日本人が作るNZピノ、クスダ ピノノワール 2009

こんばんわ。
本日はクスダ ピノノワール 2009です。
何故かネットでもすぐに売り切れてしまって、いつも結構悔しい思いをしていたのですが、去年偶然手に入って弟にプレゼントしたという経緯のブツです。そんで、弟がたまたまウチにきたので、開けてもらいました。

ニュージーランド マーティンボローで日本人が作るピノノワール。
基本的にここ最近はずっと評価が高いのは知っていたのですが、恐ろしい事に2010年ヴィンテージでパーカーポイント93+を取ってる所ですね。
90点台は結構あるんですが、92点を超えるものはほぼ見かけません。しかも日本人が作ってるとか・・・
なんかうれしいですね。ニュージーランドのピノノワールでトップの点数となったようです。
実際果実味あふれる素晴らしい作りのピノノワールだったと思います。


生産者: クスダワインズ
銘柄: クスダ ピノノワール 2009

約9000円。
色調は濃いルビー、粘性は低い。
恐ろしくレベルの高いピノノワール。凝縮度の高いジャミーなブルーベリーやダークチェリーの黒系果実の充実度がすごい。アプリコットの様な酸味と甘みも感じる。果皮の風味が強い。薔薇やスミレのエキス、タバコ、粘土、毛皮、ミステリアスなお香、樹皮、トーストやチョコレートなどの香ばしい芳香が特徴的だ。
かなりタニックで酸味も高い。
果皮のリアルな渋みにも匹敵する。ただその中で果皮の華やかさ、凝縮した果実味が充実していて決してバランスが取れていないわけではない。
ブルゴーニュとは趣が異なり、甘みはやや閉じ籠っているが、ドライかつパワフルな印象を受ける。
強い抽出や気候に起因する、完熟した果実の煌びやかな面を綺麗に切り抜いた良作。
凝縮感でいうとグランクリュ並だ。


基本的にこのピノノワールはブルゴーニュ的ではありません。
ディジョンクローンを40%程度使用していますが、テロワールから生み出される特徴が色濃く表れているピノノワールだと思いました。
タイプとしてはコスタブラウンなどのカリピノに近い味わい。ジャムの様な濃厚さを感じるピノノワール。
妖艶で内向的なブルゴーニュと違い、果実からあふれるエネルギー感が素直に表れていて、パワフルで闊達な印象を受けますね。
タイプとして新世界のピノノワールの王道的な作りですが、それが非常に高レベルで表現されている。
WAのポイントが非常に高いのも頷ける。
この品質で未だ9000円台で飲めるのは奇跡だと思います。

手に入りにくい銘柄ですが、機会があったら迷わず飲んでみてください。
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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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