傑作エシェゾー、モンジャールミュニュレの特級

こんばんわ。
久々に大当たりを引きました、嬉しくて仕方ありません。
ヴォーヌロマネの名家、モンジャールミュニュレの特級エシェゾー。
これが本当に素晴らしい。どこらへんが素晴らしいかは後述しますが、とにかくエシェゾーとしての個性がありつつ卓抜した作りなんですよ。
正直エシェゾーで美味しくないワインに当たった事はないのですが、特に素晴らしいと思いましたね。
それに対してルイラトゥールのコルトンのガッカリ感はすごかった。こちらも後述します。

では行ってみましょう。


生産者: ルイ ラトゥール
銘柄: コルトン グランクリュ 2006

約7000円、96のWAは89点
色調は中庸なルビー、粘性もやや強め。あまり魅力的な香りではない。
僅かに熟成感。ブルーベリーやラズベリーのやや青っぽい香りだが徐々に果実の甘みが現れる。
なめし革、スミレ、クローヴ、オーク香。トリュフ、生肉などの野性味のあるブーケ、シナモンスティックのアロマが漂う。ブリオッシュ。
やや硬めのピノノワールで、充実した酸があるが、アタックは柔らかで、未熟な果実の青い味わいと苦味が後味に残る。
スタンダードとは言わないが凡庸なピノノワールか。



生産者: モンジャール ミュニュレ
銘柄: エシェゾー グランクリュ 2009

約15000円、06のWAは91点。
こういうエシェゾーが飲みたかったのだ!
色調はやや濃いめのルビー、粘性は中庸。熟したアメリカンチェリーやイチゴ、デーツの極めて甘やかでフルーティなアロマ。野生の茎や土っぽさ、華やかなスミレや薔薇、ローズヒップティー、シナモン、スターアニス、カカオなどのスパイスが伴う。
甘やかでフレッシュな果実味に満ちたピノノワールの官能性が凄く感じ取れる。
アタックは酸は柔らかく、ややタンニンを感じさせる。フレッシュなイチゴやアメリカンチェリーの心地よいアロマが口の中に広がる。余韻も長い。素晴らしい!
アルマンルソーのワインにも通じる素晴らしさがあるねえ。柔らかいデュージェニーとも言えるかも。


モンジャール ミュニュレの2009年ヴィンテージのエシェゾーは本当に良いですね!アルマンルソーのマジシャンベルタンにも匹敵する卓抜した出来ですわ。
ヴォーヌロマネとしては若干抽出強めではあるのですが、これくらいが一番心地よい。
それにくらべてルイラトゥールのコルトンはちょっと凡庸な作りでした。
ルイラトゥールといえばコルトンかコルトンシャルルマーニュ!なんだけど一度も彼らの特級であたりを引いた事がない...むむむ。デイリーのアルディッシュは美味いのにおかしい。
なんというか地味なんだよなー、綺麗なピノノワールじゃなくてなんか安いピノノワールの雑っぽさがあんだよね。時間が経つとマシにはなるけど期待には大きく及ばないんすよね。
コルトン&コルトンシャルルマーニュならボノーデュマルトレイが堅いんだよね。他は今ひとつニュイに劣る特級が多い。おいおい、コート ド ボーヌ唯一の赤の特級どうしたよ、と言った感じ。悪いけどポマール村名やヴォルネイ一級に全然負けてるよ。

コルトンの優良生産者ってそういえば誰だろう。ボノーと(俺はそう思わないけど)ルイラトゥール、あとルロワ...はなんでも美味いか。割と得意な村の片手間で作ってる優良生産者の方が上手い様な気がするな。
あとあそこめっちゃ畑広いし生産者も多いからムラがあるのかな。広いと言われるクロ ヴージョ47haを余裕で凌駕する100haだからな...コルトンシャルルマーニュだけ見ても50ha。さもありなん。

そんな感じです。

 
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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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