【シャンパーニュ:70】シャンパーニュ2種テイスティング

こんにちは、HKOです。
本日はちょっと地味なレコルタンマニピュラン2生産者のスタンダードキュヴェ、そしてロゼです。


【データ】
ロワイエ ペール エ フィスはコート デ バール地区 リセイ村に拠点を置くレコルタンマニピュラン。20ha程の南向きの区画を保有しています。
ブドウ栽培家としてら長い歴史を持っており、有機栽培を実施しています。今回のレゼルヴはロワイエにおけるスタンダードキュヴェで、ピノ・ノワール75%、シャルドネ 25%というアッセンブラージュ。完熟したブドウを使用し、ドザージュはわずか6~8g/L程度。ランドルヴィーユ村産のブドウを使っています。

ポール エラルドは1925年よりシャンパーニュ地方の南のヌーヴィル シュール セーヌ村に拠点を置くレコルタンマニピュラン。ブルゴーニュ地方との境にあり、比較的温暖な地区でクオリティの高いピノノワールを産出します。 自社畑は12ha。1haがシャルドネで、7haがピノノワールとなっています。
ルミアージュ(動瓶)はすべて職人が手で行っているようです(それ以外は情報なし...)3年間の瓶熟成の後出荷しています。


【テイスティングコメント】
生産者: ロワイエ ペール エ フィス
銘柄: ブリュット レゼルヴ NV

外観はイエローで粘性は中庸、泡は華やかに立ち上る。
ピノノワール主体の濃密な旨味や酸の厚みをダイレクトに感じさせるシャンパーニュ。
赤リンゴやパッションフルーツなどの旨味と清涼感を感じさせる果実味と共にナッツの要素、ほのかに発酵バターを思わせるMLFの要素が感じられる。
イースト、ドライハーブ、ハチミツレモンなどの要素を感じる事が出来る。
酸はシャープでありながら厚みがあり、アタックは比較的エッジを感じさせる。赤リンゴやレモンの余韻を感じさせる。


生産者: ポール エラルド
銘柄: ブリュット ロゼ NV


外観は赤みの強いストロベリー色、粘性は中庸。
モカやブリオッシュの様な香ばしい香り
クランベリーやレッドカラントの様な酸味の強い果実味、しぼりたてのオレンジの様な厚い酸味と旨味が感じられる。フレッシュハーブや徐々にカスタードの様な風味も香ってくる。
多少青い風味があり、茎やリコリスの様なアロマも感じられるが、全体的に酸味を活かしながらリッチさが感じられる作り。
酸味はシャープで、さりとて引っかかる様なエッジはなく、比較的中庸。
口の中に含んだ時の赤系小果実の風味が素晴らしい。


【所感】
少し地味な生産者2本です。
でもロワイエあたりは結構売ってるかもしれませんね、安くてコスパいいので平置きされている所を結構見ます。

まずはロワイエから。
ラルマンディエ ベルニエ系というか、やたらと酸が引き締まって旨味と厚みを感じさせるシャンパーニュです。
シャンパーニュなりのMLFの要素を残しながら、基本的にはクリーン。香りの甘みは控えめでシャープかつドライといった感じでしょうか。冷涼感があります。
舌に残る酸のトゲトゲしさはわずかにありますが、骨格がしっかりとしていて、しっかりとした酒質のシャンパーニュだと思います。よく出来ています。
価格を考えるとお買い得ではないかな、と。

次にポール エラルドのロゼ。
これはスタバで頂いたのですが、丁度抜栓したタイミングのものでした。
ポール エラルド自体、以前クラヴィエールで飲んだ際になかなか美味しくて好きになった生産者です。その時はブラン ド ノワールでしたが、ふくよかで各要素が馴染んでいて大変良かったです。ひょっとしたら少しエイジングしていたのかもしれませんが、それはもう素晴らしい味わいでした。
では今回のロゼは...というと酸味は比較的エッジが効いてますが、香り自体はやはりリッチでふくよか、ピノノワールの厚みのある酸が非常に魅力的なものとなっています。
香ばしいモカやブリオッシュの香り、そして赤系のフレッシュな果実味、ハーブの様な清涼感、厚みが感じられます。
前回のブランドノワールほどジャストミートな好みではないにせよ、かなり好みの味わいでした。
これは是非買いたいですね。

地味ですが、個人的にはなかなか良いなと思いました。
特にエラルドはオススメです。





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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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