高品質な国産赤、生産者別の3種を利く

こんばんわ。
今日は日本のワイナリー、小布施ワイナリー、城戸ワイナリー、高畠ワイナリーの赤です。

今回は国内のワイナリーさんなので、特にこのブログで栽培や醸造方法を書きません。ホームページもあるので、是非そちらをご覧ください。こだわりの製法がしっかりと書いてあります!

小布施ワイナリー
城戸ワイナリー
高畠ワイナリー

ひょっとしたらワイナリーさんの目に付いてしまうかもしれないので(FC2のSEOは凄いです...)、少し恥ずかしいですが、まあ素人らしくいつも通り行こうかと思います。


生産者: 小布施ワイナリー(長野)
銘柄: ドメーヌソガ ピノノワール クレレ 2011
品種: ピノノワール 100%

非常に透明度の高い淡いルビー、粘性は低め。
恐らくは低温浸漬はしていない。レッドカラントやストロベリーなどの穏やかな果実味。チーズやスミレ、なめし革、紅茶、大地香。シナモン、グローヴなどの風味。
軽やかな酸味と柔らかいタンニンと果実味の優しいピノノワール。透明感がある。


生産者: 城戸ワイン(長野)
銘柄: プライベートリザーブ メルロー 2010

色調は透明度の高い濃いガーネット、粘性は高い。
メルローらしい茹で小豆やブラックベリーやカシスのエレガントな果実味。シシトウ、西洋杉、甘草、乾いた土や毛皮の香り。
香りはいわゆるメルロー。ただタンニンが柔らかく、酸味が非常に充実しているのが特徴的。ポムロールの分厚いワインとは異なる優しい味わいのメルロー。


生産者: 高畠ワイナリー(山形)
銘柄: アルケディア セレクトハーヴェスト 2009
品種: カベルネソーヴィニヨン、メルロー、プティヴェルト

色調は濃いガーネット、粘性は高い。木材、甘草、タバコなどの風味とブラックチェリーやカシスの酸味を伴う溌剌とした果実味。ミント、ピーマン、小豆、徐々にチョコレートや燻製肉などの風味。
ボルドーを想起させる甘やかさがあるが、その中にシラーがブレンドされた様な酸味があり、研ぎ澄まされた印象がある。


全体的に国際品種のメルローやカベルネソーヴィニヨンでも、酸味がやや強くシャープな印象を与える所が非常に個性的ですね。
アルケディアにせよプライベートリザーブにせよ、どのワインもボルドーや新世界のカベルネメルローの様に重くせず(ならず)、酸味と軽やかさを押し出した作りになっていました。これは土壌、日商条件、高温多湿の気候に由縁するものであると共に、きっと生産者の意向もあるんでしょうね。日本食と合わせる事を想定すると海外のカベルネソーヴィニヨンやメルローは重すぎますしね。
ピノノワールはそもそもタンニンより酸味が前に出やすい品種なので比較的軽やかさとシャープさが出やすいのですが、それを考慮しても小布施のクレレは液体に濃度や重さを感じません。ブルゴーニュのピノノワールは凝縮感や密度を感じるのですが、こちらはその部分が意図的に切り抜かれているのかな。凝縮感や密度がない事で非常に澄んだ綺麗な印象を受けますねー。
こういうタイプのピノノワールもエレガントでいいですね。

無理にブルゴーニュやボルドーに追従しようとする訳ではなくて、ちゃんと産地の個性や日本食とのマッチングまで考慮してワインを作るきめ細やかさが「ああ、日本だな」という感じがしますね。
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プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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