セシル トランブレー、セクシーな村名とレジオナル。


あけましておめでとうございます、今年もよろしくお願いします。
さて、新年2013年を迎えましたが、そんな事は全く関係無く平常運行でテイスティングレポートしますね。
あ、ちゃんとお節も食べましたし、ワインも飲んだし、福袋も買いましたよ。
ちなみに中身はルロワの村名ニュイ サン ジョルジュとモレ サン ドニ一級、村名オーセイデュレス、シャサーニュモンラッシェ一級です。まずまず納得のいくラインナップでしたので、こちらもゆくゆくはレポートしたいと思います。

さて、今回はセシル トランブレ。
セシル トランブレは2003年からメキメキと頭角を表してきているルーキー生産者。有機農法やビオディナミの手法を実践している。
一部除梗した果房を木製発酵タンクで1ヶ月ほど発酵を行い、垂直式圧搾機でプレス、新樽比率25%-75%で18ヶ月の熟成を行う。その際に澱引きは行わない。フラッグシップはエシェゾー ドゥスュ、シャペルシャンベルタン。

今回はACブルとシャンボールミュジニー、そしてヴォーヌロマネ ヴィエイユヴィーニュ。
以前、この生産者のヴォーヌロマネ 一級 レ ルージュを飲んだ事があるんですが、これがもう本当に美味しくてね。メチャヤバイ超注目の生産者です。価格はちょい高めですが(村名で9000円くらい)それくらいの価値はちゃんとある生産者だと思います!


生産者: セシル トランブレ
銘柄: ブルゴーニュ ピノノワール 2010

4700円、WA88-80pt(2009)
色調は深い赤みの強いルビー、粘性が強い。
若干ミネラル感を感じる。果実の凝縮度はシャンボールやヴォーヌロマネと比べるとやや低め。やや中抜けした味わいではあるものの、バニラ、シナモンの樽香。アーモンド。スミレ、チェリーリキュール、茎、ラズベリーなどの果実味など複雑な要素が楽しめる。スタイルは近いがやや軽めの味わい。
口当たりは村名と同様だが、若干タンニンの荒さが目立つかも。酸味も際立っておりバランス感は、完成度の高い村名と比べると今ひとつかも。


生産者: セシル トランブレ
銘柄: シャンボール ミュジニー レ カボット 2010

約10000円
外観は赤みの強いルビー、粘性は高い。
軽やかで強固なミネラル感を感じさせる冷ややかな印象、それでいて樽や果実の甘やかさがしっかりとある。
カカオ、シナモン、バニラの甘露さ。フランボワーズ、ダークチェリーの目の細かい果実味。オリエンタルなインセンス、華やかなスミレ、薔薇などのニュアンス。なめし革、ナツメグなどのニュアンス。
華やかで柔軟、ミネラリーな作り。
酸味、タンニンとも軽やかで柔らか。しなやかでフワリとした華やかな味わい。シャンボールらしいしっかりしたミネラル感を感じられるのも素晴らしい。


生産者: セシル トランブレ
銘柄: ヴォーヌ ロマネ ヴィエイユヴィーニュ 2010

約10000円、WA88-91(2009)
外観は赤みの強いルビー、粘性は高い。
カカオ、シナモン、バニラの甘露な樽のニュアンス。
オリエンタルなインセンス(線香の様なニュアンス)、そして伸びやかで華やかなスミレ、クローヴなどのスパイス。チェリーリキュール、ラズベリージャムの果実味が主軸となっている。なめし革、クルミ、ナツメグ、焦げたゴムのニュアンス。
ミネラル感はシャンボールほど強くないが、その分濃縮感があり密度の高い果実味と、華美な花の香りが印象的。
酸味、タンニンは柔らかく、濃厚な果実と樽の甘やかさを強く感じる。口当たりも非常に滑らか。
濃密で華やかなヴォーヌロマネ。


いやー、素晴らしいですね。
村名でここまでとは正直恐れ入りますよ!全体的な印象としてはフーリエ的ですよね。しかもよく村ごとの特徴が出ていると思います。シャンボールはミネラル感に溢れているし、ヴォーヌロマネは濃密で伸びやか。
個人的にはこれからの伸び代を考えると末恐ろしい生産者かな、と思います。
ACブルに関しては芳香的に本当に素晴らしいんですが、やや水っぽさを感じるかな。
ボディはシャンボールがもっともしっかりしていると感じました。
エシェゾーやシャペルシャンベルタンはまだ飲んだ事はないですが、きっと素晴らしいんでしょうね!期待してます!
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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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