Esquisse Cinq + Chocolatier Inamura Shozo + Hidemi Sugino(エスキスサンク+イナムラショウゾウ+イデミスギノ)

【前提】
※メニュー横の★はHKO主観の「もう一度食べたい度」です。シェフ渾身の一皿を素人如きの尺度と個人の趣味嗜好で、それがさも絶対の事実の様に評価するものでは一切ありません。
当てになりません、メモです。
★★★★★→今日にでももう一度食べたい!
★★★★→明日にでももう一度食べたい。
★★★→必ずもう一度食べたい。
★★→機会があればもう一度。
★→日常的に食べられると最高。

こんにちは、HKOです。
ちょっと嫌な事がありまして、ストレス解消に甘いもの食べ歩きしてきました。という割には2店舗と可愛いもんなんですけどね。
ちなみに2店舗でケーキ3個+ソルベ1個+美しい皿+ミニャルディーズって考えるとそこそこ多い感じ?


【ショコラティエ イナムラ ショウゾウ(ショコラティエ)】

まずは日暮里にあるイナムラショウゾウから。
パティシエ イナムラショウゾウが上野にあるのですが、こちらはショコラティエ。チョコレートとチョコレートケーキを主に扱っています。っていうか全部そうです。
シェフの稲村 省三氏はフランスで修行し、幾つかの賞を受賞した後、パティシエ イナムラ ショウゾウをオープンしています。

店内は場所に似つかわしくない陽光差し込むガラス張りのカフェスペースがあります。
注文したケーキは2つ。ブラックダンディとドームショコラ。


■「ブラック ダンディ」(★★)


ビターでどっしりとしたチョコレートケーキです。
外側は板チョコレートの様な硬いパリパリの外皮。
スポンジケーキはたっぷりとチョコが染み込んでいて、濃厚なチョコレートクリームを挟んでいる。
甘すぎないのかいいですね。
カカオの酸味っぽさや苦味があるのも、ダンディって感じです。


■「ドーム ショコラ」(★★★+)



甘露でクリーミーなチョコレートケーキ。
ドーム状に成形されたケーキで、外側には艶やかなチョコレートがかかっている。
底のスポンジケーキ以外はプラリネやチョコレートムース、シナモンやチェリーコンポートなどが入っている。
非常にフワフワで硬いブラックダンディとは対比的。
チョコの風味もビターというよりプラリネ効果で香ばしく感じる。

ブラックダンディはかなり硬派な作り、ドームショコラはしなやかで技巧的な作りだなと感じました。
かなり良かったです。今度テイクアウトで買って帰ろう。
さて、次。


住所: 東京都台東区谷中7-19-5
店名: Chocolatier Inamura Shozo(ショコラティエ イナムラ ショウゾウ)
電話番号: 03-6802-5501
営業時間:
[火~日]
10:00~19:00
日曜営業



【エスキス サンク(アシェット デセール)】

と言う訳で日暮里から山手線で有楽町まで足を伸ばし、毎度お馴染み東急プラザ銀座まで。


目的はエスキス サンク。ミシュランガイド*2のレストラン エスキスのデセールのみを出すお店。
最近たまに見かけるアシェット デセールって奴ですね。
もうやってませんがキリコ ナカムラとか、あと忘れちゃいましたが新宿のニュウマンに出来たやつとか。

しかもパティシエは成田さんですから期待も高まるってものです。



ちなみにシュークル、スフレ、セゾンの中から選びます。
プラス1000円でお茶をシャンパーニュにする事ができます。ちなみにシャンパーニュはドラピエでした。
僕は普通にアイスコーヒーで。

早速プレデセールが供されます。


■プレデセール「カシャーサ」(★★+)


柚子のソルベ、ライムのゼリー、パッションフルーツの種、カシャーサ(ブラジル産サトウキビの蒸留酒)のエスプーマ。
シャーベットの冷たさとライムの爽やかな酸味を骨子に、柚子の香り高さやミントの爽やかさ、温州みかんを思わせるカシャーサのエスプーマの甘露な香りが調和する。
パッションフルーツの種の食感もアクセントになっている。。滑らかなエスプーマとビターなゼリー。
ブラジルっぽい闊達さを感じられる。南米的な味わいを繊細に解釈した感じ。


■グランデセール「セゾン」(★★★★)


圧巻。宝石の様な美しいデセール。
写真だとわからないと思うんですが、本当にキラキラしてんすよ!
シャーレの中にはトウモロコシのポレンタとトウモロコシのジュース、生のコーン、オレンジのエスプーマ。
皿の緑のペーストは枝豆。オレンジのソルベ(八角風味?)、キャラメリゼしたコーン、リキュールのゼリー。
トウモロコシのポレンタはオレンジ風味のオイルとエスプーマを添えている。キャラメリゼしたポップコーン、チュイル、水あめなどの複数の食感を演出しながら、リキュールで漬け込んだ様なオレンジピールの苦味、タイムのキャラメルのハーブ的な風味、複雑さ。バニラやカスタードクリームのふくよかさや甘さ。オレンジのソルベが爽やかが、非常に多層的な味わいを作り出しているっぽい。
本当に素晴らしい。
組み合わせに関しては、何故これが思いつくのか全くわからない程に幾つもの要素が折り重なっていて、こう...流石としか思えんかったよね...


■ミニャルディーズ(★★★)


お馴染みモチモチフワフワのカヌレとローズマカロン。最高。


■テイクアウト「パピヨット、タルトレットフリュイ、リオレ」




ちなみに僕はリオレ(★★★)だけね。
全部食べたわけじゃなくて、パピヨットは嫁が、タルトレットフリュイは娘が食べました。
ちなみにパピヨットはティラミスをチョコの巾着で包んだもの。タルトレットフリュイはその名の通り、イチゴ、ブラックベリー、グロゼイユ、フランボワーズなどのベリーにフランボワーズのジャム、タルト生地で構成されたもの。いいなぁ...
リオレは牛乳とバニラで味付けた米に、ブリュレ バニーユとヴェルジョワーズのキャラメル、バニラ風味のシャンティイを重ねたグラススイーツ。

米!甘いものに米なぞけしからんぞ!

...と思ったのですが、こう、お米の主張はそんなに強くなくて、しっとりとした米の食感のあるバニラクリームといった感じの存在感。小豆の和風な甘さと凄く良く合いますね。あまりお米お米してないのがプラスに働いている気もします。美味いです。


そんな感じで甘いものツアー終了。
一通り満足しましたが、後ほど襲ってきたのは間違いない痛烈な後悔...さすがにやり過ぎた感があります。

明日っからお茶漬けだなぁ...


住所: 東京都中央区銀座5-2-1 東急プラザ銀座 4F
店名: Esquisse Cinq(エスキス サンク)
電話番号: 03-5537-7477
営業時間:
11:00~21:00(L.O.20:15)
日曜営業



【イデミ スギノ(パティスリー)】
舌の根も乾かぬうちに次のスイーツです。

仕事を早めに終わらせ半休を取ったのですが、さてどうしたものかと。
時期的に暑くなってきたので、東銀座の流石で蕎麦を軽く1枚手繰ってきた後に「そういえば近かったな」と寄り道。

京橋の裏道にある綺麗なお店なんですが、ショーケースがキラキラしてます。

とりあえず軽くイートインで1個食べて残りはお持ち帰り。今回のデュプロマットはイートインでしか頂けない1品です。

■「デュプロマット」(★★★+)


結構なアルコールを使ったスイーツ。
ドライフルーツを混ぜ合わせたアルコール感のあるクレーム ランヴェルセの上には生クリーム、ドライフルーツを添えている。チェリーリキュールだろうか。
リキュールの苦味とチェリーの華やかさがあり、まろやかなクリームとともにがっしりとしたプリンの卵黄的な風味を味わう。複雑で上品。

こちらはお家で頂きました。


■「ベ キャライブ」(★★★)

アーティスティックなルックスのケーキ。
アルコール感が結構強め。グランマルニエ系のオレンジリキュール、キャラメルの風味とバナナのふくよかさを強く感じる。

■「ブレジリエンヌ」(★★★)

コーヒー系のケーキ。
濃厚なコーヒー豆の香ばしさと苦味、ブランデーを思わせる甘いアルコール感のムース。苦味を通じて非常に調和する。

■「スーボワ」(★★★+)

一番左。
カシスのムース主体の美しいケーキ。
カシスのジャムを思わせる爽やかな黒系ベリーの風味と酸味が豊かな滑らかなムース。底にはタルトレット。
フレッシュなラズベリー、カシス、ぶどうを添えている。


■「フランボワゼ」(★★★)

右側。
フランボワーズなどの複数の層で構成されたケーキ。グロゼイユの層の酸味をバタークリームやアーモンドの層が受け止める。アーモンドのコリコリとした食感のあるフレークが美味い。

以上。
とにかくどれもムースが絶品。滑らかで甘すぎず風味が豊か。
キャラメルやコーヒーのニュアンスのあるケーキにはリキュールの苦味を合わせながら、香りや味わいの立ち方をすごくコントロールしている気がします。
シンプルな様でテクニカル。極めて美しく、それでいて味わいにも隙が無いです。
なるほど、とてもいいスイーツのお店ですね。

住所:
東京都中央区京橋3-6-17 京橋大栄ビル 1F
店名: Hidemi Sugino(イデミ スギノ)
電話番号: 03-3538-6780
営業時間:
11:00~19:00(L.O.17:30)
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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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