エルミタージュ白1種赤2種+ヌフ1種


こんにちは。
久々に北部、南部のローヌワインを楽しんできました。エルミタージュとシャトーヌフデュパプ。エルミタージュは白1種、赤2種。シャトーヌフデュパプ1種。
ローヌ北部といえば、華やかでスパイシーな印象があったが、今回のドゥラスは非常に豊満な果実味が強くまるでポムロールの様な印象があった。確かにワインアドヴォケイト向けの果実爆弾だった。
白はネゴシアンものだが傑出した造りで溌剌としつつも非常に濃厚で緻密な構造の出来。


生産者: クロ デュ パプ
銘柄: シャトー ヌフ デュ パプ 2009
品種: グルナッシュ、ムールヴェードル、シラー

ワインアドヴォケイト95点。
スパイシーで甘みのある果実味。
色合いは黒に近すぎない明るいガーネットで粘性は同じく高い。
血液の様な鉄分と焼いたゴム、スミレの花の香りを中心に甘みのあるドライプルーンやアプリコットの果実味が感じられる。野性的な作り。スパイスや紅茶の香りも。
非常に甘いドライフルーツの味わいが特徴的で、酸は非常に穏やかながら割としっかりしたタンニンがある。酒質としてはかなり強靭な作り。ぽってりとした濃厚な造り。心が落ち着く卓抜したシャトーヌフ。甘草の様なニュアンスも。


生産者: ドゥラス
銘柄: エルミタージュ ドメーヌ デ トゥーレル 2009
品種: シラー

ワインアドヴォケイト98点。
黒に近いガーネット、粘性は非常に高い。
ヌフと比べてより華やかでスパイシー。プルーン、ブラックベリーの様な豊満な果実味を中心に、キャラメルポップコーンや杉、焼き栗、黒胡椒の香り。わずかに赤い花の香りも。タニックで収斂性が高く、酸味も強いが、香りのとろけるような甘さでカバー。華やかなシラーでは無く、非常にどっしりとした重厚な果実爆弾。


生産者: ドゥラス
銘柄: エルミタージュ ル べサール 2009
品種: シラー

ワインアドヴォケイト100点。
黒に近いガーネット、エッジはやや赤紫。粘性も高い。
ドライプルーンやブラックベリーに近い、ポムロール的な果実味の爆発を感じる。とにかく果実味が傑出していて前に出ている造り。鉄釘、甘草、コーヒーの様なニュアンスも。シナモンやキャラメルの様な甘みのある濃厚な樽香も。
シラーの割にはやや黒胡椒のニュアンスは低め。
ややタニックでアタッキーだが、凝縮した甘みのアプリコット、プルーンのとろけるような甘み。収斂性が高いタンニン、酸は滑らか。


生産者: ジャン ルイ シャーヴ セレクション
銘柄: エルミタージュブラン2009
品種:マルサンヌ主体

エルミタージュの魔術師シャーヴのネゴシアンもの。
色調は濃いレモン色、粘性は非常に高い。ミネラル感のある比較的フルーティな香り。
クリーミーかつナッティで、ローストナッツや火打石、バターの香りを主軸にシャンピニオン、アプリコットやドライハーブの香りが漂う。ねっとりとした絡みつくような蜂蜜感、粘性で酸味も殆ど感じられない。若干苦味もあるような。

いずれも良い出来ではありつつも、ローヌ独特の個性を見せたのがクロ デュ パプとシャーヴのネゴシアンだけだったのはやや残念。ドゥラスはもう少し個性を出してくれた方が個人的には好きだったかもしれない。
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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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