コシュデュリ、絶対的な存在感を感じさせる脅威の村名ムルソー

こんばんわ。
さて次はコシュ デュリです。

これがですね、もう本っっっ当に素晴らしかった!元々ブルゴーニュ白ならムルソー派の私としてはコシュ デュリのムルソーが飲めるというだけで感涙モノなのに噂に違わず...というか噂を軽く超越する半端ないムルソーでした。
何これ村名?マジかよ...

コシュ デュリはブルゴーニュ白において最高の品質を誇るドメーヌ ルフレーヴ、コントラフォンと並ぶ大スター生産者です。栽培や新樽比率、除梗有無はあまりよくわかりませんでしたが、無濾過ではあるようです。
この生産者の最大の特徴は「ブルゴーニュ白の最高品質」と「希少性」です。まず、普通にショップを見て回ってもまず見つけられない、ネットでもプレミア価格でべらぼうな金額で無いと手に入れる事が出来ない...(ちなみにブル白で10000円でした、ありえない。)
で、希少性だけだったら正直どうでもいいのですが、品質もブルゴーニュ白のトップクラスなので引き合いも多いのですよね。こんなに美味いのに手に入らない...拷問です。(ちなみに赤の村名ポマール ヴァーミュリアンも泣くほど美味いです。どうなってんだ。)
ちなみにフラッグシップはコルトンシャルルマーニュ、ムルソー1級ペリエール、ムルソー一級ジュヌヴリエール。


生産者: コシュ デュリ
銘柄: ムルソー 1995

約30000円、WA91pt
色調は輝きのある中庸なストローイエロー、粘性は中庸。
香りの強さが半端ない...なんだこれ!引き込まれる驚異的なムルソー!トップノートの爆発力に驚かされる。
しっかりとしたミネラル感。
強烈なシャンピニオン、そしてムルソーらしいカシューナッツや塩バターのオイリーで濃厚な風味が漂う。バニラや白い花の蜜のほのかな甘み、白檀の樽香。そしてマンゴーの様な豊満な果実味とカリンの様な酸味を感じる。
こちらも熟成によって出汁っぽい味わいが現れている。
酸は活き活きとしている。やや後味に苦味があるが、豊満で密度の高い素晴らしいムルソー。
口内でトロピカルフルーツやナッツ、バターの濃厚の風味が味わえる。不思議なことに従来のムルソーに比べて、透明感まで感じらるのだが、これは明確なミネラル感と酸味によるものだろうか...


いやあ、思い出すだけで半端ないヨダレが...
こう、ミネラルと透明感を伴う香りの立ち方はまるで日本刀の鍔鳴りの様。
そして充満したエネルギーがすごい勢いで酸素に溶けて複雑で様々な芳香か広がっていくという...わかるかな...いやこれはわからんな。僕の思うロマネコンティってこんな感じ。
とにかく鋭さとムルソー本来のふくよかさ、濃厚さ、樽の強さが一気に爆発するんですね...半端ないです。
たかが村名でこれですから、もう一級が想像できない...ラフォンのクロ ド ラ バールを飲んだ時の様な衝撃...。

ちなみに日本輸出向けはナルヴォーという村名区画を中心に構成されているみたいです。斜面上部とのことですから冷涼で日照も良さそうですね。なるほど、味わいには納得。
コシュ デュリのムルソー1級クラスを飲める人は本当に幸せだ。

「> ころしてでも うばいとる」(from Romancing Saga)


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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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