La Tour D’Argent Tokyo (ラ トゥール ダルジャン 東京:赤坂)

【前提】
※メニュー横の★はHKO主観の「もう一度食べたい度」です。シェフ渾身の一皿を素人如きの尺度と個人の趣味嗜好で、それがさも絶対の事実の様に評価するものでは一切ありません。
当てになりません、メモです。
★★★★★→今日にでももう一度食べたい!
★★★★→明日にでももう一度食べたい。
★★★→必ずもう一度食べたい。
★★→機会があればもう一度。
★→日常的に食べられると最高。


こんにちは、HKOです。
本日は今まで長く憧れだったグランメゾン「ラ トゥール ダルジャン」に行ってまいりました。
色々と食べ始めた時に「うおお!すげえ豪華、いつか行ってみたい!」と思っていたのですが、気分が乗ったので予約を取って行ってみました。



トゥール ダルジャンは1582年から続くパリのセーヌ川の岸辺にある伝統的なレストランです。フォークがフランス食史上初めて登場した場所でもあります。
そのトゥール ダルジャンが世界で初めて支店を出したのが東京で、昭和天皇が53211番目の鴨を食した事から日本ではそれ以降のナンバリングが続いていると言います。そんなエピソードからも分かるように鴨料理が有名なお店です。
ミシュランガイド東京版では毎年*1を獲得しています。
エグゼクティブシェフはシャトー レ クレイエールやLe Louis XVで経験を重ねたルノー オージェ氏。
※なんとわたくしのいっこ上みたい...すごい。


それでは行ってみましょう。



圧倒される様な瀟洒で豪華な内装。



テーブルウェアも素敵です。



バンドールの白。
濃密な味わいのバンドールです、果実味が強く、熟した感じ。美味しいです。



◼︎アントレ「タラバガニと芳醇なシャブリのジュレ」(★★★)


シャブリの酸味と苦みのある爽やかなジュレ。
濃密なオマール海老のビスクソースにタラバガニのテリーヌに絡めて。アスパラガスのミルク成分の滑らかなクリーム。カリカリとしたチーズのプレート。
カニの旨味とジュレの爽やかさ、アスパラガスのクリームに絡めると、滑らかでありながらキリッとした酸味と旨味が際立つ。魚介の塩気とクリーム、酸が非常に調和する。


■バケット

比較的硬さと小麦的な風味は抑えられている。
塩気をほのかに感じるプレーンなバケット。



◼︎アントレ「フォアグラのプレッセと黒トリュフ 根菜のムース添え」(★★★)


フォアグラのテリーヌ、貴腐ワインのゼリーを乗せて。ブリオッシュとともに。四角く囲ったソースはトリュフ。根菜のムースに乗せたフォアグラが強い香りを放つ。フォアグラの濃密な味に、トーストしたブリオッシュが溶け込みほのかな甘みとフォアグラの相乗効果が感じられる。
濃密でありながら決してくどくなく、非常に爽やかなテリーヌで、それはゼリーによるものなのかも。
しなやかでクリーミー。柔らかく包み込む様な至福のフォアグラ。バケットとも極めて相性が良い。素晴らしいね。



さすがグランメゾン、前菜から安定的なクオリティだと思います。かなり美味しいと思います。



◼︎ポワソン「ホウボウとエスカルゴのフリカッセ カルダモンソース」(★★★)


ハーブとニンニクが香るクリームソースが濃密なエスカルゴ。しっとりとした質感で、柔らかい貝のような風味を感じさせる。プリプリでクリーミー。
ホウボウはしっかりと火が入れられていて、旨味が凝縮。ジューシーではないが、塊になった旨味に適度な塩が完全に味わいを引き出している。
ソースはカルダモンをほのかに感じるソース ド ポワソン。ブイヤベースのような濃密な魚介の味わいが広がり、ホウボウに極めて良く相乗する。
ホウボウの旨味が本当に良い...凝縮している。魚介の濃密な風味が口の中に広がっていく。


さて、最後はメイン、鴨です。
非常に楽しみです。


◼︎ヴィヤンド「幼鴨のブラックベリーソース"愛の女神" 腿肉のプレゼと共に」(★★★★★)


幼鴨のロティとフランボワーズのチップ、ジャガイモと白人参の球体。ブラックベリーと赤ワインのソース。
極端にしっとりとした鴨の肉質、硬さが無くかつエレガンスを感じさせる。そして血のような強い野性的な風味を感じる。パリパリとしたジューシーな皮。そこにブラックベリーと赤ワインのほのかな甘みのあるソースが絡む。
決して違和感無く、腿肉の力強い食感と味わいも素晴らしい。鴨の本質的な味わいは胸肉だろうが、こちらも素晴らしい。肉の力強い味わいに、ベリーの風味を帯びたソースが相乗していく。超濃密かつ丸みを帯びた味わい。
ジャガイモで白人参をコーティングしたものも。甘みが際立っていてクリーミーで美味。


鴨はやはり際立って素晴らしかったですね。
スペシャリテとしているだけある。素晴らしい。




ちなみに鴨の番号カードをいただけます。
No.239425。つまり23万匹屠殺されたということですね。草加市民と同じくらいでしょうか。



◼︎デセール「エピス香るフラミュス マール ド ブルゴーニュとチョコレートのシャーベット」(★★★)


リンゴとシナモン、エピスの香りを感じるカスタードクリーム。オリエンタルな雰囲気の漂うスパイスの風味が際立っている。ベリーや干しぶどうなどが載っていて食感が複数あるのが素晴らしい。
確かにマールの風味を感じる...チョコレートなんて味の強いシャーベットなのに。シャーベットというかジェラート的な。かなりアルコールが入っているようで酔っ払いそう...


◼︎ミニャルディーズ「チョコレートとレモン風味のフィナンシェ」


外側サクサクで、ふわふわとした軽く柔らかいフィナンシェ。


以上となります
かなり圧倒された緊張感あふれる食事でした...
料理は美味しかったですが、カメラの音がものすごく響くので、画質に難がある静音カメラを使わざるをえなかった...ただやはり共通してある青い色がとても綺麗ですね。
優美で。
優雅な時間を過ごす事ができました。
緊張感あるけど。



住所: 〒102-8578 東京都 千代田区 紀尾井町4-1
店名: LA TOUR D’ARGENT TOKYO (ラ トゥール ダルジャン 東京)
電話番号: 03-3221-2637
営業時間:
17:30~(最終入店 .20:30)
※不定期でランチのご用意あり
日曜営業

関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
ついった
物欲センサー
物欲センサー2
リンク
QRコード
QR