Restaurant La FinS(レストラン ラ フィネス: 汐留)

【前提】
※メニュー横の★はHKO主観の「もう一度食べたい度」です。シェフ渾身の一皿を素人如きの尺度と個人の趣味嗜好で、それがさも絶対の事実の様に評価するものでは一切ありません。
当てになりません、メモです。
★★★★★→今日にでももう一度食べたい!
★★★★→明日にでももう一度食べたい。
★★★→必ずもう一度食べたい。
★★→機会があればもう一度。
★→日常的に食べられると最高。

こんにちは、HKOです。
今まで行きたかったけど行けなかったお店シリーズ~!
本日はラ フィネスです。

会社からそこそこ近いので、行くチャンスはいくらでもあったのですが、1名だとなかなか予約取れないんですよね。(2回ほど予約したのですが、断られました)
お客さんを絞ってはいるみたいなので、かなり事前から予約したほうがいいかもしれないですね。
確かにあのスタッフの少なさだと回しきれないのかも...

そんな感じで、2名で予約したら、それはすんなりと予約取れました。



新橋駅からほど近くのマッカーサー道路沿いにあります。



内装はテナントの地下でありながら相当こだわっている感じです。直線と大きなカーブの曲線で構成された内装。



超おしゃれ。



シェフは杉本 敬三氏。
「誰か師事するシェフもなく、有名店のレシピを持つこともなく、ただ私がおいしいと思ったものを、自分がおいしいと思う状態に仕上げる。」というAutodidact(独学者)。
ボンラ ブルール(シュノンソー)、ブデュモンド(フランス)、レストランローリーヴァン(リモージュ)、レストラン・シュナンブール(フランス)等を経て現職。
2013 RED EGG グランプリ。


皿は全てカマチ陶芸の有田焼。カトラリーやワイングラスに至るまで全てこだわって選んでいる事がヒシヒシと伝わってきます。



まずはシャンパーニュ。
シャンパーニュはフィリポナのロワイエ レゼルヴ ブリュット NV。



◾︎フィンガーフード


イタリアンパセリやディルをまぶしたキングサーモンと、ニンニク、レモン、米油で味付けした丹波シメジ。
シャンパーニュによく合う多少爽やかなパセリの風味と塩気の強いサーモン。ツルッとした酸味のあるシメジ。


◾︎アミューズ「白魚」(★★★)


宍道湖の白魚と沖縄産茶豆、千葉県いすみ市産そら豆、広島産ジュンサイ、白魚の出汁と昆布と鳥のコンソメのジュレ、柚子のジュース。熊本県産青海苔。
まず白魚がかなり大きいですね、3cmくらいはあるかも。
青海苔の香りがかなり豊かで、冷製ながらかなり香りが立ってくる。
白魚、茶豆や空豆、プリプリとしたジュンサイなどの異なる食感が楽しい。
柚子の爽やかさや出汁の深い旨みを感じるジュレと白魚のほのかな苦み、春らしいソラマメの風味が感じられる。



◾︎アントレ「岩牡蠣」(★★★+)


ポシェした半育成の熊本県天草産岩牡蠣に天草大王のエキスで1日含ませたもの。シャテルドンとフルール ド セルの妄想海水ジュレ、京都産賀茂茄子、アスパラガスソバージュ、紫蘇の花。
面白い発想の岩牡蠣。ミネラルの強いシャテルドンと最高級の塩 フルール ド セルで擬似的な海水を作りジェルに。
鳥エキスを染み込ませた岩牡蠣。クリーミーながらしっかりとした食感の旨みのある牡蠣で、妄想海水ジュレと酸味の強い玉ねぎのマリネがフレッシュさを想起させる。
オリーブオイルがクリーミーで滑らかな牡蠣とよく合います。ふくよかな賀茂茄子、食感豊かなアスパラガスソバージュ、ポリポリした紫蘇の葉とアロマティックな感じもとてもいい感じ。


◾︎パン「バケットと桜風味バター」(★)


バターはクリームチーズ系の味わいで、桜の葉の塩漬けの塩気と華やかな風味。1回しか出てこなかった...寂しい。



◾︎アントレ「フォアグラ」(★★★★)


コンソメで低温で調理したアンチエのフォアグラ。初物ゴールドラッシュのピューレ、パンデピス、ペラベッカ(ドライフルーツのパン)を添えている。
バターの様に濃厚でしっとりとしたフォアグラ、ほのかな塩気を帯びたフォアグラに、ゴールドラッシュの穀物的な甘さとふくよかさ、ペラベッカのフィグの酸味やスパイシーな甘さが綺麗に繋がっていく。ほのかにブランデーを思わせるアルコール感がある。やっぱりフォアグラにはものすごく甘い要素が合う。フォアグラだけど軽く仕上げられている。美味!



◾︎ポワソン「平目」(★★★★+)


南仏風の魚料理。
ヒラメと魚とオマール海老のブイヤベースソース、ブラータチーズ、食材を別々にソテーしトマトソースと和えたラタトゥイユ。バジルオイルとサフラン。
うわああああ!超いいよお...ものすごく好みだよぉ///
というラタトゥイユとソース ド ポワソンという物凄い好みの組み合わせ。スープ ド ポワソンのスパイシーで磯の香ばしい香りがそもそも最高だし、再構築をしたというラタトゥイユの酸味とトマトのコクのある旨味、そしてバジルの風味がイタリアンを思わせて最高。
やや火入れがしっかりとなされた白身の平目と強い味のソースやラタトゥイユとよく合う。ブラータチーズもまろやかで、ちょっとしたピザの様な感じ。最高。


◾︎ヴィヤンド「東京軍鶏」(★★★★+)


メインは東京軍鶏。なんでも国からの補助金で3倍の開発予算で3分の1の金額で市場に流れてるそう。
東京都産軍鶏の胸肉ロースト、フレッシュのジロール茸、ベーコン、鶏肉エキスとニンニクのクリームソース。
かなりしっかりとした肉質で強い旨味がある東京シャモ。皮は硬いが、その分味が濃密。胸肉自体はしっとりと滑らかに仕上げられている。軍鶏自体の味が濃いから、比較的ソースも強め。煮詰めたクリームソースは滑らかで別途ソテーした塩気の強いベーコン、ジロール茸の香ばしさがある。濃厚なカルボナーラっぽい。
味わいがはっきりしててかなり美味です。



◾︎プレデセール「チョコレート」(★★★)


フォレノワール風のチョコレートパフェ。
底にはサクサクのパイとプラリネチョコレート、エスプレッソを染み込ませたチョコレートスポンジケーキ、サクランボのリキュール漬け、グランクリュ ジバラ(ホワイトチョコ)のムース、キャラメルソース。
ジバラのムースにチョコレートパウダーをかけた奴がとても美味!ふわふわしててプレーンな味わいでありながら、プラリネ風味のナッツ風味も香ばしく、エスプレッソのコーヒー風味もハッキリと感じられる。
グリオットもリキュールでアタック感あるけど、さわやかな酸味があって引き締まっている。



◾︎グランデセール「ブルーベリー」(★★★+)


モワァ....


おおおお....


液体窒素のフランボワーズアイス。
千葉県いすみ市産ブルーベリー、京都府産無農薬薔薇、ライチで作ったわらび餅、サブレブルトン、タヒチ産バニラアイス。



最後にDRC フィーヌ ド ブルゴーニュ 1979(超豪華!)をスプレーします。ものすごいクリームブリュレ的というかカラメル的というか、そういった非常に甘露でふくよかな香りが広がります。ああ...甘美。
バニラ風味の強いアイスが基軸になって、薔薇の華やかさやクランベリー、ブルーベリー、ライチのの爽やかさが良いですね。わらび餅も食感が楽しい。そして甘露なフィーヌの香りも官能的。
全体的に香りと味わい、両方とも楽しめるデセールでした。



◼︎ミニャルディーズ「チョコレートとココナッツチップ」



そんな感じでした。
なんというか、最高です。
味も美味しかったんですが、こう、料理のスタイルが縦横無尽というか、ベースはフレンチに置きながら、クラシックにも寄らず、モダンにも寄らず、しかして先達のレシピをコピーした様なものでもなく...あまり見たことのない取り合わせの料理が非常に多いと思います。
フレンチに慣れている人ほど、独創的だと感じるかもしれません。
シェフがわざわざどの席にも説明しに来てくれるあたり、レシピには相当なこだわりがあって、皿から熱量が感じられるんですよね。

個人的には平目とフォアグラがとても美味しかったです。
会社から近いのでまた行きたいです。


住所: 東京都港区新橋4-9-1新橋プラザビルB1
店名: Restaurant La FinS(レストラン ラ フィネス)
電話番号: 03-6721-5484
営業時間:
ディナー
18:00―24:00
L.O.19時30分
ランチ(土曜のみ)
12:00―16:00
L.O.13時

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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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