高品質な国産白。品種別3種類を利く。

こんにちは。
本日は前回に引き続き、日本のワイナリー特集です。
小布施ワイナリーのプティマンサンと城戸ワイナリーのプライベートリザーブ シャルドネ、プライベートリザーブ ピノグリです。

生産者の特徴はこちらをご覧ください。
小布施ワイナリー
城戸ワイナリー

さて、今回はプティマンサンというレアな品種が含まれています。
プティマンサンはフランス南西部で栽培される品種で発芽から成熟まで長い期間を必要とします。
もともと降雨量が多く小石の多い土壌で育てられてきた品種なので、灰色かび病にも強く、収穫時期を冬前まで延ばす事ができます。これにより高い酸度を保ったまま糖度を凝縮する事が可能となります。
降雨量が多く灰色かび病のリスクの高い日本に適した品種とも言えますね。

その他は国際品種ですが、こちらも赤同様、海外とはちょっと異なった毛色になっていました。


生産者: 小布施ワイナリー
銘柄: ドメーヌソガ プティマンサン 2011
品種: プティマンサン 100%

4200円
色調はやや濃いめの透明度の高いイエロー、粘性は高い。
フレッシュで酸味の強い、レモンやいわゆる日本のドライアプリコット(アルザスに見られるタイプに近く甘くない)など。ドライハーブ、塩ナッツ、ドライシェリー、割とミネラル感が強い。果実の凝縮感があり酸味の中に旨味が充満している。口の中でほのかな苦味と、強い酸味、アンズの旨味が広がる。


生産者: 城戸ワイン
銘柄: プライベートリザーブ ピノ グリ 2010
品種: ピノグリ 100%

3500円くらい。
色調は薄目のイエロー、粘性は低め。
ヴィオニエの様なフレッシュな風味。白い花の蜜、カリンや青りんごの爽やかな果実味、フレッシュハーブ。石を砕いた様なミネラル感、白胡椒。柔らかい酸、ボディはシャルドネより柔らかい。
爽やかな青りんごなどの果実味が楽しめる。


生産者: 城戸ワイン
銘柄: プライベートリザーブ シャルドネ 2010
品種: シャルドネ 100%

3500円くらい。
色調は薄目のイエロー、粘性は低め。甘露なバニラ、白檀、フレッシュハーブの爽やかな風味。ミネラル。白い花やお香。カリンや青りんごの爽やかな果実味。ややバターの様な風味も。
酸味も柔らかく、果実味が溢れている。軽やかなボディのシャルドネ。プチピュリニーの様な風味。


まず城戸ワイナリーさんのピノグリですが、結構ヴィオニエの様な風味があって、非常に清涼感のある味わいでした。
意外と酸度も柔らかくて(もっと酸度は高いと思っていました)非常に癖の無い味わいでした。
プライベートリザーブ シャルドネの方は意外とブルゴーニュっぽい感じ。ややボディは軽くて、個性を主張しすぎないのがいいですね。とはいえ程よく樽も効いていて、果実味もしっかりあるので不足感は感じないという。
最後にプティマンサン。いままでこの品種のワインを飲んだ事が無かったのですが、非常にいいですね。
干しあんずの様に旨味を伴なう強い酸味があり、この中ではとりわけボディがしっかりしている感じ。
この酸味の出方や旨味は凄く日本っぽいんですよね。辛口ですが意外と茶菓子とかにも合いそうな感じですね、みつ豆とか。国際品種でいうとグリューナーフェルトリーナーやゲヴェルツトラミネールに近い様な気がします。

かなり良かったです。
全体的にボディは軽めなんですが、ワインとして必要な要素はすべて含まれていて、これはこれで完成しているなと思いました。近年は本当に良い生産者が多くなってきたと思いますので、もっと選択肢が増えてくると消費者としては嬉しいですね!

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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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