若くして朽ちたグランヴァン(クロ ド ラ ロッシュ2005、コルトンシャルルマーニュ2000)

こんにちは。
先ほどの続きです。


生産者: ジョルジュ リニエ
銘柄: クロ ド ラ ロッシュ 2005

やや透明度の高い濃いめのルビー、粘性は低め。
既にかなり熟成感の高い香り。
アセロラ、梅しばや生肉、鉄釘、黒オリーブの香りが支配的である。果実味が強く凝縮感がありヴィンテージが若かったら華やかで甘やかな香りだったのだろう。甘草や燻製の香りも。
口当たりはやや鉄っぽくパワフルでタニック、シルキーとはちょっといい難い。2005でこれか...。


生産者: ルイ ラトゥール
銘柄: コルトンシャルルマーニュ 2000

こちらも熟成香が中心。
色合いも黄金色に色づいている。
若かりし頃はピリッとしていたであろうミネラル感、レモン、洋梨の果実味、ドライハーブ、塩っぽいローストナッツ、シャンピニオン。、ハチミツのニュアンスも。
ルイシュニュに似ている。
奥底に果実香があり、全体的には熟成香りが中心となっている。
口当たりは流石に柔らかい。酸味は控えめ。とにかくミネラル感が今だ強く残る。2000年と考えると、どことなく納得させられる造りではあるもののグランヴァンならばこれくらいの年齢は弾き返してしかるべきだとは思う。


ブルゴーニュは生産者にもよるので経年劣化は個体差はあるかもしれませんが、それなりに評価の高い生産者...特にルイラトゥールのコルトンシャルルマーニュはかのネゴシアンの必殺技に近いものがありますので、これは間違いなく劣化によるダメージだと思います。
生半可にもともとの出来の良さを感じさせるため、ことさらガッカリ...
名刺まで頂いたが、もうここには来ないと思います。
ちゃんとテイスティングしてますか?
してたにせよ、してなかったにせよ、グランメゾンの名前を背負うのであればサービスすべきワインでは無いと思います。
グランヴァンをグラスで出すのは非常に面白い試みであると思うし、貴重な機会ではあると思うのですが、これならいっそ無い方が世のため人のためになるかと思います。
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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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