【ウィスキー:1】ウイスキー4種テイスティング

こんにちは、HKOです。
HKOはちょっとだけ蒸留酒も嗜みます。
ワインほど詳しくは無いですけど、日持ちするので、結構便利に飲んでおります。
テイスティングは基本ワインと同様の方式で行っていますが、何分アルコール度数が高く、ストレートで飲むとアタックが前面に出てしまう為、一口はストレート、あとは香りが一番立つ15%程度にアルコール度数を抑えたトワイスアップにしています。(体にも優しいですし...)
そんな感じでウイスキー4種のテイスティングレポートです。


生産者: ラガヴーリン
銘柄: ラガヴーリン クラシック オブ アイレイ カスク 10年

ホテル椿山荘の老舗BARであるル マーキーで樽熟成を行った(行っている)ラガヴーリン。
外観は濃い琥珀色。
消毒液やカスクのコーヒーの様なニュアンス、塩ナッツの香り。
ヒリつく様なエッジーなアルコールの荒々しい口当たり。


生産者:マークス&スペンサー
銘柄:アイラ シングルモルト スコッチウィスキー 12年
アルコール度数:40%

イギリスの総合スーパー、マークス&スペンサーのプライベートブランドウィスキー。
清澄度は高い明るい麦わら色。
メイプルシロップや麦芽やハーブオイル、リンゴなどの比較的丸みのある香りが主体的。黒土、燻製の様なスモーク香、アーモンドなど。
柔らかいアタック、ミドルボディ。
口の中で白い花や樽材の甘いアフター。


生産者:ラフロイグ
銘柄:ラフロイグ 10年
アルコール度数:40%

スタンダードなラフロイグ。
清澄度は高く、色調は麦わら色。
かなり強い燻製香、フュメ。ヨード。ニンジンのグラッセ、洋梨、メープルシロップなど。薬品やピート香が主体となっている。
アタックは硬質、口に含んだ時に焼いた樽材や火打石の様なアフター。ピーティー。


生産者: シーバスリーガル
銘柄: シーバス リーガル ゴールド シグネイチャー 18年
アルコール度数:40%

スタンダードなシーバスリーガル。
清澄度は高く、色調は中庸なブラウン。
非常に甘露でキャッチーな味わい。カラメルやバナナ、洋梨、白い花。白胡椒の様な香りが感じられる。香り同様アタックもシルキー。茹でた小豆やカラメルのアフター。
樽の香りが主体的だが、ラフロイグの様に樽特化ではなく、より調和のとれた味わい。
穏やかで膨らみのあるブレンデッド。


どのウィスキーにも一貫してピート香と樽香は存在。樽のロースト度合や蒸留時のピートにより、大なり小なりの差異はいずれにもあるものの、全体の香味の主体であり、基本的な構成する要素としての役割はどのウィスキーも変わらない。
ワインで言うノンアロマティック品種に対して第三アロマが突出している状態。
その上でピート香が突出していたのはラフロイグ、ロースト香が突出していたのはシーバスリーガルだった。
シーバスリーガルは間違いなく樽の熟成期間が長い為だと思う。樽のサイズにも起因すると思うけど調べるのが面倒なのでここはパス。ワイン同様大樽と小樽で樽香に差異が出ることは間違いない認識。ラフロイグは蒸留起因の香りが強い。
次に大きな違いが現れたのは甘みの部分。酵母、乳酸菌に起因する果実を連想させる香り。ワインで例えると第二アロマになるのかな。
バナナやニンジンのグラッセなどの風味が出るものもあれば、樽と結合してカラメルの風味が出るものもありました。
ここら辺は結構多種多様でしたが、マークス&スペンサーとシーバスリーガルのウィスキーがもっとも果実味的な甘さを感じやすかったと思います。
ストラクチャーについて。
これはシングルモルトが全体的に硬質な印象を受けるのに対してブレンデッドは丸みや柔らかさを感じることができました。これは間違いなくグレーンウィスキーによるものだと思います。これだけ突出して硬質感が無く、良い意味で飲みやすくクセがない味わいだったと思います。
独特の...という特徴が無いのが、逆に良い部分ではあるのかも。
シングルモルトはピーキーですが、より蒸留、熟成工程の影響がわかりやすく現れていると感じました。

今回まとめてテイスティングしたサンプル数が少ないのでなんとも言えないですが、糖化、発酵、蒸留、熟成の行程で付加される要素が酒蔵によってかなり違っていた印象です。
比較的短い熟成期間の物を飲みましたが、長期、短期を順に追ってテイスティングするのも面白そうですね。



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HKO(はこ)

Author:HKO(はこ)
HKOです。
世界を股にかけない普通の内勤サラリーマン。
体はピノノワールとシャルドネで出来ていますが、最近は専らシラー、グルナッシュ、ヴィオニエなどの南仏品種や、ジンファンデルみたいな濃い品種が好み。貴重なワインや興味深いワインを求めて日夜東京を徘徊する日々。
食べ歩きを2014年頃からスタート。
ミシュラン星付きフレンチ(2017年度版まで)制覇まであと2店舗。
2店舗のハードルが高いので、最近は手軽なビストロなどを周遊。
基本フレンチ/イノベーティブ/フュージョンを愛するが、イタリアンや和食にも食指を伸ばす日々。ペアリングは考えず、皿の中で終局する世界観を大切にしています。

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