Ohara's Restaurant(おはらス レストラン: 大崎)

【前提】
※メニュー横の★はHKO主観の「もう一度食べたい度」です。シェフ渾身の一皿を素人如きの尺度と個人の趣味嗜好で、それがさも絶対の事実の様に評価するものでは一切ありません。
当てになりません、メモです。
★★★★★→今日にでももう一度食べたい!
★★★★→明日にでももう一度食べたい。
★★★→必ずもう一度食べたい。
★★→機会があればもう一度。
★→日常的に食べられると最高。

こんにちは、HKOです。
ウオオーッ!ついに星付きが残すとこ2店舗になったぞ!とこないだ盛り上がってたんですが、よくよく見返してみると2店舗くらい抜けがあって、早急に巻くぞ、ということで行ってきました。
おはらス レストランです。



シェフは小原敬氏。10年間フランスで修行し、帰国後2001年におはらスレストランを開店しました。
ミシュランガイドでは*1を獲得しています。



静かな時間が流れる8卓の小所帯。自然光が入る席と通常の席。



マコン ラ ロッシュ 2013のシャープな酸味を楽しみながら料理を待ちます。


本日は旬のコース。
3つのコースがあるが、どれも基本的には皿数は変わらない。ただ選ぶ料理によって価格が上がる感じです。


■アミューズ「比内地鶏の唐揚げ 人参のサラダ」(★★)


カラッとサクサクに上がった旨味豊かな比内地鶏の唐揚げにレーズンのほのかな甘さが味わいを添える。ほのかにレッドペッパーの辛味。塩気がやや強めでジューシーな肉汁と共に頂く。
サラダは人参をニンニクで和えてオレンジの酸味を加えたもの。なかなかはっきりとした味わいで秀逸です。


■アントレ「ホワイトアスパラガス マルテーズソース」(★★★★)


やや細めのホワイトアスパラガスに、ブラッドオレンジを使ったマルテーズソース(オランデーズにオレンジを加えたもの)を添えて。
美味い。
細いがしっかりと甘みを感じるエキスを含んでいるホワイトアスパラガスに柑橘の風味と爽やかな酸味、卵黄と強いバターを思わせるまろやかさを感じさせるマルテーズソース。やや酸味と塩気が強めなところが、またホワイトアスパラガスのエキスの甘みに完全に調和する。(失礼を承知でいうとKMのホワイトアスパラガスの味わいにとても近いと思った)
ホワイトアスパラガスの苦味は殆どない。美味い。
付け合せのオレンジはフレッシュで甘みが強い。


■スープ「温製魚のスープ ルイユ添え」(★★★+)


ルイユソースを添えた、プロヴァンスのトラディショナルなルセット。
アナゴ、シャコ、アサリ、イカ、スズキなどのスープ ド ポワソン。中にバケットとルイユソースを添えたものが沈んでいる。
具沢山でイカやタコ、スズキ、アサリなどがゴロゴロ。
スープ ド ポワソンの味わい自体はそこまで塩気は強くないが、強いエキス感と磯の香り、旨味が溢れ出す形になっている。とはいえ味わい、香りは少し控えめか。
様々な素材が折り重なったものではある事は間違いないが、あまり強烈な香りが立ってくるわけではない。
ただニンニクで構成されたルイユソースがその分かなり強烈で塩気の控えめのスープドポワソンを一気に刺激的なものにする。ビリビリとした食感。ペッパーの清涼感のある刺激も良い。



肉料理にはロジェ サボンのプレジール ルージュ。
華やかでキャッチーなRhôneワイン。


■メイン「熊本県産褐色和牛いちぼ肉のステーキ ベアルネーズソース添え」(★★★★)


イチボのステーキに、フランス南西部のベアルン地方の伝統的なステーキソースであるベアルネーズソース(オランデーズにレディクションを加えたもの)を添えたもの。ジャガイモのグラタン、温野菜(そら豆、枝豆、ベビーコーン、インゲン、ブロッコリー、タマネギ、蕪)のバターソースを添えて。
イチボは赤身といった感じであまり脂分を感じない。
野生的で血の旨味が噛みしめるとジュワッと広がる。脂の重みがなく、あくまで肉の強い旨味を感じる。ベアルネーズソースはマヨネーズ的な立ち位置で、より卵黄の要素がしっかりと感じられ、赤身のステーキに良く調和する。元々塩と胡椒はやや強めに降られている。
バターソースは重すぎず、どちらかというとミルキーな味わいで、野菜の味わいと違和感なく調和する様なプレーンさがある。グラタンも比較的プレーンでジャガイモの甘さを活かしたものになっている。


■デセール「ルバーブのタルト 木苺のシャーベット」(★★)


サクサクとしたパイ生地の上にクリーム、そしてトロトロのルバーブ。果実のコンポート。そこに全体を一気に引き締める強烈な酸味を感じる木苺のシャーベット。
比較的酸味の強めのルバーブとシャーベットに対してバニラクリームとパイのふっくらとしたまろやかな味わいと、ちゃんとバランスが取れているのが大変素晴らしい。


■ミニャルディーズとエスプレッソ

フレッシュなぶどう、ライチ、オランジェット、チュイル、マカロン。


伝統的なフレンチだと思います。
奇をてらわないメニュー、でも完成度は非常に高い。
伝統的という意味では某銀座のあそこと同じ感じかも。
でもこっちの方が多少緩くて僕としては肌が合います。
特に脂に頼らない肉料理、ルイユと含めて一皿とするスープ ド ポワソンはとても気に入りました。
出来れば魚料理も食べてみたかったですが、それは今度夜行った時の為に取っておきましょう。
大変美味しかったです。


住所: 〒141-0032 東京都品川区大崎5-4-18 ヤクモビルB1
店名: Ohara's Restaurant(おはらス レストラン)
電話番号: 0354363255
営業時間:
11:30~14:00
18:00~22:00
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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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