古典的なリナルディのバローロ単一畑、先進的なガヤの白。

こんばんわ。
今日はイタリアワインです。
大体イタリアの赤はバローロ、バルバレスコ、トスカーナの一部のワインばかりなのですが、今回も例に漏れずバローロです。
フランチェスコ リナルディという生産者のバローロ単一畑 レ ブルナーデ。
ブルゴーニュほど畑関連に関しては詳しくないので、具体的な特徴は差し控えますが、古典的なバローロだと感じました。方向性としてはチェレッタに近い味わいだと感じました。
安定した品質ですが、特に驚きに溢れたバローロではありませんでした。
調べてみるとカンヌビを持っている様なのでそれと比較することで、より楽しめるのではないかと思います。


生産者: フランチェスコ リナルディ
銘柄: バローロ レ ブルナーテ 2007
品種: ネッビオーロ

価格は7000円、パーカーポイントは91点。
色調は澄んだ淡いガーネット、やや橙を帯びている、粘性は高い。
イースト香やブルーベリージャム、ラズベリー、ドライプルーンの濃厚な果実味、スミレ、ラベンダー、スイセンなどの華やかな芳香に、やや枯れた紅茶のニュアンスが混じる。ナツメグ、シナモン、タールの様なオイリーで重いニュアンスも。チェレッタのバローロに近い。
甘やかでアフタヌーンティーを思わせる様なニュアンス。収斂性は例のごとく高いが、朴訥とした優しいニュアンスを感じる。


悪くないとは思いますし、まぁ美味しいのですが潜在的にバローロが持っている魅力を考えると「妥当な作りだな」という感想が出てきてしまいますね。バランスは良いと思いますが、もう少し華やかな香りが前に出てきても良かったのではないかと思います。
果実味に関しては文句なし。
ブルゴーニュ並にバローロは良いものを探すのは難しいですね。まぁ、いいところだとは思います、価格相応でしょうか。


次はガヤの白です。
カマルカンダブランドから発売された夏限定のワイン。
アッセンブラージュは土着品種とシャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、ヴィオニエだったと記憶しています。
年々アッセンブラージュは変わるらしいので、今年は、ということになりますかね。
非常に優れた白ワインだと思います。
品種それぞれの特徴が現れながらも、各々でバランスが良く取れていると思います。
清涼感を重視している造りで、果実味はソーヴィニヨンブランやヴィオニエのそれに近いんですが、樽使いは新世界のシャルドネっぽい、ピュリニーっぽいボディです。
価格帯はそれなりにするのですが、価格以上の価値はある優れた白だと思います。

生産者: ガヤ
銘柄: ヴィスタマーレ 2010
品種: ヴェルメンティーノ、ヴィオニエ、シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン

価格は5500円。
色調は濃いレモンイエロー。粘性は高い。
シャルドネとソーヴィニヨンブラン、両方の特徴を併せ持っているような気がする。不自然の無い神がかり的なアッセンブラージュ。
ピュリニーっぽい澄んだ白い花と柔らかいミネラル、青りんごや洋梨、ライム。酸味を活かした爽やかな果実味の中にオイリーなヘーゼルナッツやシャンピニオン、リコリス。ブリオッシュやスポンジケーキの甘やかさも。
酸味も、香りの爽やかさや清涼感と比べると控えめで全体的にそよ風の様に透明感がありエレガントな印象。
後味に苦味があるが、なかなかレベルの高い白。

なかなかお買い得な白だと思います。
特にそれなりにワインを嗜んでいる方であればより楽しめる味わいじゃないかと思います。


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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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