生ハムのゼリー。瑞々しいサクサクとした食感のホワイトアスパラガス。湯通ししたやや酸味を感じるホタルイカ。
イカはちゃんとイカの風味があるのに全く臭くない。ホタルイカのワタがとてもクリーミー。
そして生ハムのゼリーと良く合う。生ハムの旨味の溢れるコンソメの中に浸しているような感じ。またホワイトアスパラの食感もホタルイカとゼリーの中においては際立っている。胡椒の刺激もあり、多種多様な一面を見せてくれる。



◼︎スープ「ジビエのコンソメスープ 白菜」(★★★+ ※但し癖あり)


白菜と、雷鳥、山鳩、ヤマシギ、山鶉、鹿、猪、熊などのジビエを煮込んだフォンを使ったコンソメスープ。
白菜にもこのフォンを染み込ませてある。
香りが物凄い。非常に複雑でありながら香り高い。それでいて味わいは澄んでいる。鉄分を多少感じるのはジビエだからこそか。スープというより出汁、ジュといった感じか。人によってはジビエの臭みを感じるかもしれないが、好みによると思う。個人的には非常に香りに複雑さがあり、大変面白いと思う。



◼︎ポワソン「骨付き太刀魚のムニエル 落花生のクランブル 縮み法蓮草」(★★★★)


骨付き太刀魚に、ほのかに柑橘の酸味が漂うソース、縮み法蓮草。
太刀魚のフワッとした食感にクリスピーな落花生の食感と風味が混じる。そこに柑橘の塩気が付加、油分をさっぱりとした余韻に変えてくれる。
旨味が非常に良い作用をしていて、太刀魚のエキスと油分が、柑橘の酸と本当に良く合う。火入れも絶妙でスズキを思わせるしっとりとした質感が突出している。太刀魚は苦手だったが、非常に美味しかった。



◼︎ヴィヤンド「金華豚と1ヶ月熟成パルマ産豚の2種類のロースト 12種類の香辛料を使ったソース 石垣島産ビパーツ」(★★★+)



金華豚のローストと1ヶ月熟成パルマ産豚を使ったロースト。芽キャベツ、蕪、マッシュルーム、トマト、インゲン、ミョウ、葉野菜のソテー。石垣島産ピパーツのペーストと12種類の香辛料を使ったソース。
金華豚はどこか五香粉などの香辛料が効いたような風味が感じられる。肉質はとても柔らかい。
パルマ産の豚はジューシーで少し野性的な風合いを感じられる。やや硬めで旨味も非常に強い。
そこに香辛料のソース。ソースはジュの風味を基調として、辛さではなく風味の複雑さを出すスパイスといった感じ。粘性は非常に高い。石垣島のピパーツは胡椒的な辛さではあるものの味は糠っぽいというか味噌っぽいというか。柑橘の風味もある。辛味はかなり強いと感じた。
豚肉との相性もバッチリ。
野菜はどれも火入れで甘さが際立っている。本来の味を残しながら甘さを維持してるし、隠されたミョウガが面白い。なかなかボリューム感のある皿だった。



◼︎プレデセール「様々なリンゴのデセール」(★★)


リンゴのソテー、ソルベ、リンゴを混ぜたクレームフレーシュで構成。
クリームが絶妙でサワークリームのような酸味とリンゴの風味が感じられ、またリンゴのソテーも、煮詰めすぎず綺麗に酸を残している。
ソルベの冷たいタッチも口の中をさっぱりとさせてくれる。ソルベだけだと酸が際立ちすぎるんだけど、クリームとソテーがうまいこと味わいの厚みのバランスを取っている。酸味はあるが決して厳しくない。
それでいて口の中をさっぱりとさせてくれる一皿。



◼︎デセール「クイニーアマンと様々なソース バニラアイス」(★★)


カラメルソース、柑橘とイチゴのソース、ピスタチオ、バニラアイス。クイニーアマンは外側がカリカリで、中はふっくらモチモチ。様々なソースと絡めて食べる。
特にカラメルの濃密さがクイニーアマンと調和。
シンプルでありながら非常に美味。バニラアイスもバニラの風味がしっかりとある。
手は混んでいないが、手堅いデセールだと思う。



■ミニャルディーズ「レモンのシュークリームとパッションフルーツのゼリー」(★)



以上。
ミニャルディーズとフィンガーフードを含めると10皿という長丁場となりました。
どれも食材やスパイスに大変こだわられていて、結構新しい体験ができました。
個人的には楽しかったのはやっぱりメインの食べ比べ、あとジビエのコンソメスープですね。金華豚とパルマ産の熟成豚を食べ比べるとかあんまりないですもの。
あとピパーツというスパイスも初めて体験できました。
これも良かったですね、勉強になりました!

また来たいですが、なかなか量があるのでランチかなあ。
10皿はかなり腹に来ますね....

ちなみに料理は美味しかったんだけどさータイミングが悪かったのかメチャクチャうるさかったんだよ店内。東京カレンダーを絵に描いたような色黒のクソミドルが若い女の子と合コンしてたのがホントにみっともねえと思いました!!!
なんか全体的に軽そうなオッサンが沢山いて合わんかったわ...※全くお店の問題ではなく客層が俺に合わない。



住所: 〒150-0012 東京都渋谷区広尾5丁目19−4SR広尾ビル1F
店名: à nu, retrouvez-vous(ア ニュ ルトゥルヴェ ヴー)
電話番号: 03-5422-8851
営業時間:
[月~日・祝]
11:30~13:30 L.O.(CLOSE 16:00)
18:00~21:00 L.O.(CLOSE 24:00)
ランチ営業、日曜営業
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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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