【前提】
※メニュー横の★はHKO主観の「もう一度食べたい度」です。シェフ渾身の一皿を素人如きの尺度と個人の趣味嗜好で、それがさも絶対の事実の様に評価するものでは一切ありません。
当てになりません、メモです。
★★★★★→今日にでももう一度食べたい!
★★★★→明日にでももう一度食べたい。
★★★→必ずもう一度食べたい。
★★→機会があればもう一度。
★→日常的に食べられると最高。
こんにちは、HKOです。
本日は日本橋のカフェ エメ ヴィベールで夕飯を食べてきました。
エメ ヴィベールといえば恵比寿にあるグランメゾンが有名ですが、こちらはよりカフェとかビストロ然とした気軽な感じのお店になっています。

エグゼクティブシェフは若林稔章氏。
青山の「ラ・マレ」「トゥールダルジャン」を経て25歳の時に渡仏。
フランスの三ツ星レストラン「エスペランス」や「メゾンブランシュ」「レカミエ」、そして「ホテル日航東京」「ロオジェ」を経験。エメ ヴィベールはミシュランガイド東京2008にて二ツ星獲得。
こちらはカジュアル業態で、クラシックなグランメゾン的フレンチの要素を残しつつ、メニュー自体はビストロ料理といった感じです。ワインもフランス産のカジュアルなものが多いですね。中にはブルゴーニュもありますが、グラスはACブルまで...といったところ。
セットメニューもありましたが、本日はアラカルトで2皿ほど頼みました。
さて、まずはお得!とかかれていた前菜プレートを頼んでみます。

ワインはクレマン ド ロワール。
◾︎アントレ「前菜の盛り合わせ」(★★)


・キッシュ
ほうれん草と卵、ベーコンのシンプルなキッシュ。
スフレの様な柔らかさとパイ生地の甘やかさを際立って感じさせる。厚切りベーコンの食感と旨味で引き締まる感じ。

・ガランティーヌ
ハーブ(ローズマリー?)の効いたガランティーヌ。鶏肉を思わせる淡白さ。強めの食感。淡白だからハーブの風味が際立つ。
・豚足のテリーヌ
コリコリとした軟骨の食感としっとりとしたコラーゲンのコントラスト。ゼリー寄せよりはるかに強い寒天感がある。
・パテドカンパーニュ
しっかりとレバーなどの内臓の風味を感じるカンパーニュ。肉とレバーの食感のコントラストが良いし、いかにもビストロ的で美味い、
・ウサギのリエット
意外と油分をしっかりと感じるウサギのリエット。
滑らかで豚よりも目が細かい。ペースト的。

・アカニシガイのマリネ
貝の水煮というか、うま煮というか、そんな風味。
烏賊の煮付けに味の方向性は似ている。オリーブオイルの風味。
ギュムギュムの食感。

・そら豆とバジル ヴィネグレット
爽やかな甘酢と春の香りのそら豆、バジルの風味。
玉ねぎの食感が楽しい。
・サーモンのカルパッチョ
脂の乗ったサーモンとピンクペッパーの刺激が良い、
シンプルながらほのかに甘みがかかっているのが脂と相性が良い。
◾︎メイン「ステーキフリット150g」(★★+)


サーロインのステーキフリット。
原初のジュを使ったシンプルなステーキ。中は程よくレアで、エキスは詰まっている。塩気は控えめ、故障はやや強めに効いている。手放しに火入れが良い!ということはないが、非常にビストロ的。厚切りゆえに肉のエキスは十分に感じられるし、なかなか満足度は高い。
なかなか手堅くまとまった料理が多い様な気がします。
2皿しか食べてはいないのですが、極端に「すごい!」という皿はないです。ただ、それこそビストロ的というか、あまり目立たず、手堅く、食べ飽きない感じの趣向を凝らされた感じがしますね。
特にステーキフリットとかは超王道メニューだと思いますので、そこに変な個性とかは付けず素直に供出している感じでしょうか。お値段もかなり抑えられていますので価格対比の満足感はとても高い様に感じました。
一人でゆっくりと夕食を食べるのにはとても適していると思います。
今の時期、窓際の席からは桜が見えてなんともいえない感じの良さがあります。
住所: 東京都中央区日本橋室町2-2-1 コレド室町 1F
店名: Cafe Aimee Vibert(カフェ エメ ヴィベール)
電話番号: 03-6225-2552
営業時間:
(ランチタイム)11:00~17:00
(ディナータイム) 17:00~23:00(L.O.22:00)
ランチ営業、日曜営業
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