Les Chanterelles(レ シャントレル:代々木上原)

【前提】
※メニュー横の★はHKO主観の「もう一度食べたい度」です。シェフ渾身の一皿を素人如きの尺度と個人の趣味嗜好で、それがさも絶対の事実の様に評価するものでは一切ありません。
当てになりません、メモです。
★★★★★→今日にでももう一度食べたい!
★★★★→明日にでももう一度食べたい。
★★★→必ずもう一度食べたい。
★★→機会があればもう一度。
★→日常的に食べられると最高。



こんにちは、HKOです。
本日はかなり足を伸ばしまして、代々木公園のシャントレルに行ってきました。



カウンター主体のモダンでお洒落な外観。



テーブルクロスの無い、ノルディックキュイジーヌ然のしたスタイル。

シェフは中田雄介氏。
渋谷のラ ブランシュ、パリのル ベリクール、オーベルジュ エ クロ デ シームで修行後、ラルテミスでシェフを務めた後独立、2011年にシャントレルを開業しています。


コースは5500円のコースをチョイス。



ベルギー産ビールを飲みながら、おつまみをいただきます。このホワイトビール、美味しいですね。


■お食事前のおつまみ: 「自家製サーモンのリエット、キノコのクロックムッシュ、キャベツのオムレツ」(★)


塩とほのかな酸味を帯びたしっとりとしたサーモンのリエット。旨味が充実している。パリパリとしたバケットともに頂く。
キャベツのオムレツはキッシュみたいな感じで、ちょっとチーズの風味が感じられる。スナックといった感じ。
少し暖かいクロックムッシュはシャンピニオンの芳醇な香りと風味があり、パンのパリパリと香ばしい食感が良く調和している。揚げている様なサックリとした食感。



■お食事前のおつまみ2: 「キノコのコンソメスープ」(★)

トランペット茸やシャンピニオンを使ったスープ。椎茸のような旨味溢れるお茶。キノコなのにハーブやお香のような特異かつ馥郁の香り。



■パン

暖かい小麦の風味がしっかりと感じられるパン。



さて、次から前菜です。
雲丹と玉ねぎを使った一皿。



■季節の一皿: 「新玉ねぎの冷たいムース 北海道産雲丹 トマトのジュレ」(★★)


甘い新玉ねぎのムースの上に雲丹とトマトのジュレ。
透明なトマトのジュレはトマトの瑞々しく少し青い風味、強い旨味を感じられる。
新玉ねぎの冷たいムースは滑らかな舌触り。新玉ねぎの甘さとキュウリのパリパリとした食感が楽しい。
そして添えてある雲丹は臭みがなく濃厚な味わい。玉ねぎのムースのまろやかさとトマトのジュレとの旨味と強力なペアリングを見せる。
滑らかな一皿。


透明なトマトのジュレいいですね。
色からは考えられない旨味と風味だけ凝縮した様な感じで、新玉ねぎと雲丹ともうピッタリ合ってたと思います。


■おすすめ前菜: 「さっと炙った鰆のマリネ 人参や野菜など様々な根菜と 人参と生姜のピューレ 新玉ねぎのドレッシング」(★★★)


表面を炙った鰆。付け合わせはフレッシュなビーツ、大根、人参、蕪などの根菜類。ハーブを感じる粟。新玉ねぎを使ったドレッシング、底には生姜のピューレ、クレソン。
鰆は脂がのっていて、軽く炙った香ばしい香りが漂う。サクサクとしたチュイル的なものが乗っており、トロッとした鰆との食感のコントラストも楽しい。
そこにほのかに甘いフルーティーな生姜のペーストが交わり和の風味を感じさせる。辛さは感じない。ドレッシングの酸味が鰆のオイリーさとよく合っていると思う。


サラダ的な立ち位置の一皿ですかね。
次はフォアグラです。


■おすすめ前菜: 「フォアグラのポワレ 牛蒡 黒トリュフの暖かいスープ」 (★★★)



黒トリュフの芳醇な香りが際立つ一皿。
プレーンで滋味溢れる出汁の土の香りを感じさせる牛蒡のスープ。その上にポワレしたフォアグラとトリュフを添えて。フォアグラのポワレは言わずもがな濃厚だが、スープの繊細さで中和されており、際立ってどっしりとした感じはしない。フォアグラは滑らかで当然ながらオイリー。フォアグラの個性があるが、黒トリュフの芳醇な香りをとてもよくペアリングする。言わずもがな牛蒡と黒トリュフの相性も良い。フォアグラの重さを感じさせない一皿。



重くない。軽やかでスープをベースにした一皿という感じ。次はメインです。
フレンチとしては珍しい馬料理です。



■主菜: 「イタリア産馬肉のグリル 鹿児島産春筍 レンズ豆のピューレ ケイパーとアンチョビのバター」(★★★+)


馬肉の火入れは中はレアで外側もしっとりと焼きあがっている。牛肉に近いがよりクセがある。野性味がある。タリアータ。
少しソースにレモンの風味があり、酸味も感じられる。
塩が効いたアンチョビバター、肉汁を使ったソースとの相性も良い。非常にジューシーで噛むと野生的な肉汁があふれ出してくる。肉にも塩胡椒は効いているが、ソースやアンチョビバターによってより複雑さを増している。トラディショナルなソースだけど、とても美味しい。
ガルニチュールの春筍はホクホクに焼き上げられている。春の甘みと苦みをレンズ豆の甘いピューレが包み込む。またキノコのソテーもバターの風味が効いていて良い。


馬刺しとかは稀に頂きますが、火入れしたのはあまり経験がなく...意外とクセがあるな、という印象。
ただ非常に美味しかった。ジビエ的な感覚で頂くといい感じかも。
最後はデセール。


■デセール: 「チョコレートのテリーヌ ホットワインのシャーベット」(★★)


干し杏子のような果実味、ほのかなアルコール感を感じさせるシャーベット。チョコレートのテリーヌはほぼチョコレートでねっとりと重い味わい。っていうかこれチョコレートそのものの様な重さがある。ずっしりとしたデセールなので、お腹いっぱいだと入らないかも。

なかなか重いデセールでしたね。
ただ非常に美味でした。


■ミニャルディーズ「メレンゲとヘーゼルナッツのクリーム」(★)





トラディショナルになりすぎず、イノベーティブになりすぎない、丁度いい具合の軽やかさを持ったフレンチだと思います。バランス感がいいです。
トラディショナル好きには物足りなさを感じるかもしれませんが、軽妙ですし、比較的どんな人でも受け入れられるキャッチーな料理だな、と思いました。
やっぱりお店の名前から類推できますが、キノコの登場率が高いですねー。

大変美味しかったです。



住所: 東京都渋谷区元代々木町24-1 アブニール元代々木1F
店名: Les Chanterelles(レ シャントレル)
電話番号: 03-5465-0919
営業時間:
18:00~21:30(L.O.)
昼/ 12:00~14:00(L.O)土・日のみ
ランチ営業、日曜営業
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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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