Ostu(オストゥ:代々木公園)

【前提】
※メニュー横の★はHKO主観の「もう一度食べたい度」です。シェフ渾身の一皿を素人如きの尺度と個人の趣味嗜好で、それがさも絶対の事実の様に評価するものでは一切ありません。
当てになりません、メモです。
★★★★★→今日にでももう一度食べたい!
★★★★→明日にでももう一度食べたい。
★★★→必ずもう一度食べたい。
★★→機会があればもう一度。
★→日常的に食べられると最高。

こんにちは、HKOです。
本日は代々木公園の脇にあるオストゥに行ってまいりました。


目の前は代々木公園。
都心の方ですが、意外とゴチャっとした街です。
所々に洒落た店は多いですが。

オストゥはピエモンテの方言でオステリアを意味しているそうです。シェフがピエモンテ バローロ村で修行したとの事で、なるほど納得。



シェフは宮根正人氏。
「アントニオ」(2年)、「ロニオン」(2年)、「アルソリトポスト」(1年)、「イル・ルシェッロ」(1年)を経て渡伊。マントヴァ「アル・ベルサリエーレ」(1年)、バローロ「ロカンダ・ネル・ボルゴ・アンティーコ」(5年)で修業。その後、肉屋やチーズ工房等を巡り、07年「オストゥ」のシェフ就任。11年8月、オーナーシェフになったそうです。
ミシュランガイド東京版 2017では*1を獲得しています。


まずはビールからいただきます。


生産者、銘柄: イザーク(ピエモンテ産クラフトビール)

フルーティーで麦芽の甘みを強く感じる。
香りもバナナやリンゴなどの風味が感じられる。ら


◾︎「自家製チャパタ、」


しっとりモチモチとしたチャパタ。
塩気が素敵なフォカッチャ。


◾︎アンティパストミスト「様々な郷土料理」



「カルネ クルーダ」(★★+)
ピエモンテ料理。熊本県産馬肉のタルタル
蕩けるような馬肉にパルメザンのほのかな塩気、そして胡椒のピリッとした辛さを感じる。噛めば噛むほど旨味が出る。

「ペペロンチーニ リビエニ」(★★)
小さな唐辛子の詰め物。
唐辛子の中にツナとケッパーを詰め込んでいる。
存外甘口でフルーティーだが、口の中で徐々に唐辛子の辛さが広がっていく。ツナのジューシーさとケッパーのスパイシー感も感じる。

「ファリナータ」(★★)
リグーリア、トスカーナ料理。ひよこ豆のお焼き。
スナック菓子。中に詰め物がされているわけではなく、ひよこ豆をペーストにしてあげ焼いたものか。
脂の厚みと塩気とひよこ豆のほのかな甘さ。シンプルだが美味しい。


◾︎アンティパスト「パンチェッタを巻いたホワイトアスパラガス 目玉焼きとパルミジャーノ ケッパーバターソース」(★★★+)


ホワイトアスパラガスのジューシーな甘みとパンチェッタとパルミジャーノの塩気の無限運動。黄身で丸みが増して至福。
ケッパーの独特のオリーブ的な風味と塩気もぴったり。
シンプルな組み合わせだけど、ホワイトアスパラガスの甘みが引き立っている。ホワイトアスパラガスのエキスと塩気のバランスが絶妙。


◾︎プリモピアット「蛍烏賊とピゼッリ カラスミのペペロンチーノ カサレッチェ」(★★★+)


蛍烏賊とカラスミの磯の香り漂うパスタ。グリーンピース。しっかりとした質感のパスタで、そこにかなり辛めのオイルでペペロンチーニに仕上げてある。グリーンピースのプチプチした食感と蛍烏賊の食感。独特の磯の香り。
烏賊の塩気とワタの厚みのある味わいが辛さに負けておらず、とても美味しい。パスタも噛めば噛むほど小麦の風味を感じさせる。



◾︎プリモピアット「越冬させたメークインを使ったニョッキ ゴルゴンゾーラと胡桃」(★★★+)


溶けるような芋の甘さが際立ったニョッキ。
強烈なゴルゴンゾーラの芳香と塩気と厚みのあるソースと調和する。コリコリとした胡桃の食感もとても良い。
ニョッキが非常に滑らかでシルキー。


生産者: ピラ
銘柄: バローロ セッラルンガ 2012

外観は明るい澄んだガーネット、粘性は中庸。
典型的かつ伝統的なバローロの作り。
樽より果皮の華やかさを強く押し出したものだが、果実味はしっかりとあって、タンニンは香りの華やかさほど強くはない。薔薇やエナメルリムーバーの様な華やかさと共に、烏龍茶などの乾いた葉、そしてブラックカラントやダークチェリーの様な果実味を感じられる。ドライジャムの様な風合い。パストラミハム、燻製肉、ユーカリやオリエンタルスパイスの様な要素も。
酸味やタンニンは比較的落ち着いていて、果実の厚みをしっかりと感じられる。フルーティー。
余韻も長く華やかで完成度は高い。


◾︎セコンドピアット「牛頰肉のブラザート アル バローロ 伝統的な調理法で」(★★★★)


ポレンタを添えた牛頰肉の赤ワイン煮込み。
肉質を残した状態で柔らかく仕上げている。
ねっとりとしたコラーゲンに満ちていて、牛肉のエキスと旨味が充満している。ソースには赤ワイン(バローロ)のやや酸味を感じさせる要素もあり、当然ながら頰肉には絶妙のペアリング。スタンダードな赤ワイン煮込みだが、さすがに美味しい。
これは素晴らしい。


◾︎ドルチェ「ティラミス」(★★)


クラシックなティラミスをチョイス。
コーヒーの風味と濃厚なクリームが素晴らしい。
デザートとしては典型的だけれどもクオリティがすごい高い。幾らでも食べられそうな気がする。


◾︎ミニャルディーズ



先日のコンテンポラリーなサローネと異なり、トラディショナルな料理が並びます。味わいもはっきりしていて、親しみやすい。
ですが、すごくいい。基本的に何を食べても美味しい。
前菜も肉料理もパスタも完成度が非常に高くて、価格はそれなりですが、かなり満足感が高いと思います。
日本で本格的な伝統料理を食べられるところはそう多くないと思いますが、異文化を感じながら舌も喜べるいいレストランだと思います。
また行きたいですね。


住所: 東京都渋谷区代々木5-67-6 代々木松浦ビル1F
店名: Ostu(オストゥ)
電話番号: 03-5454-8700
営業時間:
18:00~23:00
(L.O.21:00)
月・土・日
ランチ 12:00~14:30
(L.O.13:00)
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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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