岩を砕くミネラルと樽のバランス感。ジャンフラマンのコルトンシャルルマーニュ。

こんばんわ。
今回はメオの村名と、コルトンシャルルマーニュです。

メオカミュゼはこのブログだと比較的おなじみの生産者でヴォーヌロマネの名門ドメーヌです。
メオカミュゼは黒ラベルのドメーヌもの、赤ラベルのネゴスものがありますが、赤ラベルも一級以上は栽培醸造まではメオカミュゼのチームか担当しています。(村名、レジオナルは信頼できる農家から葡萄買付)
除梗100%、低温浸漬、ノンフィルトレ。村名レジオナルは新樽50%、一級特級は新樽100%です。フラッグシップは特級リシュブール、特級クロ ヴージョ、一級 クロ パラントゥ。

ジャンフラマンはちょっと詳しい資料が無いのでよくわかりませんが、シャブリやボージョレを作っている生産者みたいですね。コルトンを見る限りだと新樽率は高そうです。


生産者: メオ カミュゼ
銘柄: シャンボール ミュジニー 2007

価格は約10000円。パーカーポイント87点。
赤みが強いルビー、粘性は高い。
朴訥としたストロベリーやクランベリーなどの赤い果実のジャム。茎、やや熟成を感じさせるなめし革や生肉、クローヴ、ナツメグ、井草、薔薇やスミレのドライフラワー、ヒノキなど。
ヴィンテージの割に熟成感のある落ち着いた味わいになっている。
甘草を感じさせるアタック。酸はまだハツラツとしていて、苦味もあるが、シャンボールらしい優しく穏やかな味わい。ヘタレが早い様な気がするがこれはこれでいいね。
ただそもそものメオカミュゼのスタイルを考慮すると弱すぎるとは思う。


生産者: ジャン フラマン
銘柄: コルトン シャルルマーニュ グランクリュ 2010

価格は11000円。
明るいレモンイエロー、粘性は中庸。新樽がかなり効いている印象。
コルトン シャルルマーニュの王道とも言える石灰石の塊のようなミネラル。清涼感のある白い花、杏仁豆腐、バニラ、シナモン、カシューナッツ、焦がしたバターを中心に、洋梨、桃のふくよかさとグレープフルーツの様な苦味もある。蜂蜜、フレッシュハーブ、わずかにシャンピニオンも。
爽やかな柑橘系の様な抜ける酸を持つが、新樽で抽出された苦味がかなり際立っている。ややバランスは悪いか?
豊満なイメージのコルトンシャルルマーニュだが、それでも切り立つ様なミネラルは素晴らしい。骨格の強さも確かだ。


メオのシャンボールはヴィンテージの若さを考えると、やや年を取りすぎな印象ですね。理由はわかりませんが、かなり熟成感があります。
対して流石に2010年のコルトルシャルルマーニュは若々しくてフレッシュな魅力がありました。
この畑はミネラル感が強いのが特徴ですが、やや樽の柔らかさが強い様な気がします。ボノーのコルトンシャルルマーニュはもう少し樽が弱めでミネラルが前に出ている作りなので、あちらが王道でしょうが、これはこれで確かな作りです。苦味がやや柔らかくなるといいんですが。値段を考えるとお買い得ですかね。
メオはちょっと高めでしょうか。
村名で万券取るのなら、もう少し強固な構造が欲しいですね。
恐らくあと5年持たないでしょう。

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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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