しみじみと楽しむブルゴーニュ。特級ボンヌマール、一級フォラティエール。

こんばんわ。
今日は何もテーマが無い、普通のブルゴーニュテイスティングの感想です。
というか、もうほぼネタを出し尽くした感があるので、多分週末まで何も更新なくなるかもしれません。
さて、どう間を繋ごうかな...?

ドルーアンラローズのボンヌマール、ポールペルノのレ フォラティエールです。
ドルーアンラローズはジュヴレシャンベルタンの大ドメーヌですが1919年のドルーアン家との併合でボンヌマールを取得しています。新樽100%でボンヌマールのイメージに合致した...というかジュヴレシャンベルタン的なパワフルさを持ったボンヌマールを作ります。ちなみにここのドメーヌは安い上にメチャ旨なので、かなり良心的なドメーヌと言えます。
ちなみについこないだ2009の記事を書いたばかりですが、こちらはセラーに保管していた方。
ポールペルノはピュリニーモンラッシェの生産者で、一級ピュセル、一級フォラティエール、そして特級ビアンヴニュバタールモンラッシェを保有しています。収量を抑え凝縮した葡萄を樽発酵、新樽で14ヶ月程度熟成して出荷します。値段的にもまずまず良心的な生産者だと思います。

ではいってみます!


生産者: ドルーアンラローズ
銘柄: ボンヌ マール グランクリュ 2008

15000円、WA89-91pt
外観は澄んだ色味の強いルビー、粘性は高い。
(抜栓2日目、セラーから出した直後と比べると)やはり温度が戻るとなかなか良い。複雑だ。
ダークチェリーやプラムなどの黒系果実の果皮の華やかさ、グローヴや甘草などのスパイス、薔薇の煌びやかな芳香、茎やローズウッドの樹皮、鉄釘、炭焼きなど。
基本的にドライでストイックな作りではあるが、僅かに甘やかさを見せる。
タンニン、酸味が強く、濃縮感があるが、基本的に香りが淡白というかストイックな方向なので、やや刺々しく感じる部分もある。
しかしながらしっかりと生育しボンヌマールのテロワールを映し出したワインである事は間違いない。ボンヌマールとしては平準的な作りだろうか。


生産者: ポール ペルノ
銘柄: ピュリニー モンラッシェ プルミエクリュ レ フォラティエール 2010

約11000円、WA92pt(2009)
色調は淡いストローイエロー、粘性は高い。
かなりミネラリー。火打石のニュアンス。そして溌剌としたフレッシュな果実味が魅力的。ナッツ、フレッシュなバター、出汁、そしてカリン、洋梨のシャープかつスマートな果実味。かなりオイリーで蜜蝋、白胡椒、石鹸、アスパラガス、フレッシュハーブのニュアンス。時間が立つとべらぼうに甘露に。リンゴのコンポートの様な側面も。割とイタリアっぽい?
酸は柔らかく、抜栓直後に見られた苦味も徐々に消えて行き豊満な姿を見せ始める。
ミネラリーでオイリーなフォラティエール。


うーん、ボンヌマールも良かったですが、フォラティエールが素晴らしく美味しかったですねえ。
ボンヌマールといえば前回頂いた2009に比べるとやや果実味が弱い様な気がします。比較的しっかりした濃縮度はあって水っぽい感じはしないんだけど、ややドライで冷たいタッチだったような。もともと清涼感がある作りの生産者なんですが、ちょっと何か違いますね。構造は複雑で体躯はしっかりしているしボディは申し分ないのですが...
フォラティエールの方は文句無しです。この生産者ならではのミネラリーでフレッシュな果実味から一定時間すぎると急激に甘く、濃厚に開き始めるスタイル。同生産者のビアンヴニュ バタール モンラッシェにも見られた特徴で、フォラティエールとビアンヴニュに大きな差は見られませんでした。
品質自体は一級以上であると思うので結構お得かもしれません。
生産者の力量もそうですが、ポテンシャルの高い良い畑だな、と思います。

こう、法則性無くブルゴーニュを飲むのは、やや勿体無いと思いますが、分析に寄らず、しみじみとブルゴーニュを楽しむのも良いものです。


関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
ついった
物欲センサー
物欲センサー2
リンク
QRコード
QR