ボジョレーヌーヴォー2012(西友PB)

こんばんわ。
今日はボジョレーの解禁日ですね。
毎年時流に乗って飲んでます。

以下テイスティング前の個人的な所感(※ざっくりとした天候状況を元にしているだけなので、個々のエリアや週ごとの平均温度はまったく参照していません。)
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今年は夏前の天候不順が続いたので結実に結びつかず収量が激減。夏開けは一部雹が降ったけど基本的には天候は良かった。房が減っているので糖度は上昇するが、雹の影響で結実不良が出ている。選果を慎重に行わない生産者はやや渋めでアルコール度数の上がらないものになると思う。果実味も低い。
逆に選別をしっかり行う生産者は収量が少なくなるが、糖度は上がっているはずなので、平準的なアルコール度数、果実味のワインができるはず。9月上旬までに完熟している事が前提だが、8月は暑かったので多分大丈夫?
選別を行っていない生産者の場合全体的に果皮や未熟な果実の比率が高くなる為、マセラシオンカルボニックを行った際にタンニンが抽出されすぎる可能性がある。
今年は優良生産者のものは出荷数が少ないが平年並み。選別を行わない生産者のものはボディは軽いが渋みがやや強く出る傾向にあるかなと。
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眉唾な予想ですが、実際はどうでしょうか。早速頂いてみました。

生産者: フランソワ フッシェ
銘柄: ボジョレー ヌーヴォー 2012

価格650円。
色調は赤みは強いが透明度の高いルビー、粘性は低い。
ヌーヴォーのマセラシオンカルボニックに由来するバナナ香(さほど強くはないが)、スミレや茎、若葉などの華やかな香りとアメリカンチェリー、クランベリーなどの果実など。やや鉄のニュアンス。
例年のボジョレーの作りと比べるとタニックで酸味が強く果皮の味わいが強く出ている。当然新酒なのでフレッシュな果実味がメインだが、重々しいタンニンと比較して果実の甘みや凝縮度は低い。
かといって決して美味しくないわけではなく、糖度は低いながらも果皮から抽出される香りはなかなかにエレガント。


意外と美味しかったです。
正直心のどこかで「たかがボジョレー、しかもバットヴィンテージでしょ?」と思っていたんですが....
ヴィンテージの負はコアの密度と甘みにだけ出ていて、結果として果皮から抽出される香りとタンニン、酸味が際立っているという。
一般的には去年の方が、ボジョレーらしいフレッシュで甘露で綺麗な酸味のワインになっていたと思います。
今年のは果実味が中抜けしてスカスカですが、妙に果皮の成分に惹かれるものがあるんだよな...なんだろう。
まあ、ここら辺は生産者によって大分違うと思うんだけど。

個人的には例年のボジョレーより好きな感じ?
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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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