マルセル ダイス、驚異的な凝縮感を見せるアルザス グランクリュ

もう先週の事ですがね...
ちょっと忙しい時期で丁度今日はそのスキマの土曜日といったところです。
明日からまたバタバタなので更新止まります。
お前ら全力でいくぞー!

という訳で今回はアルザスです。
またもやマルセルダイス。この生産者のワインを飲むと、いかにアルザスが素晴らしいか、そして過小評価されてるかがよくわかりますね。
特にアルテンベルク ド ベルクハイムはわずか5haの土壌から生み出される古木のリースリングのみを使ったワインで、蕩ける様に甘露で高貴さに満ち溢れています。(現在は混醸のようです。マンブールと同じですね)
フランスワインよりドイツ的で、ドイツワインよりフランス的な哲学を感じる本当に素晴らしいリースリングでした。


生産者: マルセルダイス
銘柄: アルザス グランクリュ アルテンベルク ド ベルクハイム リースリング 1998

約10000円、WA94pt。
やや甘口ワイン。色調は濃い黄金色、粘性は低め。
うおお...すげえなこれ、すげえ。
リースリング由来のヨード香、石油。凝縮したアプリコット、ライチ、桃などの濃厚で凝縮感がある果実味。
蜜蝋、シナモン、生クリーム、ドライハーブ、ヨーグルトなど。やや土っぽさも感じる。ボリューム感があり、非常にエレガントな甘みと香りを感じる。方向性はトロッケンベーレンアウスレーゼに近い。
口に含んだ時の強烈な灯油やヨード香、そこから後追いする蕩ける様な豊満なフルーツの果実味。アタックの酸味も十二分。高貴さと甘露さに溢れた素晴らしきアルザス。


このワインは結構な古酒ですが、なかなか頑丈のようで、僅かに熟成感は感じるものの、基本的には果実味がかなり凝縮しており、痩せた感じは全くしませんでしたね。
基本的なリースリングの甘口ワインを踏襲しつつ、ただ甘いだけに終わらない充実した酸味と複雑な芳香のワインでした。
デザートワインだけじゃなく食中酒でも十分に使えそうですね、これは。
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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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