天上に至る福音の雫、シャトー ディケム 1995

こんにちは。
あまり更新をしていなくて、記事が溜まってきました...やばい。

今回はシャトーディケムの1995年です。
シャトーディケムはソーテルヌに拠点を構える世界最高の貴腐ワインを算出するシャトー。現地ソーテルヌの格付けでは、ただ唯一の特別一級(プルミエクリュスペリュール)として君臨しています。
驚異的な低収量が特徴で、平均して葡萄一本につきグラス一杯のみしか取れない、これは木の樹齢の高い事、貴腐粒だけを丁寧に選別している事長期間の樽熟成に伴う蒸発に起因する。100%オーク新樽で42ヶ月の樽熟成。全行程に渡って補糖は行われない。
不作の年はリリースされません。(直近だと2012年ですね)


生産者、銘柄: シャトーディケム 1995

約46000円、WA97-99pt
色調は濃い黄金色、粘性は非常に高い。まさにとんでもなくアロマティックで複雑で濃厚なワイン。
しっかりとしたミネラル感のベースにクレームブリュレ、熟した洋梨、メロン、黄桃の様な豊満で分厚い果実味。清涼感のある白い花、ハチミツや溶剤、出汁、ヘーゼルナッツ、カマンベールチーズ、リコリスなど複雑で深い余韻が楽しめる。バターや濡れた木材のニュアンス、リコリスの風味に熟成を感じるが、あと幾年熟成を重ねても全く朽ちる気配はない。
柔らかい酸味と口の中に広がるハチミツや熟したフルーツの風味が奇跡的な味わいを生み出している。官能的。
素晴らしい。2000年代と比べて明らかに濃厚になっている気がする。


何度飲んでもディケムは本当に素晴らしいですね。
前回は2000年代中盤のものを頂きましたが、今回は90年代中盤と約10年程度熟成を重ねたものになります。
かなり違いがありました。

色調及び粘性: 2000年代と比べると色調は濃く、粘性もやや高め。
→経年、年柄によって大きく変わる。妥当。

風味: 軽やかさを感じた2000年代に比べてかなり重厚さが際立っている。
→粘性が上がっているのと複雑さが増している。しかしなぜ

よりも厚さや密度が際立ち始めましたね。
清涼感は2000年代からやや落ち着いて、濃厚さが際立っている様に感じました。
素晴らしい。価格に見合う価値のある偉大なるソーテルヌだと思います。

シャトー・ディケム(イケム) [1995] 【375ML】

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価格:17,900円(税込、送料別)

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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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