Convivialite(コンヴィヴィアリテ:西大橋)

【前提】
※メニュー横の★はHKO主観の「もう一度食べたい度」です。シェフ渾身の一皿を素人如きの尺度と個人の趣味嗜好で、それがさも絶対の事実の様に評価するものでは一切ありません。
当てになりません、メモです。
★★★★★→今日にでももう一度食べたい!
★★★★→明日にでももう一度食べたい。
★★★→必ずもう一度食べたい。
★★→機会があればもう一度。
★→日常的に食べられると最高。

こんにちは、HKOです。
大阪のお店訪問第二弾。本日は西大橋の名店コンヴィヴィアリテです。
ここら辺は営業マン時代にかなり回っていたエリアで、ありとあらゆる場所が思い出を色鮮やかに蘇らせてくれます。
まぁ実際は極彩色であったりモノクロであったりするのですが...時間て怖いですねえ。

そんな感じです。



当時は気にも留めなかった店構え。



シンプルかつ上品です。しかし席数が少ない...!



シェフは安尾秀明氏。
辻調を首席で卒業、講師を務め、その後コンヴィヴィアリテを開店しました。ミシュランガイド大阪・京都版では、*1を獲得しています。


まずはシャンパーニュから。

生産者: ディエローヴァロワ
銘柄: グランクリュ クラマン ブラン ド ブラン NV

ピュアで蜜の様な甘露さを感じさせるフレッシュかつクリーンなシャンパーニュ。ほのかにフレッシュさを邪魔しない程度のMLF、そして木のバニラを思わせる樽の要素が感じられる。洋梨やシトラスなどの爽やかかつ蜜に溢れた果実味に、木材の要素、そしてバニラやバターの様なアロマが混じる。時間が経過するほどに甘みやMLF要素がしっかりと現れ、強くなってくる。
酸味は中庸で適度なバランス。やや弱めかもしれない。
旨味とフルーティーな甘みがあり、ふくよかな体躯の味わい。確かにクラマンらしい熟したシャルドネ。


■アミューズ「スクランブルエッグ トマトペーストとフォアグラ ハムとチーズを重ね焼いたパン」(★★+ )



スクランブルエッグの再構築。
まろやかなペースト状のエッグペーストの底にトマトソースとフォアグラのペーストが潜む。滑らかな中にあるホールのコリコリとしたペッパー、エシャロットのサクサク食感が楽しい。
口の中でスクランブルエッグを構築するが、極めてクリーミーで、かつフォアグラの複雑さを強く感じる。
ジューシーでサクサクとした食感のトースト。
あっ、これ朝ごはんじゃん!


■パン「シュクレクールのバケット、グリュエールチーズを練り込んだパン」
■バター「ポワトゥーシャラントのAOCパムブリーとノルマンディーのAOCイズニー」


すごい美味い。グリュエールチーズのパンは濃厚だし、シュクレクールのパンは言わずもがな、小麦の要素が強いのに外皮の硬さと内側のモチモチ感が絶妙。
バターも素晴らしくミルクの濃密な風味が感じられる。
有塩で丸みのアクセントに。


■アミューズ「ツブ貝のマリネ 加賀太キュウリ パセリのペースト」(★)


多少塩気が乗る加賀太キュウリ、強いゴリゴリとした食感のツブ貝。そこに清涼感のあるパセリのペーストが乗る。磯っぽい風味がしっかりとあり、非常に力強い味わい。


■アントレ「カツオのマリネ 季節の野菜」(★★★+)


カツオのマリネにアボカド 島らっきょう ミョウガ オクラ スイカカボチャなどの夏野菜、 ワサビベースのアボガドのアイスを添えている。
アボガドのまろやかさがカツオのマリネに超絶に調和する。鉄分を残しながら強い丸みを感じる。ワサビのアイスは辛さはなく、ほのかに清涼感のあるワサビの風味が鼻に上がってくる。またミョウガの爽やかな味わいや食感もカツオにぴったりと合う。タタキの組み合わせ。
オクラはとろろの様な役割に。
各要素が当たり前の様に調和する。また夏野菜の豊かな食感がアクセントになっていて非常に楽しい。酸味のある島らっきょうもいい味を出している。


■ポワソン「ふっくらと蒸しあげた平目 ズッキーニ パクチーのソース ライム 紫蘇花 ムール貝」(★★★★+)


蒸しあげた平目の上に紫蘇とライム、パクチー。下にはズッキーニ。ソースはパクチーのソースでズッキーニを敷いている。
平目はメチャクチャフワフワでしっとり。
それでいて塩気で引き締まっていてエキスが身に染み込んでいる。平目の淡白な風味にはパクチー、ショウガ、花紫蘇の強いアロマティックな添え物が非常に強い彩りを与えている。魚料理とは思えない華やかな余韻。
パクチーのソースは香りの強さは生より爽やか。ズッキーニは食感を残している。オイリーで単体でも美味しい。


■ヴィアンド「ガリシア産三元豚のロースト」(★★★?)



ガリシア産三元豚のロースト、ジャガイモのペーストを焼き上げ季節の野菜(マッシュルーム 芽キャベツ そら豆)を添えたガルニチュール。
赤みを残した形で火が入れられた三元豚のロースト。しっとりとした肉質で柔らかく、豚肉の臭みは希薄で穀物的な風味も感じられる。当然ながらジュージーではある。
ちょっと生気味の様な気がするが...まあ大丈夫なんだろうか。この火入れがあっているのかはわからないが、しっとりとして美味なのは間違いない。素材と塩胡椒のシンプルな味わい。
ガルニチュールのジャガイモはふっくらとしていて、チーズの風味が漂う。そら豆のローストも香ばしくて美味しい。


■アヴァンデセール「ベリー キウイ グレープフルーツ シャルトリューズのソルベ」(★)


イギリス発祥のピームスのソルベ。
シャルトリューズを使っているものの、アルコール感は控えめで、ベリーとキウイの風味が突出。
酸味は爽やかで、強め。食後の余韻をデザートに向けて綺麗に遷移させてくれる。


■デセール「チョコバナナ」(★★+)


小麦粉を使わずに焼き上げたカカオのスポンジケーキの上にピーナッツのクリーム。そしてビターチョコとバナナの皮を使って糖度をあげたアイスクリームを添えたもの。
カカオのスポンジケーキはしっとりとしており、そこに香ばしいピーナッツバターか乗る。ややピーナッツの皮っぽいビターさがあり、味わいに深みがある。それだけでも美味いがバナナのアイスを一緒に含むと完全にチョコバナナ!
カリッと焼き上げたピーナッツの香ばしさも素晴らしい。
マジ美味い。


■ミニャルディーズ
ワゴンで供出。



美味しかったーーー!
こう、モダンでありながら外れの皿がないですね、ここ。
マンジュ トゥーとかもそうなんだけど、非常に食材同士の調和がしっかりと図られていて、相互に食材同士が作用する様は、なんというか、科学的というか、技巧的というか。クラシック音楽的というか。そんな感じですね。
昨日のピエールも良かったですが、こっちも(予約は取りにくいらしいですが)かなり素晴らしいと思います。
東京と全然時差ないですね(失礼な話かもしれませんが...)
ここも今度は夜来たいですね...またの出張に期待したいです!


住所: 大阪府大阪市西区新町1-17-17
店名: Convivialite(コンヴィヴィアリテ)
電話番号: 06-6532-4880
営業時間:
11:30~14:00
18:00~21:00(L.O)
ランチ営業、日曜営業
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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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