カステッロ ディ アマ、単一畑ラ カスッチア

こんばんわ。
ブルゴーニュは一旦ストップで、イタリアを飲んでみました。
本当は今日は飲まないつもりでしたが、折角外出したので一杯だけ。

今回は前回のベラヴィスタと同様、カステッロ ディ アマのキアンティ クラシコ単一畑です。
こちらもラッパリータ、ベラヴィスタ同様、カステッロ ディ アマの旗艦銘柄となります。


生産者: カステッロ ディ アマ
銘柄: キアンティクラシッコ ヴィグネート ラ カスッチア 2007
品種: サンジョベーゼ、メルロー

透明度が低い濃いガーネット、粘性は高い。
カシスとプルーンの黒い果実味。芍薬、鉛筆の芯、鉄釘の香りが中心となり、煙草、桧木、クローヴ、甘草、バニラなどの木やスパイスの香りがしなやかに芳香する。ややボルドー的でメドックに近い造り。
アタックはしなやかでボルドーの重厚感はあまり感じさせない。酸味はやや強め、果皮の厚い果実の風味がある。タンニンはやや強め。クオリティは高いけど、やや硬い印象だった。


....4月28日に同じくカステッロ ディ アマの単一畑 ベラヴィスタを飲んでいるので、ついでにそちらとの比較を。

生産者: カステッロ ディ アマ
銘柄: キャンティクラシコ ベラヴィスタ 2007
品種: サンジョベーゼ、マルヴァジア ネラ

カステッロ ディ アマのキアンティクラシコの単一畑であるベラヴィスタです。
色はやや深いガーネット。粘性は低い。
未体験の香り。抜栓後、オイリーでタールやタバコの様な香りか主張するが、その奥に少しづつ果実味が感じられるくる。
西洋杉、焼いたゴム、鉄釘などおおよそサンジョベーゼを感じられない香りから、カシスやブラックベリーの穏やかな果実味が広がる。
そしてチョコレートやドライフラワーの香り。大地香も。
キアンティのフレッシュさというよりも、カベルネやローヌに近いインキーで重厚な造りに感じる。
かといえば花々しさや軽やかさを見せるあたり非常に多面性を見せるワインでもある。
抜栓直後というのもあり非常に閉じている印象はあるもののポテンシャルはかなり高いか?
アタッキーで、タニックで酸も強く人を寄せ付けない感じではあるものの、熟成していけばボルドーの様なエレガンスを出して行くのではないか。確かに今現状を鑑みるだけであれば、ラッパリータの圧勝かもしれない。


マルヴァジア ネラをアッセンブラージュしているベラヴィスタと比較するとしなやかで、悪い言い方をするとぼんやりした印象を受ける。ベラヴィスタの方がより硬く、重厚。カスッチアの方はよりエレガントでしなやかな造り。
パーカーポイントは共に96点と異常なほど高得点だが、個人的にはあまり得意なタイプではないなぁ。

ちなみにメルロー主体のラッパリータは2万円、単一畑もののキアンティクラシコは1万8千円、ハイクは5千円。いずれも高いが、ラッパリータだけは確実に価格に見あった価値はある。
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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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