【アルザス:1】トリンパック上位キュヴェの魅力。

こんにちは。
本日はアルザスの超大手ワインメーカー、トリンパックの上級キュヴェをレポートします。
と言ってもグランノーブルや虎の子のクロ サンテューヌなどの白ラベルは無いんですがね...ただネゴスものではなく自社畑で作る金ラベル、リースリング キュヴェ フレデリック エミールです。

トリンパックはアルザスに1626年に設立された老舗ドメーヌ、現在の名声を確立したのは9代目フレデリックエミール時代。(現在は12代目)
45haの自社畑の1/3は特級畑、すべて有機栽培を実践しております。
今回のキュヴェ フレデリックエミールは特級ガイスベルグとオステルベルグの区画で作られたリースリングです。
フラッグシップは白ラベルのクロ サンテューヌ、ヴァンダンジュ タルティヴ、セレクション グランノーブル。
上位キュヴェとして金ラベルが、そしてネゴスラベルとして黄ラベルがあります。


生産者: トリンパック
銘柄: リースリング キュヴェ フレデリック エミル 2008

7000円、WA92pt
外観は濃いストローイエロー、粘性は高い。
ペトロール香とミネラル感が過剰な程突出している。重い。
洋梨やマンゴーの核種系フルーツの豊満な香り。そしてハチミツ、白胡椒、わずかにキノコやアスパラガス、フレッシュハーブ、蜜蝋の香り。花の豊かな果実味。複雑な香りが感じられる。
酸味が柔らかで非常に豊かな旨味がある。凝縮感がある。
とても美味しいし、余韻も長い。

ペトロール香がリースリングの特徴とはいえ、ミネラル感とともに突出し過ぎている。強烈。
そもそも今飲む事を拒否されている感覚になる。それだけヴァンドガルドなワイン。イメージとしては奥に濃厚な核種系フルーツの果実味がしっかりとあり、それをすっぽりとミネラルとペトロールの風味が蓋をしている感じ。
徐々に解けてくると、豊満な甘みと複雑なハーブ、キノコの香りが強く芳香してくる。
改めて思うがリースリングは本当に特異な品種だと思う。こんなにもブラインドで当てやすい品種は無いと思う。
ドイツのラインガウも偉大なリースリングを算出するけれども辛口主体のアルザスの方が個人的には好きだな。
ヴァインバックのシュロスベルクも素晴らしかったけどこちらも劣らず凄まじいリースリングだった。
こうなるとフラッグシップ、クロ サンテューヌも気になってくるというもの。


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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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