熟成ブル2種(モレサンドニ一級1993、ラ ロマネ1982)


こんにちは。
引き続き熟成ワインについて。今度はブルゴーニュの赤です。
ドメーヌ ランブレイのモレ サン ドニ 1級1993、ブシャール ペール エ フィスの特級ラ ロマネ 1982。
豪華ですねー。


生産者:ドメーヌ ド ランブレイ
銘柄:モレ サン ドニ プルミエクリュ 1993

特級クロ ド ランブレイの最大所有者のモレサンドニ1級。1級のアッセンブラージュ品なので畑名称はなし。
色調はまだ若々しいがやや橙色を帯びたルビー。粘性は低い。
非常に綺麗に熟成している印象。
酸味溢れる紫スモモや梅しばの果実味とともに、果実を煮込んだソース、より鮮明な腐葉土の香りが力強く立ち上る。生肉、ローズヒップ、オリエンタルなスパイス香が漂う。
口当たりはまだ若々しく、酸味も苦味も香りを引き立てる。口に含むとスパイスと血の香りが広がる。余韻は非常に長い。


生産者: ブシャール ペール エ フィス
銘柄: ラ ロマネ 1982

ネゴシアン、ブシャールのラ ロマネ。
ラ ロマネはヴォーヌロマネにあるロマネコンティに隣接した、フランス最小AOC、0.9haの特級畑。
現在ラ ロマネはコント リジェベレール元詰のモノポールで、当時はブシャールがリジェベレールからフェルマージュして販売していた。
色調は橙を帯びたルビー、粘性は中庸。
胡椒、八角やオリエンタルなスパイスと生肉、血液の野性的な香り、黒オリーブや梅しばの果実の塩辛いニュアンス、スーボワの大地香、ローズヒップの香りが漂う。それらが渾然一体となってソースの様に芳香する。ナッツの樽香も。滋味溢れる香り。十分なパワー感がまだ残っている。
アセロラを噛んだ様なややざらついた酸味と柔らかなタンニン、テロワールのポテンシャルを十分に感じさせる造りだった。


共に生来の出来の良さに所以するものなのか、非常に綺麗に熟成している印象だった。特にブシャールのラ ロマネはオリエンタルなスパイスや血液、ソースなどの熟成香が果実を覆う様に複雑なテクスチャを形成している。
モレ サン ドニはよりローズヒップや核種系の香りが高い密度で存在していた。若干若いからだろうか。

いや、ラ ロマネは本当に綺麗に香り高く熟成したもんだ。同じ約30歳なのに何かずるいな(笑)
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
ついった
物欲センサー
物欲センサー2
リンク
QRコード
QR