櫻川(さくらがわ:日本橋)

【前提】
※メニュー横の★はHKO主観の「もう一度食べたい度」です。シェフ渾身の一皿を素人如きの尺度と個人の趣味嗜好で、それがさも絶対の事実の様に評価するものでは一切ありません。
当てになりません、メモです。
★★★★★→今日にでももう一度食べたい!
★★★★→明日にでももう一度食べたい。
★★★→必ずもう一度食べたい。
★★→機会があればもう一度。
★→日常的に食べられると最高。

こんにちは、HKOです。

遂にひとりぼっちのHKOの食べ歩きも新章突入!
辿り着いた次なる地平は、枯淡なる滋味、精彩なる旨み、繊細の極致「日本料理」。

第2章「日本料理編」の開幕です。
嘘です。でも半分くらい本当です。
そもそも章立てなんてしてないですからね!

ちなみに第1章「フランス料理・イノベーティブ・フュージョン編」はまだカンテサンスとジョエルロブション、ナリサワ、セララバアドという大所が残っているので、一区切りもつけられないのですが、少しずつランニングチェンジする形になるかもです。

まあワインのオマケなんであんまり気にしないでいいですよ!

今回は日本橋の「櫻川」。



なかなか趣のある入り口です。



料理長は吉兆出身の倉橋祥晃氏。
ミシュランガイド2016 東京版では*1です。


◾︎食前酒「菊酒」




◾︎食中酒「櫻川 純米大吟醸 」

クリアな質感の純米大吟醸です。


◾︎付き出し




・松茸 菊花 ほうれん草 お浸し
菊と松茸の華やかな香りが花を抜ける。酸味があるお浸し。

・烏賊の酒盗漬け
胡麻と和えた酒盗漬け。塩辛さは控えめ。
烏賊がフレッシュでねっとりとしており、歯ごたえも良い。山椒のスパイシーさが良い。


◾︎お椀「鱧 松茸 土瓶蒸し」



鱧、松茸、豆腐と餅、水菜が入っている。
松茸の出汁が沁みたふわふわの鱧、コリコリの松茸。
出汁もしっかりと松茸の風味が効いていて滋味深い。


◾︎お造り「鮪 いか 鯛 フグ フグ皮」




しっとりと力強い食感の鯛、新鮮でザクザクしっとりした烏賊、炙ったフグはおろしポン酢で。脂が乗っていてプリプリしている。鮪はトロで脂分を感じながら鉄分の風味が感じられる。
醤油は濃厚で粘性が高い。焦げた様な発酵の風味が芳醇。


◾︎焼き物「ぐじ一夜干し 焼き松茸」


芳醇な香りのコリコリとした食感の松茸。
グジは旨味の強いアジのような食感で歯ごたえ豊か。身の間に挟まった出汁とエキスがとても美味い。


◾︎炊合せ「鱧 蟹 松茸茶碗蒸し」


松茸、栗、南瓜、蟹と鱧が入った茶碗蒸し。
やはり松茸の香りが強い。芳醇。
滋味深い味わいで、出汁と玉子が混ざり合って鼻に繊細な風味が抜けていく。鱧や蟹は強めに火が通っているが旨味は茶碗蒸しの中にあり、相互で補完しあってる感じがする。


◾︎御飯「鯛 松茸ご飯」


お焦げの香ばしさと紫蘇の清涼感のある風味、そしてたっぷりと散りばめられた松茸の香りが素晴らしい。
飯にはしっかりと鯛の旨味と塩気が染み込んでいる。
時折口の中に含まれるほっこりした鯛と食感豊かな焼き松茸がたまらない。


◾︎果物「果物のゼリー寄せ」


蜜柑、メロン、柿、梨をゼリーで寄せてバニラクリームをかけたもの。


◾︎お菓子「渋皮モンブラン」


塩でフライにした栗、中には餡子。
甘みが強い分、栗のチップスの塩気がめちゃめちゃいい仕事してる。





なんというか、繊細な料理を表現する程の知識がないので今ひとつ茫洋とした感じになってしまいました...
いや、いつものも大してうまい事レビューできてるかっていうとそうじゃないんですけどね...
ただ全体的にクリエイティブな日本料理と言うよりは、かなりトラディショナルで強い味付けのものは出てこない品のある日本料理と言う感じです。
そういう意味でいうと「春草」とかの方が個人的な舌には合っていた様な気がしますね。
別にイノベーティブと言うわけではないのですが、しっかりとした味わい(されど繊細な)だったからかもしれません。
まだ掴みかねている部分が多いので、色々試してみたいですね。

ちなみにここのホームページは必見。
多くの星付き日本料理店が意識の高い文言が踊るホームページとなっている中、驚異の親しみやすさ+インターネット黎明期臭さが感じられるものになっています。


住所: 東京都中央区日本橋室町2-1-1日本橋三井タワー2F
店名: 櫻川
電話番号: 03-3279-0039
営業時間:
12:00~15:30(L.O.14:00)
18:00~22:00(L.O.20:00)
ランチ営業、日曜営業

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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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