【ブルゴーニュ:28】コート シャロネーズに拠点を置く生産者、ブルゴーニュ色々。

こんにちは。
今日もブルゴーニュですが、拠点をコートシャロネーズに置く生産者を書いています。

L.トラミエはコート シャロネーズのメルキュレに拠点を置く老舗ネゴシアン。
A.P.ド ヴィレーヌはDRC共同経営者であるオベール ド ヴィレーヌの所有するドメーヌで、現在は甥のピエール ド ブノワを指揮を取っています。コートシャロネーズに限定し高品質かつ低価格なアリゴテとピノノワールを作っていますが、生産はすべてビオロジック。新樽は使用せず、白は古典的な大樽で、赤は一部バリック樽の醸造を行っています。

生産者: L.トラミエ
銘柄: ポマール プルミエクリュ 2009


生産者: L.トラミエ(オスピス ド ボーヌ)
銘柄: ボーヌ プルミエクリュ キュヴェ ルソー デラント 2009


ヴィノスやまざきさんにて。
ポマールとボーヌ1級ですが、あまり良い印象がなかったので。外観は中庸なルビー。
ブラックベリーやダークチェリーの果実味が感じられます。樽もバランス良く効いていますが、如何せん全体的に小振りな印象が拭えません。
香りの立ち方、密度、酸やタンニン、すべてが小さくまとめられています。
6000円から9000円という価格帯を考えるとかなり厳しい印象です。
この感じで2000円ならまずまずお得ですが...ポマールやボーヌの一級畑に求めるレベルはちょっと到達していないかなあ、と。
まあボトルで飲んだら少しは印象が変わるかな...?試しに買ってみたいのですが、如何せん数千円払うにはリスクが高すぎる...


生産者: A.P. ド ヴィレーヌ
銘柄: メルキュレ レ モント 2011

約3000円。
外観は淡いルビー、粘性は低い。
香りはとてもガメイ的でフレッシュなストロベリーやラズベリーの果実味、そして黒胡椒やグローヴ、パストラミハムなどの風味を感じられる。
口当たりは酸味が豊かでタンニンは穏やか。スパイシーでちょっとシラーの様な風味が感じられる。DRCとは異なるが面白いワインではある。


ちなみにDRCに似ているという売り文句って凄く無責任ですよね。こんなん買ってる奴なんぞハナから飲む機会ねえだろという。
そして実際似てるかというと微妙。
DRCのワインは瑞々しい熟した赤い果実味と梗のスパイシーな風味、オレンジなどの調和の取れた風味が感じられますが、こちらはキャンディ香と梗のスパイシーさが前に出ており、さながらシラーとガメイの合いの子の様な佇まいを感じさせます。
品質自体は高いし、低価格帯でとても頑張って美味しいワインを作っているとは思うんですが、DRCとはバランスの取り方や押し出している要素がかなり異なると思います。
確かに「DRCの生産者が作る」っては間違いじゃないんですが、これを「DRCの様なー」といって押し出すのは生産者や消費者に対して失礼ではないのだろうか...と思ってしまいます。もし意図的に方向性を変えていたなら尚更で...
いやっ、まあ私もロマネ コンティ飲んだことないんですけどね...ハハハ。
ハハハハーハハ!

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No title

誇大宣伝文句には「うげらっ!」ってなりますよね。

ここで書かれている某社の某試飲会でのナパ広域ものとオーパス・ワンをブラインドさせて「同じような味ならこっちのナパ広域の方が安くていいですよね!」って売り方には未だに許せぬ……

このトラミエシリーズ、比較的ヴィノスさんで空けてる飲む事が容易なオスピスですけれども、大抵「悪くないけど良くはない」どまりというか値段相応さは微塵もないっていう、これは単純に生産者の力量と判断すべきでしょうか?
それともオスピス競売されるブドウの質は元々低めと見るべきでしょうか?
オスピスは買うのが何となくためらわれちゃいます、買いにくい印象。

Re: No title

売り方の部分に関しては、なんかもうしょうがないですよね、後は消費者の感じ方というか。それだけ自信があるということでしょうし。
オスピスに関しては畑が悪いわけではないかと思います。問題なのは小作人側で自身のドメーヌを運営しつつ、オスピスを作らなくてはならないところかと。しかも売上に応じた対価らしいので、片手間になるのは自明の理というか。そもそもあまり作りが上手くないように見受けられるので、それが片手間になったらどうなのか...というところを考えると結構微妙なところかもしれないですね。
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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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