新樽の魔術師 ドミニク ローラン、シャンパーニュに匹敵するクレマン ド ブルゴーニュ。

こんばんわ。
ここ数日間は寒い日が続きましたが、今日はまた夏らしい日差しに戻りましたね。
流石に暑い時は赤や濃厚白は楽しもうとは思えず...やはりスパークリングでしょう。

というわけで、ちょっと前に購入して在庫していたドミニクローランのクレマン ド ブルゴーニュを。
ドミニクローランといえば新樽200%の枕詞とともに語られる事が多い位、樽の風味をガッツリ効かせる、ブルゴーニュでもトップクラスのネゴシアンです。
バリックの新樽をガッツリ使っているので、数回使ってその樽はローランとしてはお役御免になるのですがそこのところは上手くやっているようで、ドメーヌの葡萄を買い付けるバーターで、他のドメーヌに使い古した樽を販売しています。使い古したといっても数回使っているだけなので、新しいとは言えないまでも十二分に使える上質な樽を卸している訳ですからドメーヌとしても助かりますよね。
余談は置いておいて、ドミニクローランは広範囲の地域のワインを販売しています。ジュヴレからコルトンまで。
最近はドメーヌものをビオディナミで始めて、新樽のイメージは少しずつ薄れつつあります。
さて、このクレマンはでリザーブワインを買い付けたものをボトリングしてます。ごく自然な味わいのピュアなスパークリングでいわゆる新樽っぽさはありません。


生産者:ドミニクローラン
銘柄:クレマン ド シャンパーニュ NV

丸井で3000円くらい。
新樽の魔術師が作るスパークリング。
色調は緑がかったレモンイエロー、粘性は低く、泡も弱め。
アリゴテ由来のエッジの立った鋭いタッチ。グレープフルーツや青りんごの果実味、しなやかなミネラル。
フレッシュハーブや蜂蜜、リコリス、ヨーグルトやバニラなどの清涼感のあるニュアンス。
シャルドネの特徴でいうとシャブリに近く、アリゴテで言うならブースロンあたりのドライな味わいが感じられる。
樽はあまり感じられない。ステンレスタンクで醸造している?
酸は強めだが泡がシルキーだからさほど気にならない。引き締まったアタック。
アリゴテ、シャルドネのアッセンブラージュながら、スタンダードなムニエ、ノワール、シャルドネのアッセンブラージュにも近い。
ムニエの代わりにアリゴテがシャルドネの個性を抑えているのだろうか。
ブラン ド ブランほどボディが強くないな。
あとドミニクローランっぽくないかも、割とスタンダードなシャンパーニュに近い。 新樽バリバリって訳でもなさそうだなぁ。


ピュアな味わいですね。美味しいです。ドミニクローランの造りからするとやや地味にも感じられますが、上質なクレマンです。
3000円と価格も手を出しやすいので、是非お試しあれ。ちなみに2010年が初リリースになります。


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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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