遠き異国でポイヤックを表現する、チリのワイナリーのナパワイン。

こんばんわ。
本日はチリのワイナリーであるモンテスが、カリフォルニアのナパヴァレーで造るカベルネソーヴィニヨン、ナパエンジェルです。

モンテスはチリに拠点を置く高品質なカベルネ、メルローを産出するワイナリー。
降雨量が僅かな上、日照条件が良く、害虫が出にくい為、基本有機農法で栽培しています。特にインポーターの情報は無いですが、新樽比率は高いかな?
ポートフォリオは旗艦銘柄であるモンテスM(ボルドーブレンド)、フューリー(シラー)、パープルエンジェル(カルメネール)をはじめとした、スタンダードラインのクラシック、プレミアムラインのアルファとヴァラエタルなワインを作っています。


生産者: モンテス
銘柄: ナパ エンジェル 2007
品種: カベルネソーヴィニヨン90%、シラー10%

約7000円、パーカーポイントは不明。
色調は赤みの強いガーネット、粘性は中庸。
ナパヴァレーにしては、インクっぽさや強烈な濃厚さを感じない落ち着いたエレガントな味わい。
ブラインドならボルドーの格付けワインと間違えそうな作り。
完熟したプラムやブラックベリーの甘やかな果実味、ローストした杉スモモや芍薬、タバコを中心に、燻製肉、甘草のニュアンスも。
ややタニックで収斂性が高いが、新世界ならではの甘やかさでちゃんとバランスが取れており、思った以上にシルキー。やや酸味もあるか?余韻は長く、パン オ ショコラのアフター。


こう、味わいの特徴をいうのであれば、とてもボルドーのポイヤックに接近した味わい。
シラーのアッセンブラージュは、カベルネだけでは出ない酸味で納得。
新世界のカベルネにはあまり見られないフィネスとエレガントさがあり、サンジュリアンあたりの濃いめのカベルネを感じるロバートモンダヴィと比べると同一レンジでありながら方向性は異なる。(といってもモンダヴィが悪い訳ではなく、単純に方向性の違い)
シラーをあえてアッセンブラージュしたのはエレガントをディフォルメして表現しようとした結果なのか、とてもポイヤックに違い味わいになっている。

価格として6000円はまぁ、妥当だろうか。卓抜した品質ではあるが、お買い得さを感じる程ではない。
いや、まじうまなんだけどね、高いよね。

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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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