最高のクロ ヴージョ、ニュイ サンジョルジュ1級

こんにちは。
ジャングリヴォは何かと縁が深い生産者で村名ヴォーヌロマネ単一畑、村名ニュイサンジョルジュ単一畑、ヴォーヌロマネ一級レ ルージュ、特級エシェゾー、特級クロ ヴージョを飲んでいます。なので比較的そのスタイルは理解はしていて驚くべき所はあまりなかったのですが、やはりスパイシーで果実味溢れる面白い造りをしています。
実際に当主のエチエンヌグリヴォ氏にお会いしてお話を聞かせて頂いた事もありますが、実直で非常に真面目にテロワールに目を向けている方でした。
まさにそんな性格を表している造りでした。


生産者: ジャングリヴォ
銘柄: ニュイサンジョルジュ プルミエクリュ レ プリュリエ 2003

複雑味がよく出ており、綺麗に熟成している印象。
色はまだ若々しい澄んだルビー。粘性は高い。スパイシーで鉄分と果実味のバランスがとても良い。
抜栓後の強烈ななめし革とコショウの香りから、穏やかな腐葉土の大地香野薔薇のニュアンス、そして、徐々にダークチェリーやブラックベリーの果皮の厚い赤系の果実味が穏やかに立ち上ってくる。そしてワッフルと紅茶のフィニッシュ。鋭い芳香性は無いものの、構成の規模感の大きいワイン。
いまだタニックで強固な収斂さはあり、また酸も強めだが今後の熟成を予感させる。


今回はあまり後味の苦味は無かったです。但し、クロ ヴージョ的なタニックな造りで収斂性は高く、ややキツめの印象は受けるかな、と。
ここの特級は本当に凄いので村名、一級もそのおこぼれが欲しいなぁ。
あっ、ニュイサンジョルジュらしい大地香はキチンと感じる事は出来ました。


生産者: ドメーヌデュージェニー
銘柄: クロ ヴージョ 2009

いやいや、想像以上にいいですなー。
パワフルだし、線香、ミントを想わせる深淵で凝縮感のある香りが本当に素晴らしい。
すげーパワー感があるなぁ。
濃く深いルビー、粘性は中庸。
特徴的な線香やミント。ダークチェリーやラズベリーの凝縮した果実味(やや黒系のニュアンスも)、少しづつ野性味のあるパストラミハム、なめし革が現れてくる。スーボワやアニスシードの香りも。全体的に密教的なミステリアスな芳香で、同じお香の香りを持つベレールより、もっと静かで重々しい雰囲気を醸し出す。
時間が経過すると薔薇やスミレも現れ、それらが渾然一体と分厚く立ち上る。
口当たりはしなやかで酸は柔らか、タンニンも感じられるが気になるレベルではない。やや苦味はあり。
純度が高く、圧倒的な複雑さと凝縮感で押し寄せる官能。素晴らしい!大地香があるのでちょっとニュイサンジョルジュ的というか、どっしり地に足が付いた感じだ。
余韻は非常に長い。

いや、クロ ヴージョといえば区画によって当たり外れがあるんだけど、絶妙なクロ ヴージョは本当に素晴らしい!
その複雑さ、分厚さは卓抜したものがあるね。
デュージェニーはラトゥールのオーナーでもあるらしく、正直タニックでボルドー系なんじゃねーのとも思ったが、いやいや、立派にテロワールを表現してるじゃないですか!
いや、やはりクロ ヴージョはいいわ。
ブルゴーニュはこういうのがあるからたまらんよね。
いやーまぁ、高いけどさ。
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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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