L’Auberge De L'Iill Tokyo(オーベルジュ ド リル トーキョー: 西麻布)

【前提】
※メニュー横の★はHKO主観の「もう一度食べたい度」です。シェフ渾身の一皿を素人如きの尺度と個人の趣味嗜好で、それがさも絶対の事実の様に評価するものでは一切ありません。
当てになりません、メモです。
★★★★★→今日にでももう一度食べたい!
★★★★→明日にでももう一度食べたい。
★★★→必ずもう一度食べたい。
★★→機会があればもう一度。
★→日常的に食べられると最高。

こんにちは、HKOです。
母の誕生日+母の日+妻の誕生日の食事会でオーベルジュ ド リルに行ってきました。




西麻布の細い路地に不釣り合いな白亜の一軒家レストラン。




絵画や彫刻などの調度品が、とても瀟洒な雰囲気を醸し出しています。


ちなみに1Fがオープンなフロア、2Fが子連れ向けの小部屋、あと完全個室があります。
※ちなみに今回は2Fの小部屋でテーブル席が3席ありました。もう1組子連れがいました。


まずは食前の飲み物から。
シャンパーニュを頼む時は珍しいものがあった時だけ。
平常運行は最近はBierre Japonです。
今回はドゥラモット...ですが「ひらまつ」の別注品。


生産者: ドゥラモット
銘柄: セレクショネ プール ひらまつ ブラン ド ブラン NV


ソムリエの説明どおり、従来のドゥラモットと比較するとシャープでドライな作り。シトラスやレモンなどの柑橘の果実味、わずかなMLFの要素。ちゃんとしたテイスティングコメントはとってません。


食事と合わせやすくする為に、普通のドゥラモット多少作りを変えているとのこと。なるほど....


早速食事前の料理が供出されてきます。


◼︎フィンガーフード「タルトフランベとマドレーヌ」(-)


アルザスの郷土料理とマドレーヌ。子供に食べられてしまいました...致し方無し。


次は前菜です。


◼︎アミューズブーシュ「丹波シメジとキャベツ、生ハムのマリネ」

コリコリっとした歯応えの良い丹波しめじとしっとりとしたキャベツのマリネ。しっかりとした酸味と共に生ハムと塩気と旨味が調和する。


◼︎アントレ「大山鶏のバロティーヌとコンソメジュレ 野菜のジュリエンヌ 胡麻風味のソース ヴィネグレット」(★★)


ほうれん草と大山鶏のしっとりとした胸肉で歯応えの良いハツを包み、濃厚なレバーを甘辛くフリテュールしたものを添えている。ガルニチュールは山芋と胡瓜をジュリエンヌ。胡麻の香ばしく酸味の強いソース。
言わずもがなしっとりとした食感の鶏胸肉とコリコリとしたハツの食感が好対照で面白い。バロティーヌの本体自体はプレーンな味わいだけど、添えられたレバーと胡麻のソースがよく調和する。
山芋や胡麻といった風味が強く、味わいにあまりフレンチの印象を受けない。


次はメインの魚料理なので白を頼みました。


生産者: ドメーヌ J.A フェレ
銘柄: プイィ フュイッセ 2009

ブルゴーニュ南、マコネー地区だけあってふくよかでボリューム感のあるシャルドネ。ミネラルに欠けるが、 よく熟した果実味とバターやクリームの豊かでリッチな香りがとても良いです。酸味もしっかりとあって料理にフィットしやすいワインだと思います。


◼︎メイン「アイナメのポワレ 筍のバリグール風 コリアンダー香るジューのソース」 (★★★)


ふっくらと仕上がったシンプルなアイナメのポワレ。
アイナメと筍の出汁をエミュルションした酸味を感じるソース。火を入れた筍がエスプーマの中に潜んでいる。
火入れの加減が良く、身が硬くなっていない。しっとりとふっくらと仕上がっている。アイナメのエキスとソースが調和しながら酸味で味わいがしっかりと引き締まっている。
美味しいけど、若干メインを張るのには物足りなさを感じる...やはり一つ上のコースにしておけば良かったと悔やむ。


◼︎デセール「<オーベルジュ ド リルのスペシャリテ> ペーシュ エーベルラン」(★★★)


シャンパーニュのサヴァイヨン、ピスタチオのアイスクリーム、底には桃のコンポート。
スペシャリテだけあって普遍的な美味さ。はっきりとしたシャンパーニュの要素を感じるクリームと黄桃の甘み、ピスタチオのナッツの風味がお互いの要素を補うようにしっかりと調和している。さながらシャンパーニュをデセールに再構築しているように感じる。


◼︎デセール「胡桃のガトーとそのエミュルジョン 赤ワインのジュレと共に」(★★)


胡桃のエスプーマとバニラアイスクリーム、サイドには赤ワインのジュレを添えている。
主軸はバニラアイスクリームの要素。ほのかに感じる胡桃の風味。そして個性的な赤ワインのジュレ。
赤ワインのジュレは酸味と共に多くの要素をもたらしている。アニスやコリアンダーの様なスパイシーな要素をデセールに与える。馴染み深いバニラアイスクリームに複雑な要素を感じさせる。


■ミニャルディーズ



全6皿のコースでした。
個人的にデセールはそこまで重要視していないので、やっぱり肉料理が欲しかった。
でもこの価格帯のコースだとこんなものなのかな。
美味しかったですが、びっくりするほどではありません。
でも積極的に和との調和を図っていて料理としては好感が持てるし、何より内装がメチャ豪華なんで、かなりいい雰囲気の中食事できます。


【子連れでのオーベルジュ ド リル】
2Fに通されるので、いわゆるグランドダイニングではありません。要注意。ただしかし2~3歳の子供連れでのレストランはなかなかにストレスが溜まるので、テーブル席3つのロケーション、しかも子供しかいない環境はとても気楽です。
ホラ、子連れってお互い様の共通認識があるから。
仮に騒いでも「まあしょうがないよね、大変だよね」で済む。だからこの配慮は大変助かります。
無論カトラリーと椅子は完備。メートルも慣れたものなので、かなりいい環境で食事はできるのかな、と。

ただし注意しなくてはならないのが、子供向けメニューは事前の予約時に予め伝えておく事が必須のようです。
私はそこを認識してなくて、危うく食いっぱぐれという最悪のシナリオになりかけましたが、パスタセットくらいならいけるみたいです。ワンプレートは事前の注文必須。
ちなみにメニューは下記の通り。


■パスタ「オマール海老とトマトソースのパスタ」


■デセール「バニラアイスクリーム」


豪華だこと!
ただし2皿分なので、大人の6皿分と上手く合わせないと子供が飽きてしまいます。予めオーダー時に供出タイミングを相談しておくと良いでしょう。
あとはバランスを考えながらアミューズや前菜をシェアするのもクレバーだと思います。

サービス料15%+消費税8%の破壊力はなかなかハンパないものがありますが、子連れの大変さを考えると、5%増でストレスがなくなるのであれば、それはありがたい話だなあ、と思いますね。


住所: 東京都港区西麻布1-6-4
店名: L’Auberge De L'Iill Tokyo(オーベルジュ ド リル トーキョー)
電話番号: 03-5785-8880
営業時間:
LUNCH
-11:30~15:30(14:00 L.O.)
DINNER
-17:30~23:00(20:30 L.O.)
定 休 日
-毎週月曜日(祝日の場合は翌日に振替)

関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
ついった
物欲センサー
物欲センサー2
リンク
QRコード
QR