西友の激安プイィフュメを利く

こんばんわ。
ウチの近くには西友があるのですが(比較的住宅街ならどこにでもありますかね...)お金をあまり使いたくない時はここでプライベートブランドのワインを買うか、ビールで済ませてます。
西友のプライベートブランドのワインは非常にお買い得で、最安値のオークリーフシャルドネのボトル400円から、高くてもバローロの2000円台まで。
おまけに種類が沢山あって、パッと思いつくだけでもバローロ、キャンティクラシコ、ラングドックのメルロ、カベルネソーヴィニヨン、シラーズ、白ならシャブリ、ガヴィ、ソアヴェ、ラングドックのヴィオニエ、シャルドネ、チリのソーヴィニヨンブランなど幅広くラインナップを揃えています。
そして、プイィフュメまでラインナップに。
プイィフュメはロワールのセントルニヴェルネの高品質なソーヴィニヨンブランを生み出す産地で、サンセール、リュリーと共に結構いい値段で取引されています。大体3000-4000円くらいのレンジかしら。デイリーにはちょっと贅沢、といった価格帯ですかね。

しかしそこは西友。なんと1200円です。恐ろしい。
感想は後述しますが、キチンとプイィフュメの燻したニュアンスや清涼感は出ているので凶悪なほどのコストパフォーマンスだと思います。
是非近くに西友のある方は今からでも買いに行くと宜しいです。


生産者: アズタスペシャル(西友PB)
銘柄: プイィフュメ 2010
品種: ソーヴィニヨンブラン

西友のプイィフュメが美味い。価格は1200円程度だがプイィフュメの清涼感や柑橘系のニュアンス、燻した様な香りはしっかりと再現されている。
完全なセントルニヴェルネのソーヴィニヨンブラン。3000円くらいのプイィフュメと大きな違いは無いはずだ。
色調はやや緑がかったレモンイエロー、粘性は中庸。オレンジやライチ、青りんごの清涼感のある果実味と石の様なミネラル感、サクラチップ、白い花の香り。白胡椒やフレッシュハーブの香りが楽しめる。きりりとした酸味も夏にピッタリだと思う。プイィフュメのテロワールの再現率は非常に高い。


パスカルジョリヴェと比較すると洗練はされていないが、その分青りんごの甘やかな蜜の風味が前に出ており、より万人に受け入れられるスタイルと言える。
酸味は際立っているが、風味とのバランスは取れているし、この夏、冷やして楽しむには十分すぎる、なかなか良い造り。
900円というコストパフォーマンスを考慮すると、プイィフュメ購入の敷居は思いっきり下がるはずだ。
ちゃんとプイィフュメの素晴らしさを再現しているから、ロワールの良さを伝えていく際には非常に良い販促になりそう。
「どうだ、目立たないがロワールはこんなにすばらしいのだぜ」と言いたくなる出来。
サンセールやプイィフュメ、リュリー。いずれも素晴らしいのに目が向けられないのはブルゴーニュやボルドーの影に隠れがちで目立たないアペラシオンであるという部分と、知名度を考慮すると値段が割と高い(品質的にはお得です)部分が挙げられるのだけど、これなら十分に顧客の心を掴めるだろう。
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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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