若作り?アンチエイジング?比類なき若さのムルソー ジュヌヴリエール 1992

こんばんわ。
たまに見つけることがあります、こういうの。
年の割にべらぼうに若い。そう例えばTMRの西川貴教とか、平子理沙とか。

「えっ、これで20才?幼稚園児にしか見えないよ!」
まぁ流石にこれ人ではありえませんが、ワインだと稀にあります。
例えばこのムルソー ジュヌヴリエール。若い、非常に若い。
同じような年代なら93年のクロ デュ パブのヌフ ブランを飲んだことがありますが、こちらは概ね果実味を使い切って枯れてました。
それと比べるとあらびっくり、まるで2000年代前半のワインみたい。
しかも綺麗に熟成していて熟成の良さも確かに残っているという。
素晴らしいです、このムルソー。


生産者: ルモワスネ
銘柄: ムルソー プルミエクリュ ジュヌヴリエール 1992

約13000円
色調は濃いめのストローイエロー、粘性は低い。
灯油やローストナッツ、焼いたバター、ハチミツの濃厚な香り。メロンやカリン、グレープフルーツの果実味。
白い花や杏仁豆腐、強いミネラル感、コントラフォンにも繋がる強いシャンピニオン、ドライハーブ、僅かにシロップの様な甘みが現れてくる。
アタックは酸味もかなり落ち着いており滑らかで柔らかい。
ムルソーの余計なボリューム感は削ぎ落とされ、熟成してなお、滑らかなバターやナッツのムルソーのリッチな部分が凝縮されて感じられる。やや後味の苦味はあるが熟成に所以するものだろう。
素晴らしい。ラフォンにも近い複雑極まるリッチな味わいのジュヌヴリエール。


ラフォンラフォン言いましたが、流石にあそこまでぶ厚くて緻密ではありませんが、アウトラインは概ね近い雰囲気です。
しかし流石にジュヌヴリエールですね。ムルソーファンとしてはこのレベルのワインが飲めるとかなり盛り上がってきます。
ペリエールにせよ、シャルムにせよ、最上級クラスの一級の場合、果実感の濃密感とそれに伴ってくるアロマの複雑さ、種類の分量が違うんですよね。
そして、その移り変わりも美しい。
濃厚な果実から徐々にネットリとしたシロップの風味へ。これは基本的にはボーヌの偉大な白全体に言えることだと思います。
ただその中でも濃厚さでムルソーに比類する村名アペラシオンは無いと再認識。

ルフレーヴのモンラッシェとラフォンのムルソーペリエール、どちらか飲ませてやると言われたら、間違いなくムルソーペリエールを選びますよ、俺は。
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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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