場繋ぎ的更新7: さながらコート ロティ。最強のパロディワイン、ゴートロティ 2009

こんにちわ。
勤務地が変わってからというものの、全く更新が出来ていません..
ネタがないというわけではなく、むしろネタは延々と溜まって行ってるのですが、アウトプットを出来るだけ情報を調べる事が出来てないのが主な遅延の理由ですかね...

なので前回同様場繋ぎ的にデイリーを一本。南アフリカのシラーです。


生産者:ゴーツ デュ ローム ワイナリー
銘柄:ゴート ロティ 2009

驚く程本物のローヌスタイル。新世界的では無いシラーとヴィオニエの使い方だ。
そして、そのレベルの高さは、本場のコートロティと同等と言っても過言ではない。
果実味豊かなエルミタージュではない、スパイシーで華やかなコートロティのスタイルだ。
外観は濃いルビーで粘性は高い。
黒胡椒やパストラミハムの様なスパイシーな風味、バニラやミルクティー。
そして薔薇、スミレの香りを主体に、甘露なプラムやブラックベリーの果実味が感じられる。
煙草、トースト、リコリスなどの風味も感じられる。
タンニンと酸は力強いが毛羽立った感じは無く、どこかコートドールのピノノワールの様な上品さを垣間見せる。
甘やかなヨーグルトやベリーの風味のアフターが心地よく広がる。


いや、凄いワインでした。
確かにボディの力強いシラーなんですが、新世界のシラーズの様な甘露さに寄る味わいではなく、南仏系のスパイシーで官能的なシラーだと感じました。そしてどこか熟したピノノワールを想起させる風味があります。とてもリッチな風味で新樽比率10%、12ヶ月熟成を経て出荷されます。
価格にして1800円でこのクラスの味わいはそうそう無いと思います。
ゴーツ デュ ローム ワイン カンパニーはその名前の通り南仏ローヌ系の品種を使用したパロディワインを作っています。今回のゴートロティはシラーとヴィオニエの混醸(いわゆるギガル系のアッサンブラージュですね)ですし、ゴーツ デュ ロームはシラーズを中心とした6品種、シャルドネのゴート ドールなんてのもあります。これはコート ドールですかね。醸造はフェアビューのチャールズバック氏です。個人的にはフェアビューのワインより断然良い印象を受けます。
何度かこのワイナリーのワインは飲んだ事はありますが、どのワインも価格対比で見た時に確実に値段以上の品質を感じられるワインを作っています。
南アフリカは元々フランスの植民地だった時代があり、その食文化にも密接な関係性があります。
ワインは食文化に合わせてスタイルが変わりますので、この様なエレガントなスタイルとなったのはなんとなく理解はできますね。

とても高品質なシラーだと思います、値段的にもオススメです。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

カテゴリ
最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
検索フォーム
ついった
物欲センサー
物欲センサー2
リンク
QRコード
QR