【オーストラリア・NZ:20】熟成オーストラリア、ヤライエリング ドライ レッドワインNo1

こんにちは、HKOです。
本日は熟成ヤライエリングのボルドーブレンドです。


【データ】
ヤラ イエリングは1970年代にDr.ベイリー カローダスによってヤラヴァレーに設立されたワイナリー。
カローダスはメルボルン大学で樹木生態学を、ローズワーシー大学でワイン醸造学を学んだ後、ヤラヴァレーにあるは12haの畑を購入。ヤライエリングを立ち上げます。
畑は北向き斜面で灰色の粘土質土壌に多くの砂利が混じる水はけと保水力のバランスが良い畑で現在はカベルネ ソーヴィニヨン、マルベック、メルロ、カベルネ フラン、シラーズ、ピノ ノワール、セミヨン、シャルドネ、ソーヴィニヨン ブラン、マルサンヌ、ヴィオニエ、プティ ヴェルド、ムルヴェードルが植樹されています。発酵槽は1m四方の木箱の内側にステンレス板を張ったオリジナルなもの。
ちなみにNo1はボルドーブレンド、No2はローヌブレンド、No3はポートソーツと同じポートワインの品種を使っている様子。


【テイスティングコメント】
生産者: ヤラ イエリング
銘柄: ドライ レッド ワイン No1 1996
品種: カベルネソーヴィニヨン85%、メルロー+カベルネフラン15%

外観は濃いガーネットで粘性は高い。
比較的強めの熟成香があり、ブラックコーヒー、濡れた木やリコリス、グローヴの様な要素がある。
そして奥にブラックベリーやカシスを思わせる果実味と濡れた土の様な要素が感じられる。
毛皮や黒オリーブ、ドライフラワーを思わせる要素、オレンジなどの要素。炭焼きのニュアンス、熟成した肉の芳香もある。
全体的に硬く、今ひとつ香りが広がっていかない。
香りの印象とは裏腹に酸とタンニンは滑らかで、旨味が充実している。ほのかにミルクの要素を感じさせながら木材やグローヴ、オリーブ、梅しばもを思わせる含み香があり、旨味と酸のバランスがとても良く、香りはともかく口に含んだ時の印象は非常に良い。


【所感】
熟成オーストラリアはなかなか出会えないので、タイミングが合えば必ず飲むべきだと思っています。
今回のヤライエリングはまさにオーストラリアでもハイエンドクラスのボルドーブレンド。その熟成。
やや樽香とスパイスの要素が強く感じられます。
熟成香も強めですね。基本的にはそれらの2次、3次アロマが主体になりながら、奥の方に黒系果実の果実味が感じられます。全体的にあまり香りが広がってこない。より酸化させて開かせる必要はあったかもしれません。なので香りはあまりパッとしない印象です。
ただ口当たりは抜群に良いと思います。
旨みが充実しているのにも関わらず、過剰な厚みは出ておらず、滑らかなタッチの酸とタンニンを感じさせます。梅シバのような繊細さもあって、かなり味わいとしてはいいです。
香りはじき開きそうなので、それを待てば相応に素晴らしい熟成ワインになりそうです。

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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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