【シャンパーニュ:74】ミレジムシャンパーニュ2本を利く

こんにちは、HKOです。
本日は年末年始に飲んだシャンパーニュでございます。
セロスパジョンのミレジメ、そして熟成したキュヴェ ルイーズです。


【データ】
セロス パジョンはエペルネ郊外のシャヴォークークールに拠点を置くジェロームセロスが運営するRM。アンセルムセロスは叔父にあたります。
90年代はアンセルム セロスの下で修行を行い、現在は自らのメゾンで4種類のシャンパーニュを仕込んでいます。栽培はビオ...だと思いますが、情報が無かったのでわかりません。収穫の後フランソワフレール社の木製樽でアルコール発酵後、MLF。8-9ヶ月の樽熟成を経て、瓶内二次発酵を行う。ドサージュは10.6g/l。今回のミレジムはマイィのピノノワール50%、アヴィズのシャルドネ50%を使用しています。

※コピペです
ポメリーは1874年にシャンパーニュ史上初のブリュットを 誕生させました。 現在においても、マダム・ポメリーから引き継いだエスプリと、最高上醸造責任者ティエリー・ガスコの研ぎ澄まされた感性と経験、技術によって、エレガントな香りとフレッシュかつ快活な味わい、そして長い余韻が特徴のポメリーのスタイルは守られています。
マダム・ポメリーはシャンパーニュ地方ランス市の中心に、ブドウ農園と醸造設備を持つエリザベス王朝様式の館(ドメーヌ)を完成させました。この面積は50ヘクタールにもおよびます。カーヴはローマ時代の石灰岩でできているため、10℃というシャンパーニュ造りに理想的な温度が保たれています。116段の階段を降りた地下にあり、その規模は全長18km、地下30mにもおよびます。
極限までに追求された純粋さと繊細さを身にまとう、洗練を極めた誇り高きポメリーのプレステージシャンパーニュ「キュヴェ・ルイーズ」。フランス名門貴族のド・ポリニャック家に嫁いだマダム・ポメリーの愛娘「ルイーズ」の名を冠しています。
ぶどうの出来が極めて恵まれた年にのみ、3つの厳選されたグラン・クリュ(Avize, Cramant, Ay)のぶどうから、6年以上セラーに寝かせて造られます。

大きいシャンパンメゾンは文字数の割に内容が薄い...!!今回は公式よりコピペしました。
面倒だったので...


【テイスティングコメント】
生産者: セロス パジョン
銘柄: ブリュット ル シャンパーニュ ミレジム 2009

外観はやや濃いめのイエロー、粘性は中庸。
円熟味を感じるシャンパーニュで(アンリジロー的な)やや酸化のニュアンスも感じられる。かなり凝縮度や密度は高く感じる。
アカシアの花や塩気を帯びたナッツ、程よく焦がした木材のニュアンス、そしてシトラスやライチの様な爽やかな果実味が感じられる。バターやドライハーブの様な複雑な風合いを帯びる。旨味の表出が非常に強く、リンゴや出汁を帯びた様な風合いも感じられる。
酸は生き生きとしており、ハチミツや赤リンゴ、ナッツの様な余韻が感じられる。じんわりと広がる出汁感と旨味が素晴らしく、ハッキリとした樽と酸化のニュアンスもリッチで素晴らしい。焼き栗の様なタイプではないが、ドライながらしっかりとした樽香を感じ取れる秀逸なシャンパーニュ。


生産者: ポメリー
銘柄: キュヴェ ルイーズ 1985

外観は濃いイエローで粘性は中庸。泡はまだ勢い良く残っている。かなり綺麗に熟成している。香りから果実味とMLFと塩気の相乗。
香ばしい焼き栗やモカ、そこに塩気の強いナッツ、白桃やネクタリンの様な(ドライフルーツ的な)果実味がある。カスタードの様な滑らかさがある。蜜蝋やドライハーブなどの要素もあり、甘露な香りが主軸ではあるものの、塩気の帯びた香りと酸味を感じさせる果実味がギュッと体躯を引き締めている。
酸は引き締まっていて旨味も極めて充実している。
ネクタリンや桃の様な果実味や旨味を感じる。爆発的な旨味の上がり方。ほのかにハーブやミルクの余韻を残す。


【所感】
まずはセロス パジョンから。
抜栓直後は穀物のようなニュアンスが強く、あまり好みのタイプではなかったのですが、1日置いたら馴染んできた。
アンリジローやクリュッグ程ではないにせよ、やや酸化的なニュアンスのシャンパーニュ。アンセルムの作るものと比べるとかなりフレッシュに作られている。
樽や酵母起因のナッツの香り(樽でアルコール発酵してるから?)、焦がした木材、爽やかな柑橘の果実味が主体的。MLFのバターのようなニュアンス。深みと複雑さが感じられる。
酸化的な作りだけあって旨味はしっかりと表出し感じられる。厚みのある酸と赤りんご、ナッツなどの余韻。
明らかに高級銘柄らしい、複雑さをしっかりと感じられるシャンパーニュ。エントリーモデルとの差がハッキリと分かりやすい。
簡単な言うと「高そうなシャンパーニュの味がする(小並感」。大変良く出来ています。値段以上のクオリティはあると思います。他のメゾンなら多分もっと取りそうな感じの味わいって感じですね。

次はキュヴェ ルイーズです。
いいですね、これはいい。甘露さと塩気と酸味のバランスが良く相乗している。クリームブリュレにはならず、甘栗+塩気+白桃、ネクタリンといった感じ。
香ばしい焼き栗やモカの様な風味に塩気を感じるナッツの要素、そこにほのかな酸と熟した甘さの果実味。旨味。
塩スイーツ的なバランス感に旨味と酸で引き締めた感じですかね。あとは余韻の旨味の跳ね上がり方がすごいです。
多くの旗艦銘柄の熟成の末にたどり着く味わいではあると思いますが、過剰さがなくて良いです。熟成グランシエクルあたりと似てるんじゃないかな。
Dom.Pとかはもっとコッテリ熟成しますけど、こっちは結構引き締まっています。
ドサージュの量?含有するエタノールの量なのか、過酸化水素の量なのか...?わからん...こういうのは飲みながら考えないと...


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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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