偉大なるサンテミリオン第一特別級B、シャトー フィジャック2006

こんばんわ。
さて最近またボルドーを飲みつつあります。
今回はシャトーフィジャック。サンテミリオンにおける第一特別級B(プルミエール グランクリュクラッセB)。
第一特別級Aはオーゾンヌ、シュヴァルブランの2シャトー、第一特別級Bはフィジャックを含めた10シャトー、特別級は無数にあり、基本的には第一特別級Bからがサンテミリオンにおけるグランクリュクラッセだと認識しています。
ここシャトーフィジャックはBクラスの中でも特に卓抜した品質を持っています。砂礫質土壌から生まれるこのワインのスタイルはメドックのワインに似ているが、確かにカベルネフランの力強さを感じる。
発酵とは木製槽で21~25日間。熟成はオークの新樽で18ヶ月。ノンフィルター。


生産者、銘柄: シャトー フィジャック 2006

約14000円、パーカーポイント90点。
サンテミリオン プルミエグランクリュクラッセB。
甘やかで一級シャトー並みのバランス。色調は赤みの強いガーネット、粘性は高い。
クレーム ド カシス、干したブラックベリーなどの甘やかなで膨らみのある果実味。とローストした西洋杉、ミント、ピーマン。若干ビター。カベルネフランの重い芍薬、クローヴや甘草のニュアンス。ジビエなど。
ベースは一級シャトーの様なバランスの良さがあるんだけど、カベルネフランの特徴がよく出ていて、鉄の様な重々しいカベルネフランの味わいが強い。血の匂いというか、動物的で野生的な強靭な味わい。
タンニンはやや強めだが、酸は穏やかで洗練された味わい。メドックと似ているけどややエッジーかな。


いや、フィジャックは本当に美味い。
シュヴァルブランはやや気難しいし、同じBクラスのパヴィは濃厚過ぎる。
それらのバランスの均等が非常に良く取れている。
全体的な作りとしてはメドックに近いんだけど、カベルネフランの特徴がかなりしっかり出ていて、サンテミリオンらしさをしっかり感じる事ができる。
っていうか普通に飲んでて感動できるボルドー。割と本気でメドック一級をも食い殺す事のできる稀有なシャトーだと思う。
いや、いいワインだと思います。

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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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